SNSと社会の分断、若者に安易な二項対立論
“被害者”側に立つことが流行
インターネット選挙運動が解禁されてから8年が経ち、ツイッターなど交流サイト(SNS)が選挙戦で重要な位置を占めるようになっている。しかし、SNSをのぞくと、候補者や政党への中傷や激しい攻撃が珍しくない。若者の投票率が下がる傾向にある中、政治に関心を持って真摯(しんし)に情報を送受信する若者が増えることは歓迎できるが、中傷や誹謗(ひぼう)は社会を分断させる懸念がある。
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インターネット選挙運動が解禁されてから8年が経ち、ツイッターなど交流サイト(SNS)が選挙戦で重要な位置を占めるようになっている。しかし、SNSをのぞくと、候補者や政党への中傷や激しい攻撃が珍しくない。若者の投票率が下がる傾向にある中、政治に関心を持って真摯(しんし)に情報を送受信する若者が増えることは歓迎できるが、中傷や誹謗(ひぼう)は社会を分断させる懸念がある。