[会員向け] 
平成の日本経済を振り返る読売、毎日社説になぜか「消費税増税」なし
◆新鮮味を欠いた結論 平成が幕を閉じ、令和がスタートした。新しい時代の日本経済はどんな展開を迎えるのか、見詰めていきたい。 では、平成30年間の日本経済はどうだったのか。平成の経済を振り返る社説を掲載したのは読売と毎…


「大嘗宮の儀」を考える
哲学者 小林 道憲 太陽、稲、天皇の再生祈る 約束される永遠の生命と豊穣 大嘗宮の儀は、悠紀殿(ゆきでん)供饌(ぐせん)の儀と主基殿(すきでん)供饌の儀の二つから成る。それは、日本を代表する悠紀国・主基国から収穫された…


国民との近い距離 新天皇・皇后両陛下へのご期待
令和初日。私も新天皇・皇后両陛下へのご期待の気持ちを記したい。アジアの代表的王国、今週末に新国王の戴冠式を挙行するタイと15年前に現国王が即位したカンボジアを引き合いにして論じたい。 平成の天皇・皇后両陛下について最…

情報過多か Too much information?
米国では来年、国勢調査が行われる予定である。そこで、米国の最高裁は今週、米国国勢調査局に、その人が米国市民であるか、非市民であるかを問う単純で論理的な質問をするよう命じる権限を、トランプ政権が有するかについて審理を行っ…


平成から令和 皇室の弥栄を寿ぐ
対談 東京大学名誉教授 小堀桂一郎氏 拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ氏 司会 世界日報編集局長・藤橋進 天皇陛下が退位され皇太子殿下が新天皇に即位され、新元号・令和の時代が始まった。新時代を迎えたわが国…

と金正恩朝鮮労働党委員長-300x226.jpg)
弾け始めた南北融和バブル
「歴史的」と持ち上げられた韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による初の首脳会談から1年が経過した。会談直後から南北融和ムードが一挙に高揚したが、北朝鮮は国際社会の期待を裏切り非核化へ一歩も踏み出していな…

「我が子」迎え、本当に幸せ
実際の父母と法的な親子関係を解消して養父母と親子になる「特別養子縁組制度」―。同制度で念願の“我が子”に出会えた夫婦がいる。昨年、子供を特別養子縁組で迎えたと発表した元宝塚歌劇団トップスターの女優・瀬奈じゅんさん(45…

現行憲法を玉座に据え、天皇を「内閣の補佐」に貶める朝日の皇室報道
◆国民の思いに水差す 平成が今日で終わる。天皇陛下の御代替わりで、時代の移りを国民が共有する実感を改めて噛(か)みしめる一日である。そして明日、令和を五月(さつき)の光の中で迎えたい。 こうした国民の思いに水を差そう…


民主国家のストロングマン
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬みき トランプ大統領と連携 世界で幅を利かす権威主義 さすがに今回は勝利が難しいと思われたイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が5度目の再選を果たした。贈収賄や詐欺に…


ノートルダム火災は警告
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 後退する欧州のキリスト教 軽視される生命への尊厳 イースターの週末、フランスでは依然、800年の歴史を持つパリのノートルダム大聖堂の火災による動揺が続いていた。この大聖堂の崩壊は、欧州…


「沖縄会議」構想の実現を
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 成功収めた「京都会議」 大事な日米両政府と県の対話 昨年9月、米海兵隊の普天間飛行場の名護市辺野古への移設反対を主張し沖縄県知事に当選した玉城デニー氏は過…

うのみにできぬ統計データを読み取る力に焦点を当て特集した2誌
◆危ない“思い込み” スウェーデンの医師で公衆衛生学者のハンス・ロスリング氏(故人)が著した『ファクトフルネス』が話題作になっている。既に世界では100万部を突破し、日本国内でも年初に発売されてからわずか2カ月で30万…


