和平協定は事実上崩壊、南スーダンで戦闘が再燃


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 スーダンから2011年7月に独立した南スーダン。アラブ系イスラム教徒主導のスーダン政府から独立を勝ち取り、武装闘争から解放された南スーダンだが、独立後も騒乱が絶えない。7月には首都ジュバで戦闘が再燃、和平合意は事実上崩壊しており、内戦再突入が懸念されている。(本田隆文)

 ジュバで7月上旬、キール大統領派とマシャール副大統領派との間で戦闘が発生し数百人が死亡した。

 さらに今月に入り戦闘が再燃、南スーダン軍報道官が14日に発表したところによると、政府軍とマシャール副大統領派の戦闘や民間人への残虐行為で、1週間に少なくとも60人が死亡した。


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