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脳科学と「教育の不易」
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 不可欠な乳幼児期の躾 科学的知見踏まえた子育てを 政府の教育再生会議第2次報告は、「国は脳科学などの科学的知見と教育に関する調査研究などを推進し、そこで得られた知見の積極的な普及・啓…


米国が医薬品を中国に依存
NEWSクローズ・アップ 新型コロナで是正求める声 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、米国で医薬品を中国からの輸入に依存している状況を是正すべきだとの声が高まっている。医薬品の安定供給への懸念のほか、中国が米国への輸…

テレビが煽る新型コロナ、冷静な情報載せ「普通」の生活呼び掛ける新潮
◆検査過多で医療崩壊 新型コロナウイルスについて、連日の溢(あふ)れ返る報道を見ていれば、対処法も見通しも次第に明らかになっていく、はずだが、故意なのか、理解できないのか、テレビのワイドショーは相変わらず「政府の説明不…


「知ること」と「信じること」
名寄市立大学教授 加藤 隆 信頼が知識獲得の前提に 事実に対する解釈が人生左右 我々は見えるものに囲まれ、見えるものしか信用しないような風潮の中に生きているが、本質的には見えないものに大きく左右されている。結婚相手に「…

新型コロナで大揺れの米大統領選、確かな予言は混沌だけ Outbreak shakes up presidential race; prognosticators certain only of chaos
2020年米大統領選は、(チャールズ・ディケンズの小説『二都物語』ならぬ)「二選挙物語」だ。 最初は新型コロナウイルスが拡散する前、つまりBC(Before Coronavirusの略)の選挙だったが、それがウイルス…

医療や政治体制が脆弱な中東各国での感染拡大に警鐘を鳴らす米紙
◆困難な感染者数把握 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。発生源の中国では既に収束に向かっているとの見方がある一方で、中東・アフリカでは感染者数が急速に拡大している。欧米に比較すれば少ないものの、内戦や経済制裁で…


中国軍事専門家が南シナ海の米艦へ電磁攻撃を
中国の軍事専門家が、中国軍は殺傷力のない電磁パルス兵器、レーザー兵器を使用して、南シナ海から米艦艇を排除すべきだと訴えていることが明らかになった。中国共産党系の環球時報が17日、報じた。 中国軍ミサイル部隊に所属して…

「自由民主」党大会延期
政治に影響する感染拡大 運動方針で憲法改正を強調 自民党機関紙「自由民主」1面に同党にとって重要な行事の延期が連続して布告された。いずれも一般多数の参加が見込まれる。 「故中曽根元総理の合同葬を延期/新型コロナウイル…


緊急事態宣言に反対「赤旗」
新型肺炎にデモ自粛せず 感染防止より安倍首相批判 改正新型インフルエンザ対策特別措置法が成立した。新型コロナウイルス対策でも同法で可能になる「緊急事態宣言」に反対している共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は、「広範な人権へ…

国家緊急事態宣言 旧民主幹部は堂々と必要性訴えよ
《 記 者 の 視 点 》 中国発の新型コロナウイルスは現在、欧州を中心に猛威を振るっている。イタリアの死者数は19日、中国本土を上回る3405人となり、感染者数も前日から過去最高の5322人増加。スペインやフランス、…

米コロナ拡大、医薬品の対中依存に警鐘 ’Wake-up call’: Chinese control of U.S. pharmaceutical supplies sparks growing concern
中国と米国の間でCOVID―19をめぐる非難の応酬が過熱する一方で、中国国営メディアは、中国政府が医薬品業界へ影響力を行使する可能性を指摘、不安が高まっている。重要な薬品材料などを中国に依存する米国の製薬企業への供給を…


薬物依存リハビリ施設 残留物排出し新たな人生を
ナルコノンジャパン総代表 神野 正啓氏 覚醒剤の押収量が昨年、過去最高になるなど、違法薬物問題が深刻化している。また、芸能人による乱用・再犯事件が続き、薬物依存からの回復方法に注目が集まっている。そんな中、米国で生まれ…


新型コロナで比ルソン島封鎖
交通機関停止、人の移動制限 フィリピンのドゥテルテ大統領は16日、新型コロナウイルス対策でマニラ首都圏で実施していた封鎖措置をルソン島全域に拡大すると発表した。人の移動を制限しウイルスの拡散を防止する目的だが、公共交通…


新型コロナ禍最中の国産空母就役
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 中国は強軍より防疫を 空母打撃群保有に莫大な経費 中国を発生源とする新型コロナウイルスによる肺炎は、中国内で約8万人に感染、死者も3000人を超し連日報道を賑(にぎ)わせている。 わが国…

新型コロナ禍で「ベアゼロ」春闘に理解の読売、「便乗」と批判の毎日
◆日本型雇用の転機に 自動車、電機など大手企業の2020年春闘は、相場形成を主導するトヨタ自動車が13年以来7年ぶりに、基本給を底上げするベースアップ(ベア)を見送る「ゼロ」回答とするなど、前年割れも相次ぎ、総じて厳し…


新型コロナがベネズエラで大流行の危険性
世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスは、発生地の中国から地球の裏側に当たる南米にも広がり、12カ国すべてで感染者が出ている。特に、医療システムが崩壊しているベネズエラで感染者が増加していることは、同国発のパンデ…


アフガン“失敗戦争”の和平
米国の英断、現地の大困難 新型コロナの超大ニュースの陰だが、先に米国とアフガニスタン反政府武装勢力のタリバンが和平合意に調印したのも大きな出来事だった。米史上最長の戦争で、米軍は2万2300人以上が死傷、1兆㌦以上を投…


久米島ブランド子牛の血統不一致、15件明るみに
2月14日までに事態把握、玉城県知事への報告は1ヵ月後 沖縄県はこのほど、全国各地で取引される同県久米島町のブランド子牛について、希少価値が高い種雄牛「安福久(やすふくひさ)」の血統牛とうたいながら、実際には異なる血統…

私たちはジョー・バイデンを本当に知っているのか Do we really know Joe Biden?
あなたが、ホワイトハウスの尊厳を回復するために、あるいは、大統領執務室に、政治家気質をたたき込むために、11月の大統領選に一票を投じるつもりであるなら、ジョー・バイデンに対するあなたの関心を改めて考えてみることをお勧め…


武漢ウイルス禍と国際政治感覚
東洋学園大学教授 櫻田 淳 損ねられる日本の「声望」 利用すべき国際機関の「権威」 諸々(もろもろ)の報道に拠(よ)れば、2日、テドロス・アダノム・ゲブレイェソス(世界保健機関〈WHO〉事務局長)は、武漢ウイルス禍の拡…


新型コロナウイルスが欧州で感染急拡大
各国が全土封鎖など緊急対応 新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)となった今、中国に続き欧州が感染拡大の中心地になろうとしている。すでに中国に次ぐ感染者数のイタリアで全土が封鎖され、スペインは非常事態宣言を出…


小学生がエゾシカによる農業被害などの事例発表
NPO法人エゾシカネット創立5周年の集い 北海道内のエゾシカ(推定60万頭)による農産物や樹皮食害などは依然として拡大傾向にある。道は侵入防止柵や忌避剤散布などさまざまな対策を講じているが、エゾシカの生息数は一向に減る…

保守紙は今こそ堂々と憲法改正と緊急事態基本法の必要性を説くべし
◆まさに泥縄の特措法 つい辞書を引きたくなった。泥縄=事が起こってからあわてて用意をすること。付け焼き刃=一時その場を間に合わせるために、にわかに習い覚えること。後手=手おくれになること(いずれも広辞苑)。 新型コロ…
