戦後憲法下の天皇像 伝統を核に国民と歩む


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「象徴」という曖昧な規定

 もうすぐ平成の時代が終わり、新しい御代が始まる。

 「また令和の時代に会いましょう!」

 平成最後の平日となった26日、政治家の取材で寄った国会議員会館を出る時、顔見知りの警備員がこんな言葉を掛けてきた。日々の生活の営みの中で、今、時代の変化を実感するとともに、皇室の存在を身近に引き寄せて考える日本人が多いのではないか。一般庶民にとっての改元の意義とは、そういうものだろう。


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