INF破棄、北非核化にも圧力


マーク・ティーセン

アメリカ保守論壇 M・ティーセン

 トランプ大統領は、1987年の中距離核戦力(INF)全廃条約の破棄発表に際して、ロシアが再三にわたって条約に違反し、弾道ミサイルの開発を精力的に進める中国の中距離核が野放しになっていると指摘した。しかし、条約破棄は他にも目的があるのかもしれない。北朝鮮に、非核化を拒否すれば、短中距離ミサイルで包囲し、警告なしで攻撃することが可能になるというメッセージを、間接的だが、明確に送ることだ。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