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安倍長期政権を占う3カ月
政治ジャーナリスト 細川 珠生 景気回復と憲法改正を 日本の進路考え参院選に臨め はや3回目の国政選挙となる参院選挙が3カ月後に迫っている。“3回目の”というのは、安倍政権発足後、国政選挙が3回目であるということだ。 …


共産の「暴力」で破防法できた 筆坂氏
筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(7) 国民にもっときちんと説明を 田村 山下書記局長発言は間違い 戦後の暴力革命に関して、政府は3月22日、日本共産党が現在も破壊活動防止法(破防法)の監視対…


トランプ認識は周回遅れでも、彼の提起する問題は無視できない
1992年の米大統領選予備選の最中、米南部のオクラホマ州の町を訪れ、「日本車たたき」場面に出会った。日本車の「侵略」が、米自動車産業に打撃を与え、日本の政治家の「米労働者は怠け者」発言なども伝わり、日本への怒りがあちこ…


日米安保無くして国を守れるか 田村氏
筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(6) 憲法改め軍隊保有が本来の方針 筆坂 田村 政策の個別の問題だが、日米安保条約を廃棄して自衛隊解体というのが共産党の本来の主張のはずだが、その辺のところ…

イスラム国がイラクで自爆テロ、楽観的な国防総省 Pentagon upbeat even as Islamic State suicide bombers strike Iraq
オバマ政権からイラクに関して楽観的な報告が出ている中で、「イスラム国」はバグダッド近郊の政府支配地域内、戦争で荒れ果てたイラクの至る所で爆弾テロを繰り返している。 (イスラム厳格派の)サラフィストのスンニ派組織による…


「子どもの貧困」キャンペーン、「家族価値」触れぬ沖縄の地元2紙
《 沖 縄 時 評 》 貧困の底流に「性の乱れ」 沖縄県では今年に入って「子どもの貧困」がにわかに社会問題化してきた。貧困率が全国最悪とする研究報告などが発表され、地元紙、沖縄タイムス(以下、タイムス)と琉球新報(同、…


欧州のイスラム化 加速の恐れ
EUとトルコ、移民・難民送還始まる ビザなし渡航6月までに実現 欧州連合(EU)とトルコは3月18日、移民・難民の送還で合意、4月4日、送還が始まった。合意には、トルコのEU加盟交渉の加速化と、トルコ国民のEU諸国への…


今も日本共産党憲法草案を自慢 筆坂氏
筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(5) 現行憲法の制定時に反対した党 田村 立憲主義を語る資格がない 筆坂 共産党には立憲主義を語る資格がない。そこまで言うなら、憲法改正を言わなきゃ筋が通ら…

北朝鮮は現実の脅威 衝動的な攻撃に備えよ
非難・制裁も顧みず 1982年1月8日生まれが正しければ北朝鮮の金正恩第一書記は現在34歳である。 聞知するところによれば、少年期にスイスに留学。帰国後、北朝鮮の最高学府である金日成総合大学と高級将校の教育機関である…

共和党はガーランド判事指名に断固反対-上院院内総務 McConnell says no weakening among Republicans in opposition to Garland
共和党のミッチ・マコネル上院院内総務は5日、最高裁判事に指名されたメリック・ガーランド氏の承認公聴会への反対で党は結束していると述べた。 マコネル氏はラジオのヒュー・ヒューイット・ショーで「何も問題はない。ブルーステ…

3月日銀短観の景況感予想の悪化にも反応が鈍く論評が少ない各紙
◆読売は厳しく問題視 民間経済調査機関の予想通り、3月日銀短観による景況予想は良くなかった。大企業製造業で2期ぶり、大企業非製造業では6期(1年半)ぶりの景況悪化だった。 日本経済はこのところ、国内総生産(GDP)成…

内部崩壊する「オール沖縄」
OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 翁長派「新風会」が分裂 知事給与引上げを自民阻止 本欄で再三指摘してきたとおり、保守陣営から寝返った翁長雄志沖縄県知事を支えた革保野合集団「オール沖縄」の内部崩壊がついに…


安保法廃止で共産は大失敗も 筆坂氏
筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(4) 「戦争法」の命名こそ憲法違反 田村 筆坂 政権交代の時の選挙で、共産党は300小選挙区のうち150くらいしか立てていない。何も民主党に協力するために立…


タガをはめられた沖縄県知事 田村氏
筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(3) 暴力なしの革命はあり得ない 筆坂 幹部会の中などで共産党が政権を握ったら、不破さんとか志位さんが、自分は何々大臣になるとかという話は出たことがあるか。 …

イスラム過激派の暴挙は増えている More radical Islamic outrage
野球には筋力と同様、頭脳も必要だ。そして、タンゴには、卑猥(ひわい)さが感じられないエロチシズムがある。米国の大統領は、それが誰であれ、その両方に夢中になる資格はある。三塁のベースラインの後ろで野球のシーズンを、あるい…

安保理解しないトランプ氏
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 大統領選、4人の戦いへ 米の復活目指すクルーズ氏 【ワシントン】数多くの接戦が繰り広げられ、劇的な展開あり、露骨な反則ありの選挙戦の末、候補は4人にまで絞られた。サンダース、…

「人口減の脅威」を再論する
経済ジャーナリスト 尾関 通允 国内市場狭小化の恐れ 現況は不安の時代の始まり 日本は今日、まぎれもなく史上初めての「飽食の時代」のさなかにある。例えば、テレビやラジオ。本番とCMを含めて早朝から深夜まで飲食物がらみの…


ものすごい書き換えする共産党 筆坂氏
筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(2) コミンテルン日本支部がルーツ 田村 田村 志位委員長の『綱領教室』という3冊の本を読んでみた。なるほど、批判しようと思えばそういう箇所が満載なんだなと…

フェミニズム的国連勧告で最高裁に抗い夫婦別姓導入へ誘導する日経
◆頻繁に不適切な勧告 国連憲章を起草した米外交官アルジャー・ヒスがソ連のスパイだった話は有名だが、創設期の国連で忘れてはならないもう一人の人物がいる。国連人権宣言を起草したエレノア・ルーズベルトだ。 彼女はフランクリ…


パリとブリュッセルのテロ事件、密接なネットワーク浮上
ブリュッセル国際空港(ザベンテム空港)および地下鉄マールベーク駅で3月22日に発生した連続爆破テロ事件では、35人が死亡、200人近くが負傷した。ベルギー捜査当局はフランス当局との合同捜査により、昨年11月にパリで起き…


人口減少に立ち向かい地方創生果たす
北海道再生 北海道道議会議員 柿木克弘氏に聞く 自然が豊かな北海道。近年は本道を訪れる外国人旅行者も増え国際的な知名度も高まっている。その一方で人口減少の波は北海道も例外ではなく、札幌市を除いて道内各地の市町村にも押し…


比のイスラム過激派アブサヤフ、近隣諸国に活動範囲広げる
インドネシア人船員10人拉致 別の事件でも身代金要求 フィリピン南部で誘拐事件が相次ぎ、治安当局が対応に追われている。イスラム過激派のアブサヤフが洋上でインドネシア人の船員10人を拉致したほか、昨年に誘拐した4人の外国…


高校教科書の憲法制定過程、民間草案の影響評価は“七冊七色”
省略から「大いに参考」まで 昨年6月の公職選挙法等の一部改正によって6月19日以降の国政選挙(恐らく参議院選)から選挙権年齢が18歳に引き下げられるが、これは憲法改正に必要な国民投票法の整備に伴い導入されたものだ。間も…
