弾け始めた南北融和バブル


文在寅大統領(右)と金正恩朝鮮労働党委員長

 「歴史的」と持ち上げられた韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による初の首脳会談から1年が経過した。会談直後から南北融和ムードが一挙に高揚したが、北朝鮮は国際社会の期待を裏切り非核化へ一歩も踏み出していない。米朝対話の仲裁役を果たそうとした文政権は逆に双方から不信を買い、行き場を失っているように見える。(ソウル・上田勇実)


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