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沖縄は全体主義的閉鎖社会、曽野綾子氏の予言的指摘
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (28) 連載第1回で筆者は、1950年8月15日、沖縄タイムス編『鉄の暴風―現地人による沖縄戦記』によって赤松嘉次大尉と梅澤裕少佐は「集団自決」を命じた「極…

「LGBT」と表現の自由 バッシング恐れる出版界
「新潮45」休刊で覚悟の有無表面化 「LGBT」(性的少数者)に関する特別企画を掲載した月刊誌「新潮45」10月号に批判が殺到したことから、発行所の新潮社が突如、同誌の休刊を決めたのは9月25日だった。出版活動をめぐっ…

共産党ポスト志位氏は誰か
共産党が野党共闘路線を維持している。来年の参議院議員選挙をターゲットに、野党共闘を呼び掛けている。10月13日から14日まで開催された共産党中央委員会総会では、参議院議員選挙での野党共闘を実現するため、野党間の真剣な協…


ドゥテルテ比大統領の健康問題
政権左右する不安材料 辞任なら野党副大統領が昇格 健康問題が浮上し、フィリピンの剛腕大統領の勢いに陰りが見え始めている。自らがんの可能性を語るなど、これまでにない気弱な一面を見せ、世論調査での政権支持率は過去最低となり…


急がれる安倍政権下での改憲
世日クラブ講演要旨 安倍改憲の行方を占う ~冷戦思考からの脱却が急務~ 政治評論家 高橋利行氏 政治評論家の高橋利行氏は10月16日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良(ゆずる)・近藤プランニングス代表取…

とアダジ元サンパウロ市長-150x150.jpg)
「ブラジル版トランプ」が優勢、28日に大統領選決選投票
南米の大国ブラジルで28日、大統領選挙の決選投票が行われる。今回の選挙は、過激な発言を続ける元軍人の右派候補が少数政党からの出馬にもかかわらず躍進を続けており、ブラジルの政治史に残る選挙として注目を集めている。(サンパ…


台湾の戦略的価値の再考を
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 強化すべき南西諸島防衛 日米同盟強め極東の平和守れ 双十節(辛亥革命で清朝を倒した記念日)の行事で蔡英文台湾総統は、中国の圧力に対して決して譲歩はしないと強調するとともに「責任ある大国」の…


アジア睨み戦略的に沖縄振興
新閣僚に聞く 宮腰光寛 沖縄・北方、少子化担当相 宮腰光寛沖縄・北方、少子化担当相はこのほど、世界日報社を含む報道各社のインタビューに応じ、沖縄振興策や北方領土対策、少子化対策などについて語った。 今後の沖縄振興計画の…


米艦艇の台湾海峡航行は中国公海主権主張に対抗
米海軍の艦艇2隻が22日、台湾海峡を航行、台湾周辺、南シナ海での主権の主張を強める中国を牽制(けんせい)することが狙いとみられるが、南シナ海で米艦艇に中国艦艇が異常接近するなど、このところ中国周辺で米中両国軍間の緊張が…


審査会で党改憲案の議論を 加藤勝信氏
インタビューfocus 臨時国会にどう臨む 自民党総務会長 加藤勝信氏 自民党の加藤勝信総務会長(衆議院議員)はこのほど、本紙のインタビューに応じ、自民党が作成した改憲案を今臨時国会の憲法審査会で議論することを求めると…


辺野古埋め立て、沖縄県議会が県民投票条例案可決へ
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に伴う埋め立ての是非を問う県民投票の条例案が26日の県議会本会議で採決される見通しだ。ただ、石垣市議会は反対する意見案を可決するなど、市町村の足並みはそろわない。法的…

キリスト教徒への弾圧 Suppression of the Saints
米国のキリスト教宣教師、アンドルー・ブランソン氏は2年間、トルコの刑務所に収監されていたが、トランプ政権の賢明な働きによって、すべての米国人が分かち合うお祝い気分の中で故国に戻った。しかし、これによってキリスト教徒の迫…


少年院生との双方向の交流
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ トモダチ作戦の経験語る 子供たちの社会復帰手助け 今年3月から、筆者は近畿地方の少年院を定期的に訪問している。東日本大震災が起きた3月11日が近づき、米軍…


社会の亀裂どう克服、愛国心に訴えるトランプ氏
米国の分断 第3部 「自虐主義」の源流 (9) 米国内の党派対立は年々先鋭化しているが、トランプ大統領が進めるあらゆる政策や人事に反対する左翼勢力の抵抗運動は、これまで見たことがないほどの激しさだ。 そもそもトランプ…


パリ爆弾テロ計画、イラン政府の関与判明
フランス内務省は今月初め、パリ近郊で今年6月に開催されたイラン反体制派組織の集会を標的にした爆弾テロ未遂事件について、計画にイラン情報省の関与を示す証拠を突き止めたことを明らかにした。イラン政府は否定しているが、フラン…


睡眠負債~その正しい理解~
子供の成長に欠かせぬ十分な睡眠 明治薬科大学リベラルアーツ准教授 駒田陽子氏 「すいみんの日」市民公開講座「睡眠負債~その正しい理解~」(江戸川大学睡眠研究所・柏市共同主催)がこのほど千葉県柏市のアミュゼ柏で行われた。…

閣僚の首を取ることに汲々とし野党議員の腐敗は大目に見る左派紙
◆生産性ない追及国会 明日から臨時国会が始まる。といっても、いま一つ心が動かない。何せ最近の国会といえば、政策論議よりも安倍一強への「追及国会」に終始し、それこそ生産性がない。 むろん議論すべき課題がないわけではない…


サウジ記者殺害指示なら代償
アメリカ保守論壇 M・ティーセン ムハンマド皇太子関与か 米議会が調査要求 サウジアラビアのムハンマド皇太子が、記者のジャマル・カショギ氏の殺害を命じたのではないかとの見方が強まっているが、そうだとしたら、ムハンマド氏…


変わる公教育の役割、かつては移民の同化を担う
米国の分断 第3部 「自虐主義」の源流 (8) 移民国家の米国は、過去に移民が大量に入ってくる時期を何度か経験してきた。それでも国家としてまとまってきたのは、移民を米国民として同化させることを重視してきたことが大きい。…


進展見られぬ北朝鮮非核化
元日朝国交正常化交渉日本政府代表 遠藤 哲也 国際社会は圧力継続を 実務レベル交渉で詳細詰めよ 去る6月12日に、シンガポールで画期的な米朝首脳会談が開かれてから、4カ月が過ぎた。再度首脳会談が遠からず、開催される可能…

安保語る資格ない共産
陸上自衛隊の観閲式が10月14日、朝霞訓練場(陸自朝霞駐屯地)で3年ぶりに開催され、安倍晋三首相は自衛官を前にして次のような訓示を行った。 「今や国民の9割が敬意をもって自衛隊を認めています。60年を超える歩みの中で…

「移民大流入」に日本人が耐え得るのかとの問い掛けがない新潮の特集
◆欧州とは条件異なる 知り合いの都内の大学に通う女子学生のアルバイト先は秋葉原のしゃぶしゃぶ屋だ。バイトはベトナム人、ミャンマー人ばかりで、日本人は彼女を含めてたったの2人だという。しかも店長は韓国人女性。だが、今やこ…


物価目標より景気持続が大切
鈴木政経フォーラム代表 経済学博士 鈴木 淑夫 金融正常化に即刻着手を 発すべき「デフレ収束宣言」 米国の連邦準備制度理事会(FRB)は、9月26日、政策金利であるフェデラル・ファンド(FF)レートの誘導目標を0・25…
