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TBS「時事放談」で劇場型の政治に疑問を呈した石破・藤井の両氏
◆入閣辞退の決断評価 リオデジャネイロ五輪閉会式の東京大会PRセレモニーで、スーパーマリオに扮した安倍晋三首相、五輪旗を振った和服姿の小池百合子東京都知事。次の2020年東京五輪に向け脚光を浴びる両氏をめぐり、それぞれ…


経済封鎖続けば打撃大 柳氏
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(5) 制裁は指導部向け効果 坂井 北朝鮮の核・ミサイル開発では日本から、例えば在日本朝鮮人科学技術協会や大学などに在籍する在日朝鮮人による技術流出、対北経済支援を通じた韓国からの資金転…

国連での闘い、敵国条項の幽霊退治を
今年末退任する潘基文・国連事務総長の後任をめぐる争いが、進行している。安全保障理事会が総会に勧告する候補を選ぶため、7月から2回、11人の候補者に対し非公式予備投票を行った。3回目は29日だ。2回とも1位はグテレス前国…

北ミサイル開発の裏面史
8月24日、北朝鮮がSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)1発を発射し、約500キロ飛行させて日本の防空識別圏内80キロに着弾させた。狙いは性能向上テストだが、日中韓外相会談と米韓合同軍事演習に合わせたけん制だろう。 S…


「グアム到達か」前提に議論を 坂井氏
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(4) 核・ミサイル(上) 韓国民に恐怖与え“南々葛藤” 柳 北朝鮮は長距離弾道ミサイルの弾頭部分に小型化した核を搭載し、米本土を攻撃できる能力を備えつつあるとの見方がある。果たしてその…

米副大統領、ギュレン師処遇でトルコに譲歩求める Joe Biden tries to placate Turkey as U.S. shelters coup suspect Fethullah Gulen
バイデン副大統領は24日、オバマ政権に対するトルコの怒りを静めようと、微妙なタイミングで重要な同盟国トルコを訪問した。先月のクーデター未遂事件に関与したとトルコが非難しているイスラム指導者の即時引き渡しを米国が拒否した…


政権長期化、4代5代世襲も 柳氏
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(3) 権力の掌握(下) 冷徹な計算で路線ぶれず 坂井 金正恩委員長の統治スタイルは即興的、感情的な面が強いと言われる一方、合理的な判断を下しているとする見方もある。 坂井隆 即興的、…

故永六輔氏のテレビ批判「日本人を恥知らずにした」
ラジオからの功罪見直し提案 リオ五輪が終わったら、テレビをほとんどつけなくなったという人が多いのではないか。それだけ日本のテレビは見るに値しない番組を垂れ流している。唯一、ワクワクしながら見るのはスポーツ中継ぐらいか。…

原発事故から5年半の現実、深まる福島への差別
事実が軽視され、風評被害続く 東京電力福島第1原発事故からもうすぐ5年半が経(た)つというのに、福島の住民はいまだに風評被害に苦しんでいる。福島の食材を忌避する消費者は少なくないし、現地でのボランティア活動への誹謗(ひ…

小池百合子都知事の誕生 女性が政治を動かす時代
世界で女性がトップに 今年7月末、東京都に小池百合子氏による初の女性都知事が誕生、心から応援の拍手を送りたい気持ちだった。 明治以来、日本は近代化に向かって欧米を先進国と見て、生活、経済などの文化を取り入れて近代化し…


オバマ氏とクリントン氏の政治思想
米紙ワシントン・タイムズ電子版論説エディターモニカ・クローリー氏に聞く 米紙ワシントン・タイムズの電子版論説エディターなどを務める保守派コラムニスト、モニカ・クローリー氏はこのほど、世界日報のインタビューに応じた。クロ…


「終末思想」で若者引き込むIS
機関誌ダビク通じ世界に発信 過激派組織「イスラム国」(IS)に引き寄せられるように、世界中のイスラム教徒や改宗した若者らが「イスラム国」に「移住」している。その原因の一つにISの「終末思想」があると指摘されている。(カ…

