緑化力は沙漠化よりもはるかに強い


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植林運動と自分史

N・GKS代表 澤井敏郎氏に聞く

 戦後70年の今年、高齢世代の間で戦争体験などを記録に残すため自分史に取り組む人が増えているという。中国やモンゴルの沙漠(さばく)などで植林ボランティア活動を展開している「N・GKS(エヌ・ジクス)」(NGO緑の協力隊・関西澤井隊)の澤井敏郎代表(京都府城陽市)はその好例で、先ごろ、これまでの活動記録の集大成と八十余年の一代記を組み合わせた私蔵本を自費制作した。具体化への苦心談や自分史づくりに必要な要件などを話してもらった。(聞き手=池田年男)


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