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福祉拡大が「結婚離れ」の一因に、米研究機関が報告書

「結婚罰」に直面する低中所得層 家庭を強化する制度が必要  米国で進む「結婚離れ」の背景として、政府の社会福祉政策の影響が指摘されている。米民間研究機関は、結婚して世帯の総所得が増えると福祉手当がカットされる「結婚ペナル…

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尖閣防衛に真剣に取り組め<English付>

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 戦争を準備する中国 日本は直ちに行政的対応を  最近、中国の漁船数百隻と海警局の公船が日本の接続水域に侵入していることで、尖閣諸島の状況が注目を集めている。…

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情報の収集・分析、北の立場で「内在的接近」を 柳氏

どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(9) 先入観や願望排する心掛けで 坂井 両氏とも長年、金正恩情報を収集・分析してきた。心掛けてきたことは。  柳東烈 その前に指摘しておきたいのは北朝鮮体制は決して「合理的」とは言えな…

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祈る存在が象徴の本質

天皇陛下「お気持ち」表明に思う(下) 作家 竹田恒泰  明治22年に旧皇室典範が発布されるが、この時に譲位を制度化すべきかどうか明治の元勲達がさんざん議論してきた。そして四つの理由で制度化すべきでないという結論になった。…

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パリ協定批准に上院の承認は不必要-ホワイトハウス White House defends Obama evading Senate on Paris climate deal

 ホワイトハウスは29日、上院の承認なしで「パリ協定」を批准するとしたオバマ大統領の決定を擁護したが、今週の中国訪問中に批准を発表するとの中国の報道を確認することはなかった。  しかし、オバマ氏と中国の習近平国家主席が、…

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「アフリカ開発会議」とナイロビ宣言に対する各紙の着眼点に特色

◆影響力強める欧米中  基調講演で安倍晋三首相が表明したのは、3年間で官民総額3兆円規模の投資をするほか、約1000万人の技術者らを育成する人づくりに取り組む方針であった。  初めてアフリカ開催となり、日本主導でアフリカ…

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「財団」通じ巧妙な資金集め

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー クリントン家復活へ 根深い電子メール問題  バーニー・サンダース氏は、ヒラリー・クリントン氏のスキャンダルの本質がまったく分かっていない。1回目の討論会でサンダース氏が、電子メ…

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拉致と日朝、二国間で困難なら大局的に 坂井氏

どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(8) 強まる北朝鮮の対日工作 柳 日本人拉致被害者の再調査などを約束した日朝ストックホルム合意から2年以上が経過したが、成果を上げられずにいる。日本はどうしたらいいか。  坂井隆 外交…

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天皇陛下「お気持ち」表明に思う

天皇陛下「お気持ち」表明に思う(上) 作家 竹田恒泰 歴史省み衆議を尽くせ  天皇陛下のビデオメッセージによる、お気持ち表明を大きな驚きをもって拝聴した。天皇は非政治的であるという憲法上の大前提があり、陛下はこれまで皇室…

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金城徹・那覇市議会議長に辞職勧告「独善的で非民主的議会運営」

金城徹・那覇市議会議長に辞職勧告「独善的で非民主的議会運営」

自民・公明など賛成多数で可決 共産だけ擁護  沖縄県那覇市議会の金城徹議長に対する辞職勧告決議が19日、自民、公明両党などの賛成多数で可決された。金城氏は翁長雄志知事の側近で、知事を支える「オール沖縄」勢力のうち、県内の…

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クリントン陣営、トランプを国家反逆罪呼ばわり Hillary and treason

 とんでもなく恥知らずな話に聞こえるが、日曜日、クリントン陣営の選挙参謀ロビー・ムックは、ABCニュースで、ドナルド・トランプが「この選挙戦においてクレムリンの単なる操り人形に成り下がっているというのは、本当かどうか」と…

