[会員向け]
ルイジアナ洪水の原因は気候変動と主張するゴア氏ら Al Gore, climate activists use Louisiana floods to push narrative without evidence of link
オバマ大統領が23日のルイジアナ洪水の現地を訪問した際に、気候変動のせいにしても驚く人はそれほどいないだろうが、地球温暖化懐疑派の人々はすでに、オバマ氏のルイジアナ州訪問に難癖を付けている。 気候変動原因説は先週、ア…
GDP横ばいに民間の奮起と政府に積極投資促す改革を求める各紙
◆設備投資減を深刻視 2016年4~6月期の国内総生産(GDP)は実質で前期比0・04%増、年率換算では0・2%増と辛うじて2期連続のプラス成長にはなったが、実質横ばいだった。 この4~6月期GDPについて、各紙そろ…
現実を見ないオバマ大統領
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 核合意でイランが復活 中東で勢力拡大するロシア ロシアの爆撃機が先週、イランの空軍基地を飛び立ち、シリアの反政府組織の拠点を攻撃した。国務省は驚いていないふりをした。それはそ…
どう見る金正恩体制 権力の掌握(上)
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(1) 元公安調査庁調査第二部長 坂井隆氏 元韓国警察庁公安問題研究所研究官 柳東烈氏 北朝鮮の金正恩委員長が父、金正日総書記の死去に伴い単独で最高指導者の地位に就いてから今年末で5年…
沖縄2紙の広告収入を直撃、ネットで葬儀情報「お悔み情報局」が台頭
沖縄県では、新聞は訃報欄を大きく設けており、訃報広告は新聞の貴重な収入源となっている。ところが、2014年にはネット上で葬儀情報を提供するサービスが始まり、状況は大きく変わった。ネットでは安価で、しかも、迅速に情報を集…
今度は国連気候変動協定からの離脱が進むか Moving closer to ‘Clexit’
英国が欧州連合(EU)からの離脱を大胆にも決めて、世界中の既成勢力を震え上がらせた時、初めてブレグジット(Brexit=British+exitの造語)が世に出た。今度は、超国家主義者らをさらにあぜんとさせる動きが活発…
労働人口減と移民受け入れ
弁護士 秋山 昭八 喫緊の課題は少子化 現実を直視し真剣な議論を 日本の喫緊(きっきん)の課題は少子化である。 日本は先進国の中で最も早く人口ボーナス期が終わり、人口オーナス期に突入した。就業人口が年間30万人ずつ減…
独立主権国家の憲法に直せ
「立憲主義」について(下) 理想掲げ現実対処を 新しい憲法をつくる国民会議会長 清原 淳平 日本は、一九五一年九月八日、サンフラランシスコで対日講和条約に署名し、翌年四月二十八日、ともかくも独立を回復した。そして六月二…
白人女性に響かないトランプ氏の安全保障観 Donald Trump’s security pitch falls flat with white women‐including many Republicans
ドナルド・トランプ氏は、米国人の安全と繁栄を守れるのは自分だけだと豪語しているが、白人女性には受け入れられていない。その中には共和党員も多くいる。今秋の選挙に大きな影響力を持つグループだが、このグループが、現代政治では…
シールズの“実態”触れず「街頭政治」と持て囃す朝日の「反議会主義」
◆選挙で表される民意 「SEALDs(シールズ)」が15日に解散した。安保関連法や改憲に反対して国会前でデモを繰り広げ、参院選で野党共闘を呼び掛けたことで知られる学生団体だ。一部メディアは若者の代表のように報じ、英雄扱…
復興で一番大切なものはヒト
教育は国家百年の大計 香川県議会議員 有福哲二氏に聞く 教育こそは国家百年の大計だと、ライフワークとして教科書採択問題に取り組んできている香川県議会議員の有福哲二氏に、教育問題と地域が乗り越えないといけない人口減少問題…
