LGBT軋轢の深層 「ターフ」狩りの排外主義


「ジェンダー」変遷が女権脅かす

 「正常」も「異常」もない。みんな思い込みにすぎない――今、自由主義世界で吹き荒れるLGBT(性的少数者)の“台風”の目に当たる考え方を簡単に言い表せばこうなる。この台風は現在、さらに激しくなって「男も女もない。みんな思い込みだから、自分で決めていい」という「トランスジェンダリズム」(性自認至上主義)を生み出し、少なからぬLGBT当事者でさえも困惑する状況が生まれている。


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