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プーチン氏4選の露大統領選
ロシア研究家 乾 一宇 有力対抗馬なく当選確実 反政府ブロガーは棄権呼び掛け 18日は、ロシアの大統領選挙の日である。これまでの大統領選や下院選などを振り返りながら、今回の大統領選の見所を考えてみたい。 最初に取り上…
自衛隊員確保は死活問題
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)から3月11日で7年が過ぎた。発災当初から行方不明者の捜索や避難者の救援・復旧活動に当たったのが自衛隊だ。 自衛隊は、人員約10万7000人(陸上自衛隊約7万人、海上自衛隊約1万5…
「米国第一」を問う、敵対的多文化主義を拒否 ジョン・フォンテ氏
「米国第一」を問う トランプを動かす世界観(1) 米ハドソン研究所上級研究員 ジョン・フォンテ氏(上) トランプ米大統領が掲げる「アメリカ・ファースト(米国第一)」が、世界を揺さぶり続けている。トランプ氏が目指す内政・…
伊調馨選手へのパワハラ騒動をめぐり逆の立場で競い合う文春と新潮
◆文春は告発側に軸足 国民栄誉賞まで受賞した女子レスリングの伊調馨選手をめぐる「パワハラ」騒動は、見る者を不快にさせている。オリンピック4連覇という前人未到の偉業を達成し、国民的評価を受けているスポーツ選手がスポーツ以…
豪GBRと震災復興の類似性
東京財団上席研究員 小松 正之 海と陸の生態系は一体 サンゴ死滅、サケ漁獲量急減 日本人にも新婚旅行先としてなじみの深い豪州グレートバリアリーフ(GBR)は全長2300キロ、総面積が34万8000平方キロに及び、ほぼ日…
ドイツのカール・マルクス像が生誕200年を前に論争を巻き起こす Karl Marx statue in Germany sparks controversy ahead of author’s 200th birthday
中国共産党政権から寄贈されたカール・マルクスの高くそびえる銅像が6日、ドイツに到着した。「共産党宣言」の著者の生誕200年をたたえる祝賀行事が2カ月後に出生地トリーアで予定されている。 だが、この寄贈物は激しい賛否両…
性同一性障害を題材に「夫婦愛」を考えさせた「NNNドキュメント」
◆淡々と事実を伝える メディアがLGBT(性的少数者)をテーマに取り上げる時、当事者の“自己決定権”ばかりを強調して左派イデオロギーによる社会変革運動に加担しがちになるが、性同一性障害を題材にしながら人権問題に偏らずに…
瓦解する反辺野古派 「県民投票」めぐり亀裂
《 沖 縄 時 評 》 移設妨害の限界浮き彫りに ◆法的拘束力ない投票 沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設をめぐって、移設反対派の一部が「県民投票」の実施を主張している。 2月の名護市長選挙で移設…
平昌五輪後の国際関係 トランプ外交に対抗する中露
北朝鮮化の方策を選択 日本選手たちの華々しい活躍がわれわれの目を楽しませてくれた半面、南北融和の演出が繰り返された平昌五輪も閉幕し、いよいよ国際関係が小康状態を抜け出してきた。 まず、アメリカのトランプ政権が打ち出し…
パキスタン高官、タリバンとの交渉を米に要求 Pakistani official implores U.S. to end war with Afghan Taliban
【イスラマバード(パキスタン)】米国は武力でアフガニスタンでの戦争に勝とうという思いは捨て、タリバンとの和平合意を目指すべきだ。パキスタンの治安当局者が6日、こう訴えた。 元陸軍将官でパキスタンの国家安全保障顧問のナ…
主役だけじゃなく脇が大事 没後20年、黒澤明監督
(株)黒澤エンタープライゼズ元専務 渡辺清也氏に聞く 黒澤明とジブリに浮世絵――。この三つはじっくり勉強しとかないと外国で恥をかく。とりわけ黒澤明監督に関しては外国人の方がよく知っているほどだ。「世界のクロサワ」となっ…
