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米中が競い合った北京APEC
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 実利的関係に落ち着く 「新大国関係」米政権は禁句 北京でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)および米中首脳会談は、アメリカと中国という二大大国が両国間関係…

人格教育は実践教育 北翔大学大学院生涯学習学研究科長・教授 山谷敬三郎氏に聞く
道徳教育 凶悪犯罪の低年齢化が指摘されている。また、振り込み詐欺や陰湿ないじめなどモラルの低下、倫理観の欠如による社会犯罪も依然として多い。その一方で「孤食」や「お一人様」といった家族・地域の絆の希薄化が社会問題になっ…

伸縮する中国「辺彊」
中国・北京で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の期間中、米中首脳会談が行われた。会談後の共同記者会見で、習近平国家主席は「太平洋は十分広いので、米中が共に発展することができる」と述べた。 習国家主席の発言…

石狩海岸は自然の植生残す“宝”
「いしかり海岸ファンクラブ」がフォーラム 護岸工事や波の浸食などで年々狭められていく日本の砂浜。そうした中で日本海に面した石狩海岸にはおよそ25㌔㍍にわたって天然のカシワの森を有する砂浜が続く。約180種類の海浜植物と…

仏大統領は史上最低の支持率続く
景気浮揚に打つ手なし 社会民主主義終焉を象徴 フランスのオランド大統領が任期5年間の前半を終え、史上最低の支持率を記録し続けている。自ら雇用政策の失策を認めたものの、景気浮揚策で打つ手がなく、政権内の不協和音も取り沙汰…

中国経済の成長鈍化でリスクに警告を発した「東洋」「エコノミスト」
◆撤退も困難な投資先 一時の中国への熱い視線は消え失せ、今や疑心暗鬼となってしまった感のある中国への経済投資。2010年9月に起こった尖閣諸島海域での「中国漁船衝突事件」、12年の日本政府による「尖閣諸島国有化」に中国…

ドブルイニン回想録を読む
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 米ソ舞台裏の一級資料 冷戦時代の元駐米ソ連大使 アナトーリー・F・ドブルイニン。知る人ぞ知る、フルシチョフ時代の1962年からブレジネフ、アンドロポフ、チェルネンコ、そしてゴルバチョフ…

デモ隊暴徒化で民主派混乱
道路占拠に早期撤退世論増す 香港行政長官選挙の民主化を求める学生らによる道路占拠デモは、裁判所による強制排除で転機を迎えている。デモ隊側は強硬派による立法会(議会=70)ビル突入で求心力が落ち、香港世論も占拠長期化を望…

米中共同会見で中国が示唆した太平洋分割案に言及ない「日曜討論」
◆合意内容で意見二分 北京で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせて、安倍晋三首相と中国の習近平国家主席が首脳会談を行ったことは、大きな注目を集めた。 16日放送のNHK「日曜討論」は、日中首脳会談の成…

カジノは外国人に限定せよ
弁護士 秋山 昭八 日本は既に依存症大国 飽和状態の市場参入も疑問 超党派国会議員でつくる「国際観光産業振興議員連盟」は10月、カジノなど統合型リゾート(IR)を推進する法案(カジノ解禁法案)を修正し、解禁対象を当面は…

占拠デモ、台湾政局に影響
香港誌「前哨」編集長 劉達文氏に聞く(下) ――香港の占拠デモは11月29日に投開票される台湾の統一地方選挙に影響を与えるか。台湾政局への影響をどう見るか。 鄧小平が提唱した一国二制度の本当の狙いは台湾にあり、香港政局…

民主派は持久戦の戦略転換を
香港誌「前哨」編集長 劉達文氏に聞く(中) ――学生を中心とする今回の占拠デモは天安門事件で鎮圧された学生たちを支援する香港での民主化運動とどのような関わりがあるか。 香港は英領時代の1989年、北京で天安門事件が発…

Now hiring: Islamic State needs mechanics and technicians to manage gear イスラム国、装備の運用に技術者を募集
Now hiring: Islamic State needs mechanics and technicians to manage gear The Islamic State terrorist army, in …

民主派の道路占拠、予想外の長期化に焦りも
香港誌「前哨」編集長 劉達文氏に聞く(上) 香港行政長官選挙の普通選挙改革をめぐり、制度の民主化を要求する学生ら民主派が幹線道路の占拠デモを50日以上続け、香港警察はバリケードの一部撤去を開始することで再び強制排除に乗…

歴史や民俗から学ぶもの 神社の神事に畏怖畏敬を
政治や経済で汚すな 東京浅草・鷲(おおとり)神社の「酉の市」がニュースになっている。この話題を耳にすると、私たち道産子もなぜか暮れの準備を意識する。 酉の市は、そもそもは全国各地にある鷲神社の由緒正しき年中行事で、1…

NSA盗聴問題が尾を引くブラジル
米離れの通信網整備始める 昨年、米中央情報局(CIA)の元職員スノーデン容疑者が告発した、米国家安全保障局(NSA)による盗聴問題は世界を震撼(しんかん)させた。政府や一般企業が盗聴対象となっていたブラジルでは、政府が…

ノーベル賞とユダヤの恩師
獨協大学教授 佐藤 唯行 日本人の化学賞に寄与 欧米の学界で非白人に同情 ノーベル賞を受賞した日本生まれの科学者は通算19人。そのうち7人までが化学賞の受賞者である。国別では米、独、英、仏に次ぐ世界第5位だ。それ故、「…

White House taunts GOP on climate change: ‘I don’t believe they can stop us’ 気候変動で共和党をあざわらうホワイトハウス
White House taunts GOP on climate change: ‘I don’t believe they can stop us’ The White House forged ahead Mond…

「吉田調書」報道/御用機関と批判もある朝日第三者機関見解の限界
◆実態を知る参考資料 朝日新聞の東京電力福島第一原発事故をめぐる今年5月の「吉田調書」報道について、同社の第三者機関が「内容に重大な誤りがあった」「公正で正確な報道姿勢に欠けた」などと指摘し、記事取り消しを「妥当だった…

周永康氏、罪状認め親族免罪交渉か
中国共産党規律検査委員会から汚職容疑で取り調べを受けている周永康・前政治局常務委員(71)は家族や親族に罪が及ばないことを条件に罪状を認め、党籍剥奪や懲役刑を受け入れる最終交渉段階に入った。香港政治月刊誌「前哨」の劉達…

沖縄知事選で翁長氏が当選、普天間移設「現実的解決」遠のく
危険性除去の具体策追及へ 任期満了に伴う沖縄県知事選は16日、投開票され、新人で共産、社民、沖縄社会大衆党等が支持した前那覇市長の翁長雄志(おながたけし)氏(64)が36万820票を獲得、現職の仲井真弘多(なかいまひろ…

New VA chief rolls up his sleeves to clean up the mess 綱紀粛正にやる気満々の新退役軍人省長官
New VA chief rolls up his sleeves to clean up the mess Taking the top job at a scandal-ridden agency such as t…

オバマケア推進のために嘘
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 狙いは補助金の維持 MIT教授が動画で暴露 【ワシントン】ビスマルクが外交電報を改竄(かいざん)し、普仏戦争のきっかけとなった「エムス電報事件」とは厳密には違うが、表面化した…
