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プーチンとネタニヤフのもろい友情 Fragile Putin-Netanyahu friendship

 ウラジーミル・プーチンとベンヤミン・ネタニヤフは、長年、強い個人的関係を持っている。ロシアの大統領とイスラエルの首相は幾つかの類似点を共有している。  彼らは2人とも、彼ら自身のであれ、また、彼らが自国の利益になると認…

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最高裁判事指名で公聴会、信頼性低いフォード氏の証言

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 性的暴行、FBIが捜査終了  トランプ大統領は2日のミシシッピ州での集会で、前週に上院司法委員会で証言したクリスティーン・フォード氏をからかい、「『ビールを一杯飲みました』『どうやって家…

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平成31年度防衛予算に思う

元統幕議長 杉山 蕃 新中期防へ意欲的主張 「宇宙」「サイバー」など強化  今回は、8月末日公表、9月14日インターネット掲載された平成31年度防衛予算概算要求について、若干の所見を披露したい。今回防衛関係費として計上さ…

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外国人観光客を呼び込め

地方自治体 あの手この手  日本政府は2020年までに訪日観光客(インバウンド)4000万人と消費額8兆円の達成を掲げている。昨年度のインバウンド数は2869万人と5年連続で過去最高を更新。今年は台風など災害の影響が懸念…

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精強自衛隊に欠かせぬ訓練

 前回の防衛レーダーで「災害派遣などで、自衛隊を便利屋的に使い過ぎることは、精強さの低下に繋(つな)がる」と書いたら、「便利屋」という表現は使うべきではないというご意見をいただいた。  確かに「便利屋」の意味を辞書で調べ…

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貴乃花など“時の人”に発言の場を提供するも掘り下げ不足だった文春

◆新聞TV報道も批判  週刊誌は“時の人”をつかまえて話を聞くのが商売だ。それも守勢に立たされていたり、なかなか大手メディアで取り上げられない人の声を引き出して伝える。新聞TVの逆を突いて、読者の“情報飢餓感”を満足させ…

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諸文明が融合した中国文明

哲学者 小林 道憲 大きい北方遊牧民の影響 西方・南方からも異文化流入  中国文明は、四千年来の一貫した歴史を持ったオリジナルな文明だと思われているが、必ずしもそうではない。中国文明も、その長い変遷の過程で、常に外部から…

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ビル・ガーツ

米前政権の融和策で中国「増長」

 南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島海域で、中国海軍の駆逐艦が米駆逐艦に異常接近するなど、海域での中国の活動が活発化している。米海軍元高官は、オバマ前政権時に厳しい対応を取らなかったことが中国の「増長」を招いたと指…

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中国との貿易戦争で武器を手に入れた米国 U.S. gains ammo in trade war with China

 トランプ米大統領は北米自由貿易協定(NAFTA)のパートナーであるメキシコ、カナダと新協定を結ぶことに何とか成功した。このことは、ホワイトハウスがエスカレートする中国との貿易戦争で強硬路線を取る上で追い風になると、政権…

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彼氏チェンジと性病検査繰り返す女子高生に理解示す女医使うNHK

◆偏った思想刷り込む  公共の財産である電波を使うテレビには「政治的な公平」が法律で義務付けられているから、意見の分かれるテーマは公平に扱う必要がある。しかし、ドキュメンタリー、教育、福祉など分野を問わず、偏った視点で作…

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親族「殺した」金城牧師

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (25) 沈黙破った隠れた主人公  前回、沖縄の新聞やテレビで乱用されている「集団自決」「強制集団死」という並列表記の起源が伊佐良博氏の『鉄の暴風』で使われた造…

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「経済成長重視が基本」貫く

懸案にどう挑む 第4次安倍改造内閣 (下)  「最大の課題は国難とも呼ぶべき少子高齢化だ。真っ正面から立ち向かい、全ての世代が安心できる社会保障制度へと改革を進めていく」――。内閣改造を終えた2日夜の会見で、経済政策につ…

