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首都直下地震の備え

 先日、内閣官房参与(国土強靭化担当)の藤井聡京都大学大学院教授と内閣府でお会いする機会があり、国土強靭化という切り口で「日本の国土の特性、社会インフラ(公共事業)、防災教育、経済など」について意見交換をした。  特に私…

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原子力発電の継続を求める

評論家 大藏 雄之助 規制委安全審査で運営 遺憾な高浜差し止め仮処分  「3・11」と呼ばれる東日本大震災の大災害から5年が過ぎた。前回が昭和8年(1933年)3月3日の三陸地震だから78年ぶりであった。まさに寺田寅彦の…

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理想語る力無くなった共産党 筆坂氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(8) 行き詰まり原点に戻れと主張 田村  筆坂 共産主義社会は理想社会なんだ。何の悩みもない。社会主義の中で、欲とかが削(そ)がれていき、みんな良い人ばっかり…

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銃密輸作戦の資料提出でオバマ氏が態度を軟化 Obama relents on Fast & Furious executive privilege, turns records over to Congress

 オバマ政権は8日、判事の命令を受け入れ、失敗した「ファスト・アンド・フュアリアス」銃密輸作戦の資料を議会に提出した。下院監視委員会が1年前に出した召喚命令を受けた措置だ。  オバマ大統領は、大統領権限を主張し、資料の議…

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憲法「前文」に国柄書くのは世界の常識と知るべき朝日の自民案批判

◆社会党が嘆いた悪文  現行憲法の前文は「悪文」として知られる。憲法案が審議された第90回帝国議会(1946年)で日本社会党の鈴木義男議員は党を代表して前文に疑問を呈した。  「まことに冗漫であり、切れるかと思えば続き、…

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複数の文化共存するバングラ

首相顧問のリズヴィー教授が講演 タリバンの影響力を排除 イスラム社会だがイスラム国家ではない  来日中のバングラデシュ首相顧問のガウハー・リズヴィー教授は7日、都内で「政府は消えうせるのか―ガバナンスの将来」と題し講演し…

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安倍長期政権を占う3カ月

政治ジャーナリスト 細川 珠生 景気回復と憲法改正を 日本の進路考え参院選に臨め  はや3回目の国政選挙となる参院選挙が3カ月後に迫っている。“3回目の”というのは、安倍政権発足後、国政選挙が3回目であるということだ。 …

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共産の「暴力」で破防法できた 筆坂氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(7) 国民にもっときちんと説明を 田村 山下書記局長発言は間違い 戦後の暴力革命に関して、政府は3月22日、日本共産党が現在も破壊活動防止法(破防法)の監視対…

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トランプ認識は周回遅れでも、彼の提起する問題は無視できない

 1992年の米大統領選予備選の最中、米南部のオクラホマ州の町を訪れ、「日本車たたき」場面に出会った。日本車の「侵略」が、米自動車産業に打撃を与え、日本の政治家の「米労働者は怠け者」発言なども伝わり、日本への怒りがあちこ…

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日米安保無くして国を守れるか 田村氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(6) 憲法改め軍隊保有が本来の方針 筆坂  田村 政策の個別の問題だが、日米安保条約を廃棄して自衛隊解体というのが共産党の本来の主張のはずだが、その辺のところ…

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イスラム国がイラクで自爆テロ、楽観的な国防総省 Pentagon upbeat even as Islamic State suicide bombers strike Iraq

 オバマ政権からイラクに関して楽観的な報告が出ている中で、「イスラム国」はバグダッド近郊の政府支配地域内、戦争で荒れ果てたイラクの至る所で爆弾テロを繰り返している。  (イスラム厳格派の)サラフィストのスンニ派組織による…

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「子どもの貧困」キャンペーン、「家族価値」触れぬ地元2紙

「子どもの貧困」キャンペーン、「家族価値」触れぬ沖縄の地元2紙

《 沖 縄 時 評 》 貧困の底流に「性の乱れ」  沖縄県では今年に入って「子どもの貧困」がにわかに社会問題化してきた。貧困率が全国最悪とする研究報告などが発表され、地元紙、沖縄タイムス(以下、タイムス)と琉球新報(同、…

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欧州のイスラム化 加速の恐れ

EUとトルコ、移民・難民送還始まる ビザなし渡航6月までに実現  欧州連合(EU)とトルコは3月18日、移民・難民の送還で合意、4月4日、送還が始まった。合意には、トルコのEU加盟交渉の加速化と、トルコ国民のEU諸国への…

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今も日本共産党憲法草案を自慢 筆坂氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(5) 現行憲法の制定時に反対した党 田村 立憲主義を語る資格がない  筆坂 共産党には立憲主義を語る資格がない。そこまで言うなら、憲法改正を言わなきゃ筋が通ら…

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北朝鮮は現実の脅威 衝動的な攻撃に備えよ

非難・制裁も顧みず  1982年1月8日生まれが正しければ北朝鮮の金正恩第一書記は現在34歳である。  聞知するところによれば、少年期にスイスに留学。帰国後、北朝鮮の最高学府である金日成総合大学と高級将校の教育機関である…

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共和党はガーランド判事指名に断固反対-上院院内総務 McConnell says no weakening among Republicans in opposition to Garland

 共和党のミッチ・マコネル上院院内総務は5日、最高裁判事に指名されたメリック・ガーランド氏の承認公聴会への反対で党は結束していると述べた。  マコネル氏はラジオのヒュー・ヒューイット・ショーで「何も問題はない。ブルーステ…

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3月日銀短観の景況感予想の悪化にも反応が鈍く論評が少ない各紙

◆読売は厳しく問題視  民間経済調査機関の予想通り、3月日銀短観による景況予想は良くなかった。大企業製造業で2期ぶり、大企業非製造業では6期(1年半)ぶりの景況悪化だった。  日本経済はこのところ、国内総生産(GDP)成…

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内部崩壊する「オール沖縄」

OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 翁長派「新風会」が分裂 知事給与引上げを自民阻止  本欄で再三指摘してきたとおり、保守陣営から寝返った翁長雄志沖縄県知事を支えた革保野合集団「オール沖縄」の内部崩壊がついに…

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安保法廃止で共産は大失敗も 筆坂氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(4) 「戦争法」の命名こそ憲法違反 田村  筆坂 政権交代の時の選挙で、共産党は300小選挙区のうち150くらいしか立てていない。何も民主党に協力するために立…

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タガをはめられた沖縄県知事 田村氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(3) 暴力なしの革命はあり得ない 筆坂 幹部会の中などで共産党が政権を握ったら、不破さんとか志位さんが、自分は何々大臣になるとかという話は出たことがあるか。 …

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イスラム過激派の暴挙は増えている More radical Islamic outrage

 野球には筋力と同様、頭脳も必要だ。そして、タンゴには、卑猥(ひわい)さが感じられないエロチシズムがある。米国の大統領は、それが誰であれ、その両方に夢中になる資格はある。三塁のベースラインの後ろで野球のシーズンを、あるい…

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安保理解しないトランプ氏

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 大統領選、4人の戦いへ 米の復活目指すクルーズ氏  【ワシントン】数多くの接戦が繰り広げられ、劇的な展開あり、露骨な反則ありの選挙戦の末、候補は4人にまで絞られた。サンダース、…

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「人口減の脅威」を再論する

経済ジャーナリスト 尾関 通允 国内市場狭小化の恐れ 現況は不安の時代の始まり  日本は今日、まぎれもなく史上初めての「飽食の時代」のさなかにある。例えば、テレビやラジオ。本番とCMを含めて早朝から深夜まで飲食物がらみの…

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