露大統領が年次教書演説、新型ICBM開発を誇示
今月18日に大統領選挙を控えたロシアのプーチン大統領は1日、年次教書演説を行った。貧困率の半減など社会政策に関する公約に加え、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)など数々の新型兵器に言及する異例の演説となった。新型兵器を…
中国が空中発射弾道ミサイル開発
国防情報局長官が証言 中国は、車載式、サイロ固定式ミサイルに加えて、爆撃機に搭載する核弾道ミサイルの開発を進めている。国防情報局(DIA)のアシュリー長官が6日、上院軍事委員会で中国の空中発射ミサイルに関して異例の証言…
スリーパーセルの知られざる脅威
1904年、日露戦争の開戦後、中立国スウェーデンに本拠地を移したロシア駐在武官、明石元二郎大佐(当時)はレーニンを包摂して帝政ロシアに送り込み、ストライキやサボタージュなどの工作活動を通して厭戦(えんせん)気分を増大さ…
米福音派の使徒、ペンス氏
獨協大学教授 佐藤 唯行 トランプ政権との仲介役 信仰に基づきイスラエル擁護 1月22日、米副大統領マイク・ペンスはイスラエル国会で米中東政策の基本路線を覆す画期的な演説を行った。それは現在テルアビブに置かれている米大…
中東混迷の原因は米前政権
エジプト人識者らが指摘 ムスリム同胞団政権の誕生を支援 シリア内戦は、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討をほぼ終えた現在、共通の敵を追ってきた各勢力が相互にぶつかり合い、混迷を深めている。エジプト人識者らは一様に、そ…
米政権の鉄鋼輸入制限に「短慮」「危険な決定」と強い批判の読売、日経
◆貿易戦争になる恐れ 読売「報復合戦を引き起こす短慮だ」、日経「米政権は貿易戦争の危険を冒すのか」、東京「安倍首相は自制促せ」――。 米国のトランプ大統領が1日、鉄鋼メーカー幹部らとの会合で、鉄鋼とアルミニウムの輸入…
アジアでもミー・トゥー 魔男狩り、政治利用ない前進を
米ハリウッド発の運動、性暴力・セクハラ告発の「ミー・トゥー」(#Me Too)は、アジアにも広がり出したな。先日、国際人権NGOのシンポジウムに参加してそう実感した。 会場は300人近い参加者で満員。インドの女性人権…
正しい歴史記述を Getting history right
歴史なんて「ナンセンスだ」と、(自動車王)ヘンリー・フォードが言ったというのは有名な話だ。しかし、より正確には、歴史にはさまざまな解釈があると、言うつもりだったかもしれない。第2次世界大戦の勝者も敗者も共に現実をゆがめ…
チベットで続く宗教弾圧
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 寺院火災の真相隠す中国 僧院宿舎破壊し僧侶削減も 今回は中国共産党支配下のチベットと信仰に関する出来事についてご報告したいと思う。第1に取り上げたいのは2月17日夕方6時…
仏が新テロ対策、刑務所で過激思想拡散防ぐ
欧州で最もイスラム過激派によるテロが発生しているフランスで、仏政府は新たな対テロ政策を明らかにした。国内のテロ実行犯の多くが刑務所やサッカークラブなどで聖戦過激思想に染まっている現状を踏まえ、刑務所での過激思想の拡大を…
三菱電機、視覚障害者向けにスイッチ試作
盲学校と共同で、触ってエアコン設定確認 三菱電機は、自社のデザイナーらが盲学校と共同で試作した視覚障害者にも使いやすいエアコン用のスイッチを公開した。温度や風量など設定項目ごとに、それぞれ形状を工夫した別々の操作部を設…
体罰や暴言が子供の脳に悪影響
「躾で容認」6割近くに、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン調査 子供の躾(しつけ)の一環で体罰を容認する人が6割近くいることが、このほど、子供の支援を専門とする「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の調査で分かった。たたい…