「こども庁」への疑念、権利の主体は左翼理念


社会混乱に警戒感欠く自民党

 思想史家の渡辺京二はその名著『逝きし世の面影』で、1877年(明治10年)に来日し、大森貝塚(東京都品川区)を発見したことで知られる米国の動物学者エドワード・S・モースの次の言葉を紹介している。

 「私は日本が子供の天国であることをくりかえさざるを得ない。世界中で日本ほど、子供が親切に取り扱われ、そして子供のために深い注意が払われる国はない。ニコニコしている所から判断すると、子供達は朝から晩まで幸福であるらしい」


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