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アドラー心理学に学ぶ生き方

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 人生を研き自分らしく 自己受容・他者信頼で健康に  昨今の不安定な社会状況と先行不透明な世相にあって、人々は混迷の日々を過ごしているのではなかろうか。  このような状況の中で近年、…

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北朝鮮市場経済、富裕化で勤労意欲喚起の効果 坂井氏

どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(7) 闇市拡大しても統制に自信 柳 経済に話を移したい。近年の目新しい傾向の一つに首都・平壌の高層ビル建設がある。ここには新興の富裕層が関わっているとの指摘もあるが。  坂井隆 いわゆ…

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核合意後もイランの態度は変わらず Confrontations reveal Obama’s nuclear deal having little effect on Iran’s behavior

 イラン核合意が鳴り物入りで交わされ、イラン政府・軍の行動が穏健化するとオバマ政権高官らが希望を表明してから1年、イランと米国の海軍がペルシャ湾で今週、2度にわたって危険なほど接近したことで、イランが何を意図しているのか…

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リオ閉会式の「安倍マリオ」登場に「政治利用」と難癖付ける朝、東京

◆見出し工夫する各紙  南米初の「スポーツと平和の祭典」リオ五輪が幕を閉じた。日本選手団は過去最多のメダルを獲得しただけに閉会式を伝える各紙は「熱狂 東京に続く」(産経23日付)「さあ4年後は東京の出番だ」(読売社説=2…

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尖閣領海侵入は「侵略」

世日クラブ 中国の海洋進出と日本の安全保障自衛隊は尖閣をどう守る 元統合幕僚学校副校長・海将補 川村純彦氏  世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が19日、都内で開…

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後方装備にも関心を

 防衛省は2017年度予算の概算要求で、防衛費を前年度当初よりも増やし、5兆168億円を計上する方針だ。今年度予算より2・3%増の予算要求額となっている。  尖閣諸島(沖縄県石垣市)など離島防衛を念頭に、2035年度配備…

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トランプ氏が晒したアメリカ

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 差別や怒り抱え自己中心 国民の気持ち代弁した暴言  アメリカの大統領選挙戦は残すところ2カ月余りとなったが、ここにきて共和党候補ドナルド・トランプ氏は民主党候…

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対中・対米関係、次期大統領誰でも大差ない 柳氏

どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(6) 中国、北の核で韓国取込めず 坂井 北朝鮮の金正恩委員長は伝統的な友誼(ゆうぎ)の関係を強調しながら核・ミサイル問題で近年ぎくしゃくしていた中国、また表面的には非難しながら実は最も…

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北海道師範塾「教師の道」で教師魂を磨く

北海道師範塾「教師の道」で教師魂を磨く

向上する教師目指し定期講座、民間企業トップ招き講話  教師の質の低下がいわれて久しい。学校現場での人間関係や肉体的な過労などによってストレスを抱え鬱(うつ)病で休職する教師も増加しているという。そうした中で「教師魂を磨く…

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東京の都市機能の掘り下げ必要だったNW日本版「東京五輪への期待」

◆東京の機能は驚異的  リオ五輪の終了を待ってましたとばかり、「ニューズウィーク日本版」(8月30日号)が、「TOKYO in 2020 世界は4年後の東京に何を期待しているか」と題した特集記事を載せている。その中で、東…

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ドゥテルテ比大統領、中国との2国間協議実現に集中

 来月のラオスで行われる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議を前に、フィリピンのドゥテルテ大統領は南シナ海問題をめぐり、中国との2国間協議の早期実現を目指す方針を示した。ASEAN首脳会議では、南シナ海問題を提起しな…

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前近代の教育が教えること

名寄市立大学教授 加藤 隆 正しい姿勢と素読重視 「分け隔て」をせず共に学ぶ  近代国家を目指して日本が邁進(まいしん)していた明治の終わり頃、期せずして、内村鑑三と新渡戸稲造は教育に関して同じ警鐘を発している。  「近…

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