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歪んだ「ジン史観」、邪悪な国と一貫して描写
米国の分断 第3部 「自虐主義」の源流 (2) 米国民の歴史観に大きな影響を与えた故ハワード・ジン・ボストン大学名誉教授の著書『民衆のアメリカ史』。「共産党宣言」の冒頭で「今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史で…

睡眠負債~その正しい理解~
睡眠評価研究機構代表 白川修一郎氏 世界で一番睡眠時間が短い日本 「すいみんの日」市民公開講座「睡眠負債~その正しい理解~」(江戸川大学睡眠研究所・柏市共同主催)がこのほど千葉県柏市のアミュゼ柏で行われた。睡眠評価研究…

佐々淳行氏の“遺言”スパイ防止法制定に触れなかった各紙の訃報記事
◆情報戦の重要性訴え 初代内閣安全保障室長を務め「ミスター危機管理」と呼ばれた佐々淳行氏がメディアから姿を消されて久しい。ご病気かと案じていたら11日付の各紙に訃報が載った。長年、警察で警備や外事に携わり、あさま山荘事…


米史上最も誠実な大統領か
アメリカ保守論壇 M・ティーセン トランプ氏、公約を次々実行 うそや事実の歪曲も トランプ大統領は、米国近代史上、最も誠実な大統領として記憶されるかもしれない。 誤解しないでほしい。トランプ氏は四六時中うそをついてい…


パワハラ問題の頻発に思う
NPO法人修学院院長・アジア太平洋学会会長 久保田 信之 背後に「誤った教育観」 上下関係認めない現代社会 女子レスリングで五輪4連覇を果たし国民栄誉賞を受けた選手がパワーハラスメントを受けたとして、関係者が内閣府に告…


米、一帯一路の呼称変更を警戒
中国、イメージ向上狙う 米国のインド太平洋軍によると、中国はシルクロード経済圏構想「一帯一路(ワン・ベルト・ワン・ロード、OBOR)」の英語の呼び名を変更し、世界的覇権の拡大を目指す一帯一路の攻撃的なイメージを緩和しよ…


歴史を書き換えた1冊、人々から国家への誇り奪う
米国の分断 第3部 「自虐主義」の源流 (1) 第1部、第2部では、米国で自国の歴史や現代社会を否定的に捉える風潮を示す事例を紹介した。第3部では、こうした「自虐主義」がなぜ浸透したのか、その背景を探る。(編集委員・早…

キャッシュレス化は時代の潮流であり「乗り遅れるな」と主張する2誌
◆地方コンビニも導入 近年、キャッシュレス決済が注目を集めている。これまで商品やサービスへの決済といえば現金やクレジットカードが主だった。それが、スマートフォンや電子マネーなど新しい情報ツールによってキャッシュレス化が…

新NAFTA合意に最悪回避も「禍根残した」と米国を批判する各紙
◆数量規制など問題視 「新NAFTAに盛る規制を拡散するな」(4日付日経)、「米の保護主義政策拡大を懸念」(本紙5日付)、「禍根残した米国の恫喝外交」(6日付読売)、「管理貿易の危惧を強めた」(7日付産経)、「数量規制…


検証「奴隷貿易ユダヤ支配」説
獨協大学教授 佐藤 唯行 英蘭などが中心的役割 他にも咎められるべき集団 アメリカでは環大西洋奴隷貿易におけるユダヤ人の責任を追及する告発が、黒人イスラム教団の歴史研究部を中心とする黒人民族主義系の学者たちにより長年続…

ヘイリー米国連大使の辞任は強硬路線へのステップか Diplomats see Haley resignation as step toward hard-line approach
ニッキー・ヘイリー米国連大使が9日、年末までに辞任することを突然表明したことは、米政府の外交展望に衝撃をもたらしている。トランプ大統領が就任3年目に向け、国際問題で強硬路線にシフトする準備を進めているとの見方が出ている…


