腹心ジャレット氏 左翼思想のルーツに共通点
編集局 2015/7/30 再考 オバマの世界観|北米・中南米 [会員向け]
オバマ米大統領は1991年にハーバード大学ロースクールを修了した後、コミュニティー・オーガナイザーとして3年間働いたシカゴに戻る。生まれ故郷のハワイから遠く離れ、家族や親戚のいないシカゴを「第2の故郷」に選んだのはなぜなのか。
それは、左翼活動家のネットワークを通じてキャリアを積み上げていく将来像を描いたからだ。実際、オバマ氏はシカゴの左翼人脈・組織を土台に政治家として台頭していった。
そのシカゴでオバマ氏は価値観を共有し、公私両面で同氏を支える2人の「女性同志」と出会う。その女性とは、バレリー・ジャレット大統領上級顧問とミシェル・オバマ夫人だ。
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