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迫りくる米中間選挙、現・前大統領が異例の舌戦

トランプ批判、共和党に逆風 筑波学院大学名誉教授 浅川 公紀  米中間選挙の投票日が、11月6日に迫っている。11月の中間選挙の結果は、これまでになく米国の今後に大きな影響を及ぼす。トランプ大統領もオバマ前大統領も、この…

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玉城デニー氏、沖縄県知事選に圧勝の理由

玉城デニー氏、沖縄県知事選に圧勝の理由

《 沖 縄 時 評 》 「翁長氏の遺志」前面に 「亡霊」と闘った佐喜真氏 ◆地元2紙勝利の前回  翁長(おなが)雄志(たけし)沖縄県知事の急逝を受けて行われた知事選は、翁長氏の「後継者」をうたい文句にした玉城(たまき)デ…

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軍事演習が示す中露関係

 9月初旬にモスクワからシベリア地方で行われたロシアの軍事演習「ボストーク2018」は、特筆すべき点が二つある。一つ目は30万人もの兵士が参加した冷戦以来の大規模なものであったこと。二つ目に初めて3200人もの中国人民解…

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ウォーレン氏、サンダース氏との戦いへイメージ一新 Warren refurbishes image for battle with Sanders

 エリザベス・ウォーレン上院議員は2020年大統領選出馬への「真剣な検討」の姿勢を示しており、バーナード・サンダース上院議員と同じ土俵で戦うことになりそうだ。  ウォーレン氏はサンダース氏と同様、リベラルな政策を持ってい…

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普通の子供を素晴らしく

開拓力と誇り持つ人材育成 平成の松下村塾塾長 中塩 秀樹氏に聞く  長く教育の現場で働いてきた中塩秀樹氏は今年4月、山口県岩国市で「日本の未来を切り拓く、誇りある日本人」を育成するため、「松下村塾」を平成の世に復活させた…

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ウズベキスタンの政治・経済改革

 ウズベキスタンが、経済の自由化や政治の民主化など改革に向け大鉈(なた)を振るい始めている。同国では前カリモフ大統領の急逝を受け、シャフカト・ミルジヨエフ元首相が2016年12月の選挙を経て大統領に就任して、間もなく2年…

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党に腹心そろえ改憲の布陣

懸案にどう挑む 第4次安倍改造内閣 (中)  先月20日に総裁連続3選を果たした安倍晋三首相だが、石破茂元幹事長に追い上げられ、圧勝して最後の任期に弾みをつける思惑が外れた。今回の組閣も総裁選で借りをつくった各派閥の意向…

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シリア反政府勢力、国境地域から撤退

イスラエル、人道支援を終了  内戦が続くシリアで、昨年6月からの同国軍による攻撃を受けて、イスラエル国境付近の地域を拠点としていた反体制勢力が撤退、国境地域はシリア政府の支配下に入った。これを受けてイスラエル軍は9月13…

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解明進まぬ露親子襲撃事件

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 容疑者2人は関与否定 被害者の退院後の足跡も不明  英国南西部の都市ソールズベリーで今年3月初めに、ロシア人2重スパイの元軍参謀本部情報局(GRU)機関員(元大佐)セルゲイ・スクリパリ(…

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第4次安倍改造内閣 総仕上げへ有力後継競わす

懸案にどう挑む 第4次安倍改造内閣 (上)  安倍晋三首相は9月20日の総裁3選勝利後の記者会見で、内閣改造・党人事について「しっかりとした土台の上で、できるだけ幅広い人材を登用していく」と語った。その言葉通り、今回の人…

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本庶氏ノーベル受賞で日本の基礎研究の現状に警鐘を鳴らす産経・毎日

◆「免疫療法」に道開く  ユーラシア大陸の北西の果てスカンジナビア半島から2日、朗報が飛び込んできた。ノーベル賞週間の皮切りとなる医学生理学賞に京都大学特別教授の本庶(ほんじょ)佑(たすく)氏が選ばれた。  人間の体には…

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