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複雑な新型肺炎の経済への影響

鈴木政経フォーラム代表 経済学博士 鈴木 淑夫 需要減退と供給不足の併発 スタグフレーションの恐れ  新型コロナウイルスによる肺炎の広がりが、日本でははっきりと意識され始めたのは1月の下旬であった。他方、経済指標の公表は…

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兵士を脅かすウイルスと世界中で戦う米国防総省 Pentagon in global battle against viral threat to troops

 目に見えない敵による多方面からの攻撃に対し、米国防総省は対応に追われている。  危険なコロナウイルスが大陸から大陸へと拡散する中、米軍当局者は重要な軍事演習を延期したり、米兵を基地内に留めることを強いられている。一方、…

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新型コロナウイルス報道で読み応えあるアエラと安倍批判ばかりの朝日

◆臨時休校の内幕暴露  新型コロナウイルスが猛威を振るっている。風評や偏見・差別も出てきている。これらは対象への無知と人間の心の弱さから生じるものだ。正しく知って冷静に対処する。そのためには正しい情報と知識が必要で、こん…

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目覚めよ沖縄県民、対中融和は侵略を招く

目覚めよ沖縄県民、対中融和は侵略を招く

《 沖 縄 時 評 》 南西諸島防衛めぐる論争 闊歩する沖縄版「白旗・赤旗論」 ◆武力侵攻辞さぬ中国  白旗・赤旗論をご存じだろうか。かつてロンドン大学教授の森嶋通夫氏が「もしソ連が侵略してくれば、白旗と赤旗を掲げて降伏…

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米大統領の信教の自由擁護 「祈りの力」を取り戻す

《 記 者 の 視 点 》  米ホワイトハウスの大統領執務室がまるで教会の一室のようだった。  「君たちには祈る権利がある。それ以上に重要なものはない」  トランプ米大統領は今年1月、生徒や教師が学校で祈りを捧(ささ)げ…

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北極への進出強化する中露 Pentagon pressed on Russian, Chinese push in Arctic

 国防総省は、砕氷船、戦略的港湾を整備し、通信を向上させてロシアと中国に北極の新航路を支配させないようにすべきだ。軍・国防当局者らが3日、議会で証言した。  テレンス・オショーネシー北方軍司令官(大将)は、米国の敵国は北…

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中国が「米CIA陰謀説」拡散、ウイルス発生源で偽情報

 中国国営メディアは、新型コロナウイルスの発生源は米国だとする偽情報の拡散を強化しており、米中央情報局(CIA)が関わっているとする情報が中国国内ばかりかアジアに拡散している。  新型コロナウイルスの発生源はいまだ特定さ…

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韓国・日本に浸透するチュチェ思想

世日クラブ講演要旨 沖縄闘争やアイヌ新法に関与 ジャーナリスト 篠原常一郎氏  ジャーナリストの篠原常一郎氏は、先月21日世界日報読者でつくる世日クラブ(会長=近藤譲良・近藤プランニングス代表取締役)で「韓国・日本に浸透…

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 Steven W. Mosher 1979~80年に文化大革命後の中国農村部の現地調査を行い、「一人っ子政策」で強制中絶が行われている実態を目撃。以来、反中絶活動家として中国人口抑制の暗部を告発してきた。現在、米国の研究機関「人口調査研究所」所長。

新型ウイルスは武漢の研究所から流出濃厚

特別寄稿 米人口調査研究所所長 スティーブン・モッシャー氏  米国のベテラン中国ウオッチャーであるスティーブン・モッシャー人口調査研究所所長はこのほど、世界的に感染が広がる新型コロナウイルスの発生源について、世界日報に論…

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中国軍が米機にレーザー照射、米海軍は非難避ける

 グアム近海を飛行中だった米海軍対潜哨戒機P8が、中国軍の駆逐艦から「兵器級」レーザー光の照射を受けていたことを複数の米当局者が明らかにした。国務省は中国に抗議したものの、米海軍は中国への非難を避けており、中国軍との関係…

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サンダース氏の躍進受け「社会主義」批判前面に、米保守派の年次集会 CPAC

 米保守派の年次集会「保守政治行動会議(CPAC)」が先月26から29日までワシントン近郊で開かれた。民主党の大統領候補指名争いで「民主社会主義者」を自称するサンダース上院議員が勢いを見せるなど、米国の急進左派勢力が台頭…

