ACORNの闇(中) 大規模な不正有権者登録


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 2008年米大統領選で、過激な左翼団体「即時改革のためのコミュニティー組織協会(ACORN)」の無法ぶりを世に知らしめたのが、有権者登録活動での大規模かつ組織的な不正行為だ。ACORNは21州で約130万人を新たに有権者登録させたと発表したが、架空の人物の申請や重複登録などさまざまな不正が発覚し、各州の当局が捜査に乗り出す事態に発展した。

 例えば、ネバダ州ラスベガスの選管当局によると、ACORNが提出した有権者登録の48%が不正だった。同州ではまた、プロフットボールチームの選手名が記載された登録用紙が見つかるなどしている。


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