相次ぐ北朝鮮外交官の韓国亡命 幹部階層に広がる「限界説」
在英公使に続き在露書記官も? 政権内部の第一級情報に関心 先週、韓国政府は在英北朝鮮公使を務めていたテ・ヨンホ氏が家族と共に先月、韓国への亡命を果たしたと発表したのに続き、在ロシア北朝鮮3等書記官が第三国経由で韓国に亡…
崩壊の危機に瀕する検定制度
大月短期大学教授 小山 常実 過激な反日教科書登場 「学び舎」に数々の検定基準違反 昨年4月、中学校教科書の検定結果が発表された。歴史教科書では、「学び舎」という新たな教科書が検定合格した。「学び舎」は、平成23年度を…
空虚な中世的定義
「立憲主義」について(上) 新しい憲法をつくる国民会議会長 清原淳平 言葉の感覚に惑わされるな 近年、政治の世界、報道でも、「立憲主義」という言葉がやたらと使われている。なぜこの言葉が出てきたのか。 それは、北朝鮮の…
国際教養大学で行われた交流イベントに15人集まる
“太鼓の神様”キム・ドスク教授が指導 韓国芸術総合学校(日本の4年生国立芸術大学に相当の)のキム・ドクス教授と学生によるワークショップ「韓国のリズムを体験する」が、このほど、公立大学法人国際教養大学(秋田市雄和)で行わ…
リオ五輪の前半戦総括、福原愛選手への評価で新潮と文春に温度差
◆内村選手に嫁姑問題 日本人選手のメダルラッシュで湧いたリオ五輪が閉幕する。前半には体操、水泳といった得意種目で期待通りの結果を出し、後半も卓球、バドミントン、レスリングなどで好成績を収めた。 4年に1度の大会で結果…
ユダヤ出自のペルー大統領
獨協大学教授 佐藤 唯行 独からの亡命者の子孫 各界に傑出した人材を輩出 7月末にペルー共和国大統領に就任したペドロ・クチンスキー(1938~)。その父親は著名な病理学者で、ナチス・ドイツの迫害を逃れ、1936年にペル…
クルド人の自治・独立への支持を表明したエルサレム・ポスト紙
◆国持たぬ最大の民族 内戦下のシリアで、過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いで勇猛ぶりを世界に示したクルド人。イスラエル紙「エルサレム・ポスト」(7月31日付)が、そのクルド人の自治・独立を支持する社説を掲げている…
二つの「岩礁」問題で苦慮
特報’16 蔡英文台湾総統就任から3ヵ月 「現状維持」に向け正念場 大航海時代、ポルトガル船の船員があまりの美しさにフォルモサ(麗しき島)と叫んだとされる台湾。しかし、台湾は現在、その名前とは裏腹に常に政治的緊張を強い…
オバマ氏、アサド大統領退陣要求も成果なし Five years on, Obama’s push to oust Syria’s Assad proves uniquely futile
ちょうど5年前、オバマ大統領は初めて、シリアのアサド大統領に退陣するよう求めたが、この要求は残忍な内戦の中で全く顧みられず、内戦は今週、ロシア軍機がイランの基地から発進し、アサド政権を支援する爆撃を開始するまでに拡大し…
経済強調する「公明」、安定政権で脱デフレ優先
憲法改正は「議論深める」 公明党の機関誌「公明」9月号は、「安定政権で始動、日本に希望を」との特集で参院選の総括と今後の同党の政治を展望した。 巻頭の「井上義久・党幹事長に聞く」で井上氏は、「合計14議席の獲得自体は…
共産党の選挙疲れ、「小池新党」に危機感か
「赤旗」3万部減でテコ入れ 「もっと伸びると思いガッカリしていたが、野党と市民の共闘の画期的前進がリアルにわかり元気が出た」「モヤモヤ感があったが、安倍首相を先頭にした野党共闘攻撃、共産党攻撃と正面からたたかい前進した…
「民進」に参院選総括、敗北認め「共闘」は維持
批判より対案説く蓮舫氏 民進党の機関紙「民進プレス」(8・19)に「野党連携は一定の成果/市民中心の新しい流れ」との見出しで参院選総括が載った。冒頭で「結党後、初の国政本選挙となった第24回参院選において、民進党は改憲…