腹心ジャレット氏 左翼思想のルーツに共通点


800

 オバマ米大統領は1991年にハーバード大学ロースクールを修了した後、コミュニティー・オーガナイザーとして3年間働いたシカゴに戻る。生まれ故郷のハワイから遠く離れ、家族や親戚のいないシカゴを「第2の故郷」に選んだのはなぜなのか。

 それは、左翼活動家のネットワークを通じてキャリアを積み上げていく将来像を描いたからだ。実際、オバマ氏はシカゴの左翼人脈・組織を土台に政治家として台頭していった。

 そのシカゴでオバマ氏は価値観を共有し、公私両面で同氏を支える2人の「女性同志」と出会う。その女性とは、バレリー・ジャレット大統領上級顧問とミシェル・オバマ夫人だ。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