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新型肺炎 情報統制強める中国

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ ギャルポ もっと多い実際の犠牲者 治療でも支配下の他民族差別  世界中が中国発の新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)によって深刻な人命の犠牲と大規模な経済的損害を被っている。多くの国…

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新型肺炎の感染拡大で景気減速、世界株安への対処を訴える各紙社説

◆中国に連携強化迫る  中国を発生源とする新型コロナウイルスによる感染が世界的に拡大し、いまだ終息の兆しが見えない。株式市場は、世界同時株安の様相を呈し、日銀の黒田東彦総裁は「市場への潤沢な資金供給」を表明。米連邦準備制…

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コロナ禍招いた中国共産党体制、習主席の国賓来日は論外

中国問題グローバル研究所所長  遠藤 誉  新型コロナウイルス肺炎が猛威を振るっている。蔓延(まんえん)した最初の原因は湖北省の省都である武漢市政府が12月8日以来の患者の発症を隠蔽(いんぺい)したからだ。1月5日に上海…

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コロナと共に世界に拡散、反中国・アジア人ウイルス

 新型コロナウイルスに乗って、欧米、アジア大洋州、中東など世界中に反中国の人種差別・ヘイトが広がっている。人種差別には絶対反対だ。だが中国発でこれ程被害が拡大した上、習近平政権の対応と姿勢・態度を見れば、憤るのは理解でき…

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新型肺炎により観光客減少、沖縄観光経済を直撃

新型肺炎により観光客減少、沖縄観光経済を直撃

今年度50万人減想定、南西地域産業活性化センターが試算  沖縄の民間シンクタンク、一般財団法人南西地域産業活性化センター(NIAC)はこのほど、沖縄県経済の2019年度実績見込みと2020年度見通し、さらには、新型肺炎コ…

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サンダースと衰退の道を行くのか Going south with Sanders

 「天下のすべての出来事には定められた時がある」と聖書にある。しかし、社会主義にはこの言葉は当てはまらない。民主党の大統領指名候補を勝ち取るために争っていた民主党員は、ついに、やむなく、大抵の米国人にとっては言うまでもな…

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海自護衛艦の中東派遣に思う

元統幕議長 杉山 蕃 頻度増す国際安保活動 日本の参画の在り方議論を  令和2年2月初頭、出港した海自護衛艦「たかなみ」(4650トン)は、本稿が掲載される頃にはアラビア海到着、アラビア半島南方海域、日本のオイルルートの…

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「極右テロ」ドイツで増加

 独ヘッセン州ハーナウ市内で先月19日、2カ所のシーシャバー(水タバコバー)や簡易食堂が襲撃され、9人が死亡する事件が起きた。容疑者はその後、自宅で母親を殺し、自殺した。自身のホームページで外国人排斥・憎悪を主張していた…

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世界一幸福度が高い日本の女性

動物行動学者の竹内久美子氏が講演  日本の女性は差別され、幸せではないのか。動物行動学者でエッセイストの竹内久美子氏はこのほど、沖縄県で講演し、女性の人権を主張するリベラリズムの主張を覆すデータを示しながら、日本人の女性…

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新型肺炎対策で安倍政権の後手を批判するなら、まず憲法を改正せよ

◆「雨の降る前」に箱船  2020年は早くも3月を迎えた。列島は新型コロナウイルス禍で持ち切りだ。この人命を脅かす危機を年頭に予想した新聞はあっただろうか。少なからず新聞人は新年の展望を論じたが、感染症の話はついぞ聞かな…

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米福音派とトランプ大統領再選

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 岩盤支持層に不協和音 絶対数も減少、対応迫られる  トランプ米大統領誕生にエバンジェリカル(福音派)が大きく貢献したが、再選にはどう左右するだろう。大統領の岩盤支…

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世界的な視点で日本史を読み解こうと試みたダイヤモンドの歴史特集

◆単なる便宜上の区分  英国の歴史学者E・H・カーは、著書『歴史とは何か』(岩波書店)の中で「歴史とは、歴史家と事実との間の相互作用の不断の過程であり、“現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話”である」と語っている。そ…

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