証言は金城牧師の後知恵、全国民に責任なすりつけ
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (26) 金城重明牧師の「家族殺し」の初告白は続く。 <父もその場で死んだ。愛情と殺意が入れ替わり、人間否定に変質して行った(原文のママ)。敵に捕らえられて…

金永南氏が漏らした本音
韓国与党に「保守打破」提唱 仲間同士ではつい本音が出てしまうものだ。内輪の話となるからだ。北朝鮮の金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長が漏らした一言は、北朝鮮の本音と、韓国の誰が“仲間”なのかを図らずも暴露して…

韓国抜きでも軍事訓練 北に核リスト提出迫る米
平壌宣言は文政権の“暴走” 9月19日の平壌共同宣言は関係国が注目していた「北の非核化」ではなく、南北の軍事的緊張緩和に重点が置かれていた。後日、東京で行われた国慶日(韓国建国記念日)のパーティーで李洙勲(イスフン)駐…

国連委と左派NGOの癒着
8月にジュネーブ国連本部で開催された人種差別撤廃委員会において対日審査会が開催され、日本政府への最終報告書が発表された。今回の対日勧告では、慰安婦問題について、政府間合意では恒久的な問題解決にならないと批判した。 今…

武器輸出が好調、トランプ氏が支援 U.S. arms exports soar, aided by Trump
最高司令官の営業主任としての活躍で米国の軍事企業は、武器輸出で大きな実績を上げ、今年度の輸出額は3分の1以上増加して、過去最高額に次ぐ550億ドルとなった。 政府高官らはこの数カ月間、外国軍への米国製兵器の質と価値の…


「無意識」という人間の異界
意識は表層、異界に委ねる 広島大学名誉教授 町田 宗鳳氏に聞く 近著の『異界探訪』(山と渓谷社)について話を聞こうと、富士山を望む御殿場高原に建立された超宗派「ありがとう寺」に開祖の町田宗鳳・広島大名誉教授を訪ねた。同…


ロシアの“悪夢の1カ月”
知事選で異例の無効判断 供与ミサイルが自軍機撃墜 9月中旬から10月初めにかけて、ロシアではさまざまな事件がメディアを賑(にぎ)わせた。極東・沿海州地方知事選で異例の「選挙結果無効」の判断が下され、シリアではロシアが供…

とブレット・カバノー判事-150x150.jpg)
米最高裁判事にカバノー氏就任
米連邦最高裁判事に指名された保守派のブレット・カバノー氏が6日、上院で承認され、就任した。承認に向けた手続きの終盤で性的暴行疑惑が浮上するなど波乱を経ながらも、共和党は結束して承認にこぎ着けたことで、支持層は活気づく。…


安倍首相に改憲実現を期待
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ インド太平洋構想推進も 安易な対中関係改善は避けよ 安倍晋三首相は9月20日の自民党総裁選で大方の予想通り3選を勝ち取った。しかも議員票では80%、党員票でも55%という…

柴山文科相の教育勅語に関する発言の揚げ足を取り騒ぎ立てる朝毎
◆加地氏の道徳教育論 大阪大学名誉教授の加地伸行氏が産経コラム欄『古典個展』で道徳についてこう述べておられたことがある。 「小学校・中学校における道徳教育に対して、否定的に文句を言っている人が多いが、そのほとんどは、…


玉城デニー新沖縄県知事、前途多難な船出
辺野古移設阻止を最重要課題、国と対立が激化 先月30日に行われた沖縄県知事選挙で初当選した玉城デニー新知事は4日、県庁に初登庁した。翁長雄志前知事の遺志を受け継ぎ、政府が進める米軍普天間基地の名護市辺野古への移設阻止を…


最大の脅威は中国浸透工作
インタビューfocus 台湾海峡情勢の行方 元台北駐日経済文化代表処代表・羅 福全氏 台湾に対する中国の圧力により不安定化する台湾海峡情勢。中国はどこに向かい、台湾はこれにどう対応すべきか。台湾の駐日大使に相当する台北…
