貴乃花など“時の人”に発言の場を提供するも掘り下げ不足だった文春
◆新聞TV報道も批判
週刊誌は“時の人”をつかまえて話を聞くのが商売だ。それも守勢に立たされていたり、なかなか大手メディアで取り上げられない人の声を引き出して伝える。新聞TVの逆を突いて、読者の“情報飢餓感”を満足させるやり方で、週刊誌の常套(じょうとう)手段でもある。
大相撲の貴乃花親方「退職」騒動では、普段あまりメディアに語らない、というか、何を考えているかよく分からない親方をつかまえて週刊文春(10月11日号)がトップで伝えた。「独占告白、相撲協会は私を潰しにきた」という内容だ。
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