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民主主義の「試練」の時代に
東洋学園大学教授 櫻田 淳 権威主義と対立の構図 政治体制の「足腰」鍛え直せ 米中両国を軸とした第2次冷戦の様相は、「資本主義VS共産主義」の経済体制というよりは、「自由民主主義VS権威主義」の政治体制の対立構図として…

日韓離間を画策する「敵」が誰かを伝えたポストの韓国現地取材記事
◆左派政治集団が主導 敵の正体を見極めなければ、正しい戦いはできない。日韓の間で不幸にも悪感情が際限もなく拡大し続け、本来なら話し合いで解決できる問題が収拾不能になってしまっている。誰も望んでいないし、誰にとっても利益…

「民間防衛」議論の時
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)から3月11日で8年となる。東日本大震災後も次々と日本列島を災害が襲い続けている。災害のたびに自衛隊は出動し、人命救助や捜索活動などを担ってきた。 平成7年1月17日に起きた兵庫県…


日露平和条約交渉急がぬ露
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 主権強調のプーチン演説 世論調査を領土返さぬ口実に ロシアのプーチン大統領は2月20日、モスクワの商業施設「ゴスチーヌイ・ドゥボール(マーケット)」で約2000人の政府高官や上下両院議…

社会主義に対する民主党大統領候補の姿勢を問うトランプ氏 Trump eager to debate Democratic challenger on socialism
トランプ米大統領は「メーク・アメリカ・グレート・アゲイン(米国を再びに偉大に)」を掲げて選挙を戦った。今は「米国の資本主義を守る」ために選挙運動をしている。 トランプ氏は中国、北朝鮮の共産主義の指導者とディールを結ぼ…

「同性婚」で「好きな人と結婚したいだけ」と幼稚な結婚観披歴した報ステ
◆婚姻障害定めた民法 「同性婚」が認められないのは、婚姻の自由や法の下の平等を保障する憲法に反するとして、国家賠償を求めて同性カップル13組が2月14日、一斉提訴した。この日夜、NHK、テレビ朝日をはじめLGBT(性的…


繰り返された県民投票、愚民迎合より悪質な詐欺
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (45) 「反戦政治家・大田昌秀氏の正体」と表紙を飾るセンセーショナルな特集記事が出た。ほかでもない、1996年10月号の「文藝春秋」だ。取材班は作家の真神博…


辺野古・県民投票分析、民意は移設容認にあり
《 沖 縄 時 評 》 「6割が反対せず」に重み 「圧倒的」は事実誤認 「反辺野古の圧倒的民意を示す」。これが共産党や社民党などで作る「オール沖縄」のスローガンだった。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を問う沖縄県…

教育の場で正しい道徳観を
親が子を殺す…恐ろしい世の中になったものである。小学4年の栗原心愛(みあ)ちゃん(10)が、自宅の浴室で、心肺停止の状態で見つかった、という事件が新聞・テレビで報道され、その詳細が知りたくて、私は週刊誌を買い、その記事…


「脱原発」でいいのか?
トリウム原子炉 もう一つの選択肢 テクノロジスト 金子 和夫氏に聞く 電力を安定供給して産業を下支えするエネルギー政策こそは、国家の将来をも決定しかねない重要事項だ。東日本大震災後、原発は受難の時を迎えているが「脱原発…


露大統領が年次教書演説
ロシアのプーチン大統領は2月20日、上院で、15回目となる年次教書演説を行った。対露経済制裁などで国民生活が苦しくなる中、社会保障や生活向上などのテーマに大半を費やした。しかし、昨年の演説と同様に新型兵器に言及すること…


米、南シナ海で比防衛約束
ポンペオ米国務長官は、南シナ海の領有をめぐって対立する中国がフィリピンの船舶などを攻撃した場合、米比相互防衛条約に基づきフィリピンを防衛することを約束した。これまで米国は、南シナ海を同条約の適用対象とは表明しておらず、…


英、ヒズボラをテロ組織に指定
英政府が、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの軍事部門だけでなく政治部門も違法として全ての活動を禁止した。また、中東をさらに不安定化させたとして、ヒズボラをテロ組織に指定した。これらの決定を受け、イスラエルのネタ…


低下するロシア軍の人的能力
ロシア研究家 乾 一宇 徴兵人口・達成率が減少 費用かかる志願兵増加も困難 国際社会で、最近のロシアは、力による行動で、意図を達成しようとしていると見られている。その有力な手段であるロシア軍、その構成要素の人的能力を検…

「はやぶさ2」の快挙に喝采を送る中、予算面の不安を指摘した朝日
◆高度な技術力を示す 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が、「りゅうぐう」への着陸に成功し、また、着陸時に試料採取のための弾丸が発射されたことも確認された。地球から約3・4億㌔の距離にある、直…


中越戦争以来、覇権主義的巨人中国が育った
40年前の今、1979年2月17日~3月16日、中国軍がベトナム最北部に侵攻し中越戦争が戦われた。もしその戦争で中国が勝っていたら、中国軍は今これほど強大になっていなかったかもしれない。 ベトナムは78年11月にソ連…

ハノイ・サミットの失望 Disappointment in Hanoi
ハノイ・サミットは、8カ月前の彼らのシンガポールでの会談の善意の上に(ほかには、あまり大したものはなく)築かれて、本物の進展は、北朝鮮の核兵器廃絶計画と、その代わりに、制裁緩和を許す方向へ行くと思われていた。結局、ハノ…


韓国・文政権、米朝仲介に限界
決裂に終わったベトナム・ハノイでの第2回米朝首脳会談は、一貫して米朝対話を支持してきた韓国の文在寅政権に少なからぬ衝撃を与えている。文政権は米朝の仲介役を買って出てきたが、今回その限界を露呈。軌道修正を余儀なくされそう…


悪態を続ける韓国を思う
元統幕議長 杉山 蕃 計算された意図的行動 日本は国際常識で冷静対応を 韓国の一連の反日行動はおよそ常軌を逸したものがあり、多くの読者は腹立たしい思いをしておられると拝察する。政府間で正式に合意した「慰安婦問題」の約定…

子供の学習教材にはお薦めできぬ朝日「いちからわかる!」ニュース解説
◆低迷の社民を俎上に 朝日朝刊に「いちからわかる!」と題した問答形式のニュース解説欄がある。「森の賢者・フクロウからの質問をわかりやすく解き明かす」というのが売りで、2月には同欄を切り抜いて貼るノートまで発売した。 …


人権問題「棚上げ」に批判も
米朝決裂 (3) トランプ米大統領は、金正恩朝鮮労働党委員長との2度の米朝首脳会談を通し、トップ同士が個人的な親密な関係を築くことで、北朝鮮の非核化を導こうとした。その中で、トランプ氏がかつては声高に非難していた北朝鮮…


ロシアが小型核2000発を配備
「将来使用する準備」米司令官が指摘 米戦略軍のハイテン司令官は、ロシアの戦術核兵器に関する情報機関の評価報告書を初めて公表した。上院軍事委員会でハイテン氏は、ロシアが2000発もの小型核兵器を配備しており、将来の紛争で…


米民主党期待の新星AOC
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 党動かす影響力と注目度 トランプ氏再選には追い風? 彗星(すいせい)のごとく現れた米下院議会最年少女性議員アレクサンドラ・オカシオコルテスがアメリカ政治に新たな…
