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「産む性」の正しい教育を

人口減少社会を超えて 第3部・識者インタビュー (2) 元厚生省児童家庭局企画課長 大泉博子さん(下) 大泉さんは「人口省」の創設を提言しているが。  人口政策を新たな社会政策として確立させ、ピンポイントの対策も含め、大…

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ブラジルで保守新政権発足へ

 南米ブラジルで1月1日、民政化後で最も保守的な政権が誕生する。軍政賛美などの過激な発言で知られるジャイル・ボルソナロ次期大統領(63)は組閣作業でも独自性を見せる。一部政策の方向性で懸念材料はあるが、世論調査等での国民…

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正念場迎えた英のEU離脱

日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 依然、先行きは藪の中 最悪シナリオは合意なき離脱  英国の欧州連合(EU)離脱は正念場を迎えているが、去る12月11日に予定されていた英国議会でEUとの合意(案)は採決にかけられ…

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「人口政策」の重要性明言を

人口減少社会を超えて 第3部・識者インタビュー (1) 元厚生省児童家庭局企画課長 大泉博子さん(上)  2016年に生まれた子供の数(出生数)は97万6千人余で、1899年に国が統計を取り始めて以来、初めて100万人を…

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与党税制改正大綱に「増税対策優先」と批判の毎日、意義強調する読売

◆「官邸に追随」と毎日  自民、公明両党は2019年度の与党税改正大綱を決定した。19年度は10月に消費税率の10%への引き上げが予定されているため、増税に伴う景気悪化への対策などが大きな柱になっている。  各紙が論評を…

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辺野古移設、後戻りできぬ段階を迎える

辺野古移設、後戻りできぬ段階を迎える

日米合意後初、辺野古沿岸部に土砂投入  沖縄県の米軍普天間飛行場の移設先である名護市辺野古で、政府による埋め立て海域への土砂投入が始まった。日米両政府が1996年に同飛行場の返還で合意して以降、辺野古の海域に土砂が投入さ…

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小雨がスペインに降った A little rain in Spain

 ヨーロッパは、先祖返りしたように、混乱しているように見える。たった1世紀に2度の破滅的世界戦争を引き起こしたヨーロッパ大陸は、政治的、文化的、そして経済的体制に反逆しているようにも見える。支配層のエリートらは全くどこで…

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不安材料に満ちた明年経済

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 米中貿易戦争の影響大 本年は何とか回復基調維持  年末に当たり、本年の日本経済を振り返り、明年を展望してみよう。  2018年中の日本経済は、年初から年末まで自然災害に攪乱…

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「へき地・小規模校教育推進フォーラム」開催

北海道教育大釧路校で地方での新たな人材育成などを議論  全国的な人口減少に伴い、地方の教育現場では急激な小規模校化や人材不足が進んでいる。今や地域の小中学校は統廃合だけで問題が解決できるような状況ではなく、地方の過疎化対…

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韓国“スパイ天国化”の恐れ

 韓国と北朝鮮による南北首脳会談が今年相次ぎ開催されたことなどを受け、韓国では融和ムードに便乗するように金正恩朝鮮労働党委員長を露骨に称賛する動きが目立ち始めた。文在寅政権はスパイ行為を取り締まる各機関の規模を縮小させて…

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デジタルが変える学校教育の未来

国際大学GLOCOM 豊福晋平准教授 一斉授業にこだわる教育現場  教員を目指す学生・大学院生をはじめ、教育問題に関心のある人のための人材育成講座「こんぺいとうゼミ」(主催=NPO法人BOON・内山葉月理事長)がこのほど…

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「反基地無罪」叫び沖縄で違法行為繰り返す過激派を支援する左派紙

◆左翼のノスタルジー  今年、1968年の回顧モノが話題になった。この年、フランスではパリのカルチェラタンを舞台にした5月危機、わが国では全共闘やベトナム反戦運動などが高揚し、ヒッピーなどの反体制文化がもてはやされた。そ…

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米、カショギ氏殺害でジレンマ

アメリカ保守論壇 M・ティーセン サウジでの国益重視 皇太子非難でバランス  トランプ大統領とジョージ・H・W・ブッシュ元大統領がこのところ、よく対比される。トランプ氏は、自らの意識の中にいるジョージ・H・W・ブッシュ元…

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老後に対応する社会システム

弁護士 秋山 昭八 「2周目の人生」を豊かに 健康・資産・貢献の寿命延ばせ  人生100年時代を迎えた日本で誰もが老後をより豊かに生き生きと過ごすためには、既存の経済・社会システムを抜本的に変革していく必要がある。  健…

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米で中国系物理学者が不慮の死、秘密技術移転計画に関与か

 米国で1日に不慮の死を遂げた中国系米国人物理学者でスタンフォード大学教授の張首晟氏(55)は、世界のハイテク市場を支配する中国政府の秘密計画に関わっていたとされ、自殺との見方に疑念が持たれている。  米通商代表部(US…

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保守とリベラルのねじれをグローバル化をめぐる対立軸で説明する毎日

◆逆転した保革の主張  サンデー毎日(12月23日号)がトップ記事で「ねじれる保守とリベラル」を載せていて目を引いた。改正入国管理法が成立したことについて、「永田町関係者」が同誌に、「安倍首相という保守政治家が外国人の受…

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辺野古移設、加速を期待

 防衛省は14日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を名護市辺野古に移設するため、埋め立て海域への土砂投入を開始した。日米両国政府による普天間飛行場の返還合意(沖縄県内移設で合意)から22年が経(た)つ。移設に向けての動…

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米ユダヤ教会堂襲撃の背景

獨協大学教授 佐藤 唯行 根強く残る白人優越主義 陰謀論を信じ難民を蛇蝎視  10月27日、米ペンシルベニア州ピッツバーグ市東郊のユダヤ教会堂(シナゴーグ)に男が押し入り、安息日礼拝を行っていた信徒めがけ発砲。11人を殺…

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20人以上の候補者に公平な討論会を模索する米民主党 Democrats try to level debate playing field for two dozen candidates

 民主党は2020年大統領選でトランプ大統領と戦う対抗馬を選ぼうとしているが、討論会の枠を求めて競い合っている20人以上の民主党候補者たちを囲い入れる仕事に比べれば、猫の群れをまとめる方がたやすいかもしれない。  民主党…

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カショギ氏殺害でサウジ非難も戦略的重要性に言及しない米WP紙

◆皇太子の「責任」主張  米上院は13日、サウジアラビア人ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害をめぐって、ムハンマド皇太子の「責任」を主張する法案を通過させた。同時に、イエメン内戦に介入するサウジへの米国からの軍事支…

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史実確認怠った林教授、日本軍と防衛隊員混同

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (34)  筆者はバックナー中将の遺族と石原正一郎大尉本人に会い、さまざまな文献に接し、ようやく事の真相に辿(たど)り着くことができた。これが、筆者の沖縄戦に対…

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韓国「次期大統領候補」特集 李総理1位も対日問題触れず

国内と北を向いた「積弊清算」  朝鮮半島出身の戦時労働者(いわゆる「徴用工」)の「補償」について韓国大法院(最高裁)が10月30日、新日鉄住金に賠償判決を出してから日韓関係はかつてなく悪化している。  安倍政権は、196…

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「高句麗の夢」追う韓国

統一国家実現し勢力均衡へ  米中貿易戦争が「米中新冷戦」の様相を呈してきているが、その中で揺れているのが韓国である。新東亜(12月号)に「朝貢秩序復活を夢見る中国…韓国は四面受敵」の記事が掲載された。書いたのは現役外交官…

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