国家の危機伝えぬマスコミ
桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 中国の暴走は三面記事 覇権狙う国家の体質報道を 8月に入り、日本中の関心事はオリンピックとなった。皆が寝る間も惜しんでテレビの前に陣取り、日本人としての自覚に目覚め、国旗が掲揚さ…


側近は正恩氏の信任が全て 坂井氏
香港「自治」の行方 識者に聞く(2) 権力の掌握(中) 妹・与正氏、政権唯一の「実勢」 柳 北朝鮮の独裁体制維持に最も重要な役割を果たしている組織・機関は。またその中心的なメンバーは誰か。 柳 幾つか重要な組織・機関が…

ルイジアナ洪水の原因は気候変動と主張するゴア氏ら Al Gore, climate activists use Louisiana floods to push narrative without evidence of link
オバマ大統領が23日のルイジアナ洪水の現地を訪問した際に、気候変動のせいにしても驚く人はそれほどいないだろうが、地球温暖化懐疑派の人々はすでに、オバマ氏のルイジアナ州訪問に難癖を付けている。 気候変動原因説は先週、ア…

GDP横ばいに民間の奮起と政府に積極投資促す改革を求める各紙
◆設備投資減を深刻視 2016年4~6月期の国内総生産(GDP)は実質で前期比0・04%増、年率換算では0・2%増と辛うじて2期連続のプラス成長にはなったが、実質横ばいだった。 この4~6月期GDPについて、各紙そろ…

現実を見ないオバマ大統領
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 核合意でイランが復活 中東で勢力拡大するロシア ロシアの爆撃機が先週、イランの空軍基地を飛び立ち、シリアの反政府組織の拠点を攻撃した。国務省は驚いていないふりをした。それはそ…


どう見る金正恩体制 権力の掌握(上)
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(1) 元公安調査庁調査第二部長 坂井隆氏 元韓国警察庁公安問題研究所研究官 柳東烈氏 北朝鮮の金正恩委員長が父、金正日総書記の死去に伴い単独で最高指導者の地位に就いてから今年末で5年…


沖縄2紙の広告収入を直撃、ネットで葬儀情報「お悔み情報局」が台頭
沖縄県では、新聞は訃報欄を大きく設けており、訃報広告は新聞の貴重な収入源となっている。ところが、2014年にはネット上で葬儀情報を提供するサービスが始まり、状況は大きく変わった。ネットでは安価で、しかも、迅速に情報を集…

今度は国連気候変動協定からの離脱が進むか Moving closer to ‘Clexit’
英国が欧州連合(EU)からの離脱を大胆にも決めて、世界中の既成勢力を震え上がらせた時、初めてブレグジット(Brexit=British+exitの造語)が世に出た。今度は、超国家主義者らをさらにあぜんとさせる動きが活発…

労働人口減と移民受け入れ
弁護士 秋山 昭八 喫緊の課題は少子化 現実を直視し真剣な議論を 日本の喫緊(きっきん)の課題は少子化である。 日本は先進国の中で最も早く人口ボーナス期が終わり、人口オーナス期に突入した。就業人口が年間30万人ずつ減…


独立主権国家の憲法に直せ
「立憲主義」について(下) 理想掲げ現実対処を 新しい憲法をつくる国民会議会長 清原 淳平 日本は、一九五一年九月八日、サンフラランシスコで対日講和条約に署名し、翌年四月二十八日、ともかくも独立を回復した。そして六月二…

白人女性に響かないトランプ氏の安全保障観 Donald Trump’s security pitch falls flat with white women‐including many Republicans
ドナルド・トランプ氏は、米国人の安全と繁栄を守れるのは自分だけだと豪語しているが、白人女性には受け入れられていない。その中には共和党員も多くいる。今秋の選挙に大きな影響力を持つグループだが、このグループが、現代政治では…
