集団的自衛権合憲の憲法学者に光を当て論拠語らせた新潮の座談会


◆「違憲」ばかりが報道

 衆院憲法審査会に呼ばれた「憲法学者」3人が、集団的自衛権は「違憲」との見解を示した。その後、憲法学者たちの“人気投票”のように集団的自衛権が扱われ、朝日新聞、東京新聞などは「違憲が多い」ということばかりを報じている。

 だが、ことは「憲法論議」であって、数が多いか少ないかで決める事柄ではまったくない。確かに同じ見解が多いということは考慮されるべきだろうが、法律論の本質を離れて、論点が巧妙にずらされることで、憲法論議よりも情緒的な「国民感情」誘導に力が注がれているのが現状だ。


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