中国軍が米機にレーザー照射、米海軍は非難避ける
ビル・ガーツ 2020/3/05 コラム|写真|ワシントン発 ビル・ガーツの眼|北米・中南米 [会員向け]
グアム近海を飛行中だった米海軍対潜哨戒機P8が、中国軍の駆逐艦から「兵器級」レーザー光の照射を受けていたことを複数の米当局者が明らかにした。国務省は中国に抗議したものの、米海軍は中国への非難を避けており、中国軍との関係に悪影響を及ぼさないよう配慮したものとみられている。
事件が起きたのは2月17日でグアムの西約600㌔の海域。米海軍は声明で「中国海軍の行為は、危険であり、規範に反する」と主張、海上での偶発的な事故の可能性を減らすための多国間合意に抵触していると指摘している。
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