ポスト安倍で急浮上、菅義偉は何を決断したのか
「アナと雪の女王」(2013年)や「ズートピア」(2016年)と、ウォルト・ディズニーの映画はどれも面白いし人気も高い。思えば、戦後、日本人がアメリカ映画に魅せられた嚆矢は「砂漠は生きている」(1953年)だったのでは…


ロシアで核水中ドローン搭載潜水艦が進水
ロシアは、核弾頭を搭載可能な高速水中ドローン「ポセイドン」を発進させられる初の潜水艦を進水させたことを明らかにした。米国にはポセイドンのような兵器はなく、専門家は、戦略核削減交渉で保有を禁止すべきだと警鐘を鳴らした。 …


メンタルヘルス対策の処方箋
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 「苦悩」と対峙し意味問う フランクルに学ぶ「態度価値」 昨今の社会状況は、経済至上主義に翻弄(ほんろう)され物質的な繁栄が重要視される中で、しかもメカ化社会の急速な進展に伴いテク…

板門店北兵士亡命事件の若者の感傷と望郷を伝えたフジ「日曜報道」
◆親子友人関係の悩み 米朝ハノイ首脳会談の決裂後、4月は11日の米韓首脳会談、12日の北朝鮮最高人民会議で米韓に批判が出た金正恩朝鮮労働党委員長演説、25日の露朝首脳会談など半島情勢が動いている。21日放送のフジテレビ…

ロシアとドイツのガスパイプラインを止める機会を逃した米国 U.S. misses opportunities to stop Russian-German gas pipeline
米国の二つの政権による数年間に及ぶ水面下の説得やあからさまな経済制裁の脅しにもかかわらず、ドイツがガスパイプライン「ノード・ストリーム2」を進めるのを断念させることはできなかった。ロシア政府は今、ロシアと欧州を結ぶこの…


露訪問でも収穫なかった正恩氏
24、25日の露朝首脳会談を前にしてロシアの英字紙ザ・モスクワ・タイムズは、「露朝会談でプーチンは金正恩にただのリップサービスだけ与えるだろう」と報じたが、会談結果はその通りだった。 金正恩朝鮮労働党委員長の「首席報…

戦後憲法下の天皇像 伝統を核に国民と歩む
「象徴」という曖昧な規定 もうすぐ平成の時代が終わり、新しい御代が始まる。 「また令和の時代に会いましょう!」 平成最後の平日となった26日、政治家の取材で寄った国会議員会館を出る時、顔見知りの警備員がこんな言葉を…

平成の終わりと吉田茂 時代の流れを読んで変革を
《 記 者 の 視 点 》 「曲学阿世の徒」などというと、いつの時代の話かといぶかる人も多いだろう。第2次大戦で連合国に敗れ占領下に置かれた日本が連合国と講和条約を結んで独立を回復するに当たり、ソ連など共産主義国を含む…

INF破棄よりロシアの弱点を突くべし/最新報告 Trump should exploit Russian ‘weaknesses’ but keep nuclear treaty intact: Report
国家安全保障に関する最新報告によると、トランプ政権は、冷戦時代の主要核兵器条約の一つの破棄を発表したが、世界中で行われるロシア軍の挑発や情報戦に対抗するにはそれほど効果はない。報告は、賢明なホワイトハウスなら、ロシアの…


トランプ政権の行方と日本の戦略
世日クラブ講演要旨 米中対立で日本の役割重要に 笹川平和財団上席研究員 渡部恒雄氏 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良(ゆずる)・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が4月16日、都内で開かれ、笹川…

-150x150.jpg)
スリランカ連続爆破テロ ISが犯行声明
従来型テロから一変… 日本人を含む359人もの命を奪い、500人以上が負傷したスリランカの連続爆破テロ事件で、100人以上が死亡したのが西部ニゴンボの聖セバスチャン教会だった。ポルトガルの植民地時代を象徴するニゴンボが…
