「自由民主」の「安保」広報 首相ら集団的自衛権を説明


「自由民主」の「安保」広報

情報量で挽回の必要あり

 自民党の機関紙「自由民主」の1面に安保法制(同党は平和安全法制と表記)に理解を求める内容が7月14日号、21日号、28日号と連続して載った。内側のページで「Q&A」は連載しているが、連続1面を張るとキャンペーン性が感じられる。

 ただ、安保テーマの1面展開は昨年7月7日号で7・1閣議決定(集団的自衛権一部容認)を取り上げて以来。野党側機関紙の反対キャンペーンに比べ、情報量で大きく水をあけられている。衆院選のように「先手必勝」といかず、安保法制に国民の理解を求める取り組みでは後手に回った。自民党としては情報量を増やす必要があろう。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