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衆院補選初の「自」「民」対決 選挙に見境ない野党共闘
民進はLGBT票を狙う 民主党が民進党になって、また蓮舫代表を選出して初の衆院選となる23日投開票の東京10区と福岡6区の補欠選挙。目下、最後の舌戦が展開されている。 自民党の機関紙「自由民主」は公認候補のいる東京1…
和平協定は事実上崩壊、南スーダンで戦闘が再燃
スーダンから2011年7月に独立した南スーダン。アラブ系イスラム教徒主導のスーダン政府から独立を勝ち取り、武装闘争から解放された南スーダンだが、独立後も騒乱が絶えない。7月には首都ジュバで戦闘が再燃、和平合意は事実上崩…
苛政に苦しむ北朝鮮人民
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 信頼失った金正恩政権 エリート層の亡命が相次ぐ 昨今の北朝鮮情勢を観察・分析している時、『論語』の次の一説を思い出した。 孔子の弟子の一人に子貢という者がいた。ある時、子貢は師に「政…
福音派、クリントン氏に強い反感
インタビューfocus 米大統領選、どう動く宗教票 米ピュー・リサーチ・センター上級研究員 ジェシカ・マルチネス氏 米大統領選で「宗教票」の動向は選挙結果を左右する重要な要素だ。米調査機関ピュー・リサーチ・センターのジ…
トランプ氏敗北すれば暴動、民主党側が懸念 Democrats warn of a racist uprising if Donald Trump loses election
民主党周辺で大統領選をめぐって、ドナルド・トランプ氏が敗北した場合に白人優越主義者やネオナチによる暴力的な反乱が起きるのではないかという懸念が強まっている。 民主党候補ヒラリー・クリントン氏が11月8日の投票で勝利し…
経済失速の主因「消費増税」主張し補正待望論批判する産経の無責任
◆批判の資格はあるか 産経が第3次補正待望論を、13日付社説「主張」で「成長への疑問増すだけだ」と批判している。 総事業規模約28兆円の経済対策の第一弾となる第2次補正予算が成立したばかりであり、3次補正待望論は、産…
敵対者を脅迫するトランプ氏
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 民主的良識への侮辱 繰り返される扇情的発言 はちゃめちゃで、どうしようもなく混乱した第2回大統領候補討論会は、ドナルド・トランプ陣営を消滅から救うには十分だったが、勝利の可能…
沖縄本島・東村高江区の反基地運動に住民が困惑
工事車両前での低速走行や道路封鎖など 沖縄本島北部の北部訓練場(東村高江)周辺の着陸帯(ヘリパッド)建設に対する抗議活動で道路が連日混乱するなどし、農家らを中心に村民は迷惑を被っている。県警によると、抗議活動には極左活…
偽善という言葉とヒラリー Hypocrisy and Hillary
ヒラリー・クリントンと偽善という言葉が、ぴったり同意語にならなくても、それらは、同じウェブアドレスを共有しているようなものだ。彼女の個人的寄付者や組織対象の(高額)有料演説の抜粋が入っているウィキリークスのEメール・キ…
前代未聞の2016米大統領選<English付>
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 2大政党制の矛盾露呈 棄権や第3の候補に投票も 今年の米大統領選挙についてどこから説明したらいいだろうか。間違いなく、今までの選挙で最も風変わりなものにな…
ロシアがハッキングでトランプ氏後押し-ファインスタイン上院議員 Russia is hacking U.S. ‘with the goal of electing Donald Trump’: Sen. Feinstein
オバマ政権は、ロシアが米国の選挙に干渉していると非難したが、上院情報委員会副委員長がロシア政府は単に干渉しているだけではないと主張した。 ファインスタイン上院議員(民主、カリフォルニア州)は今週、ドナルド・トランプ氏…
中日の捏造記事が浮き彫りにした企画ありきの「貧困モノ」の危うさ
◆作り出された「逸脱」 「犬が人間をかんでもニュースにならないが、人間が犬をかめばニュースになる」。一昔前にはこんなニュースの定義があった。今では犬が人間をかめば、立派なニュースだが、ある時代まではごくありふれた話で、…
IS、未成年の勧誘加速
テロ計画関与の逮捕相次ぐ 過激派組織「イスラム国」(IS)のシリアやイラクの戦闘に最も多くの欧州国籍者を送り込んでいるフランスで、テロ計画に関与する未成年者が次々と逮捕されている。社会的疎外感を持つアラブ移民系の未成年…
子供たちの豊かな成長支える
コミュニティ・スクールと地方創生 岩国市会議員 前野弘明氏に聞く 学校と保護者や地域の人々がともに知恵を出し合って、子供たちの豊かな成長を育むコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)。現在でこそ、コミュニティ・スク…
楽観できない習近平軍事改革
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 見えてきた党軍間の軋轢 習氏「依然、非常に困難」と吐露 習近平政権になって34回目になる党中央政治局の集団学習が去る7月28日に開催された事実とその様子を伝える新華社電が『月刊・中国情勢』…
基地と経済のリンク、にぎわい取り戻す起爆剤に
国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地(6) 自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート 与那国町は戦前から漁業と農業を中心に、東洋一とも言われた鰹節(かつおぶし)工場を中心に産業が発展し、最も多い時で…
二重国籍禁止法案の真意
インタビューfocus 国益優先は国会議員の責務 日本維新の会幹事長 馬場伸幸氏 民進党蓮舫代表が台湾国籍をも保有することが発覚して浮上した二重国籍問題は、その後、十数人の国会議員が二重国籍者であると指摘され、波紋が広…
横浜の「日本新聞博物館」が今夏リニューアル
情報過多の時代、取捨選択する力を 1871年、「横浜毎日新聞」が産声を上げて145年、日刊新聞発祥の地横浜に日本新聞博物館ができて16年が過ぎた。会館以来6万人前後の来場者を迎えていたが、老朽化や情報化社会に対応するた…
トランプ氏の「わいせつ発言」報道で“下衆な知性”を発揮した新潮
◆勝負あった大統領選 米大統領選は投票まで1カ月を切った段階で、「勝負あった」状態になっている。安易な予想はすべきでないが、この状況で共和党候補のドナルド・トランプ氏が当選したら、選挙人獲得という米大統領選の仕組みを知…
性暴力横行するコンゴ東部
1996年以降、20年間にわたって紛争状態が続くアフリカのコンゴ東部において、反政府武装勢力が住民に恐怖心を与えて支配する「安価な武器」として性暴力が利用されている。現地で性被害者の救済とケアに取り組んでいるパンジ病院…
金融政策枠組み転換の長短
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 持久戦型の運営を評価 物価目標2%に固執するな 日本銀行は、去る9月20~21日の政策委員会政策決定会合において、13年4月以来先月までの「量的・質的金融緩和」「その拡大…
駐屯地効果、島が潤い人口流出に歯止めも
国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地(5) 自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート 沖縄には「島ちゃび」という言葉がある。「離島苦」の意味で、頻繁に襲う台風が主産業の農作物に大被害を与えること、さ…
歴史を塗り替える中国
インサイト2016 筑波大学名誉教授・理学博士 遠藤 誉 2016年9月20日、米ワシントンDCのナショナル・プレス・クラブで国際シンポジウムが開催された。主催はアメリカの大手シンクタンク「Project(プロジェクト…