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シリアから米軍撤収、イランの勢力拡大に懸念

 トランプ米大統領は19日、シリアにおけるイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)への掃討作戦が完了したとして、駐留する米兵約2000人を撤収すると発表した。シリアからの米軍撤収は、トランプ大統領の長年の公約とはいえ、イ…

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平成最後の天皇誕生日に「天皇とは」を説く産経の洞察に富む「主張」

◆一般参賀の人出最多  「この20年、長い天皇の歴史に思いを致し、国民の上を思い、象徴として望ましい天皇の在り方を求めつつ、今日まで過ごしてきました」(平成21〈2009〉年11月。即位20年に当たり)  「譲位の日を迎…

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沖縄の県民投票実施に疑問

沖縄大学教授 宮城 能彦 安易に賛否答えられず 失敗だった平成8年の投票  玉城デニー沖縄県知事は11月27日に名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票を来年2月14日告示、同24日投開票と発表した。  「県民が意思…

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親北史観根強い韓国、軍の教育も対北より反日

迷走する北非核化 (中)  先月、北朝鮮による韓国進攻で始まった朝鮮戦争(1950~53年)などの展示物があるソウルの戦争記念館で韓国の安保危機を憂う集会があった。元国会議長や国防相経験者らが相次ぎ登壇、北朝鮮に非核化を…

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18年の国際関係、ショックだった言葉

 今年の国際関係の中で、衝撃を受けた六つの言葉(群)を並べたい。  ①6月の米朝首脳会談の際のトランプ米大統領の金正恩・朝鮮労働党委員長への賛辞は大衝撃だった。「率直」「立派」「有能」「賢明」「民を愛している」「誰にも反…

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基地の整理縮小を前面に、女性・無党派へ働き掛け強化

玉城知事は国の立場理解し、問題解決を

自民党県連会長に復帰した 照屋守之氏に聞く  知事選、名護市長選、那覇市長選など、沖縄県にとって重要な選挙が目白押しだった選挙イヤーが幕を閉じる。照屋守之自民党沖縄県連会長に凋落(ちょうらく)傾向にあった革新勢力を復活さ…

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狡猾な金正恩式戦術、ICBM解体ショーも

迷走する北非核化 (上)  北朝鮮の非核化が行き詰まりを見せている。国際社会は今年一年、米国や韓国との首脳会談で約束された非核化進展に期待を抱いたが、逆に開発の手を緩めない実態が暴露された。北朝鮮の思惑や非核化を楽観視し…

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台湾海峡問題 Trouble in the Taiwan Strait

 文字に書かれなかった法律は、たとえそれがどんなにロマンチックなものであっても、神話にすぎない。それが文字に書かれていなければ、そのような「法律」を施行する者はいない。そのようなロマンチックな法律は、普通、結婚や家庭を守…

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コソボ議会、軍設立を決定

 コソボ議会は14日、独自軍の設立を明記した法案を可決した。首都プリシュティナからの情報によると、議会に参席した107人の議員全員が独自軍設立を支持したという。コソボを主権国家と認めていないセルビア共和国は、コソボの独自…

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北延命の道は非核化だけだ

 昨年、米朝間は戦争前夜を彷彿させるほど緊張が高まったが、今年6月の首脳会談を境に緊張緩和ムードに転じた。しかし、11月の米中間選挙の後も両国の非核化交渉は膠着(こうちゃく)状態に陥り、再び緊張が高まる状況を呈している。…

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混迷深める中東情勢

エジプト科学技術大学教授 バセル・ユスリ氏に聞く トルコ・カタール「政治同盟」 アラブ諸国と対立  中東地域の動きが複雑化している。アラブ諸国も二分され、外からはイラン、トルコが関わり、シリアをめぐっては、ロシアや米国、…

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オバマ氏の間違い繰り返すな

アメリカ保守論壇 M・ティーセン トランプ氏、シリア撤収表明 IS復活、地域紛争勃発も  同時多発テロの黒幕ハリド・シェイク・ムハンマドは米中央情報局(CIA)に拘束されていた時、捜査官に予言めいたことを言っていた。「(…

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頼りがいある男性復活を

人口減少社会を超えて 第3部・識者インタビュー (4) 文藝評論家・日本平和学研究所理事長 小川榮太郞氏(下) 今、若者で結婚したい人は男女とも9割近くいるのに、なぜ結婚できないのか。  男女共同参画社会の実現が叫ばれ、…

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作文に綴られた「真剣に生きる姿」

作文に綴られた「真剣に生きる姿」

石川県志賀町で中高生対象に「加能作次郎文学賞」授賞式  大正から昭和初期の文壇で活躍した自然主義文学の作家・加能作次郎(1885~1941)の功績をたたえる「加能作次郎文学賞」の授賞式が、このほど生まれ故郷の石川県志賀(…

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軍事外交を積極展開する中国

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 合同演習と国際会議参加 軍要人や艦艇の相互訪問も  先のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では、ペンス米副大統領と習近平中国国家主席の激しい応酬で、ついに共同宣言が発出できないまま…

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デジタルが変える学校教育の未来

デジタルが変える学校教育の未来

東京書籍取締役 川瀬徹氏  教員を目指す学生・大学院生をはじめ、教育問題に関心のある人のための人材育成講座「こんぺいとうゼミ」(主催=NPO法人BOON・内山葉月理事長)がこのほど、都内で行われ、「デジタルが変える学校教…

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中国の軍拡黙認し日本の防衛力強化に反対する朝日社説は「必負」の勧め

◆中国側の主張と一致  「敵を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」。中国春秋時代の軍事思想家、孫子の言である。「敵を知らずして己を知れば、一勝一負す。敵を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」と続く。  その意味は―…

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偏差値を並べた大学受験情報提供の週刊朝日は十年一日の誌面作り

◆予備校の資料を駆使  かつて、新聞社系の週刊誌は、親(おや)メディアの新聞で、受験戦争の過熱ぶりに非難のつぶてを加えながら、片や、2、3月の受験期には、当の誌面で競い合って大学ごと出身高校別合格者数を掲載し、受験熱をさ…

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玉城沖縄県政の空騒ぎ危惧

OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 保守を名乗る資格なし 説明すべき政治的立ち位置  よもや、まさか、玉城デニー氏が沖縄県知事になるとは。ショックが大き過ぎた。筆者は関西弁も関西人も大好きだが、大阪府民が芸人…

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極端な個人主義 少子化加速

人口減少社会を超えて 第3部・識者インタビュー (3) 文藝評論家・日本平和学研究所理事長 小川榮太郞氏(上) わが国の急激な少子化、人口減少をどう見るか。  戦後、世界でも類を見ないほど極端な個人主義を、マスコミ、日教…

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日露国境線の変遷と北方領土

拓殖大学大学院特任教授 濱口 和久 17世紀に4島の統治確立 ロシア領には一度もならず  11月14日、安倍晋三首相はシンガポールでロシアのプーチン大統領と会談した。「1956年の日ソ共同宣言を基礎として平和条約交渉を加…

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コロラド州のケーキ職人、再び裁判に巻き込まれる Colorado baker embroiled in another legal battle

 【デンバー】キリスト教徒のケーキ職人、ジャック・フィリップスさんは、同性カップルのウェディングケーキ作りを断ったことをめぐる6年に及ぶ法廷闘争に勝利した。だが、フィリップスさんは今、トランスジェンダーの誕生日ケーキの問…

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自己人工授精で出産した女性カップル登場させLGBTの暴走あおるNHK

◆子供の人権を考えず  性の問題を倫理・道徳から切り離し、恋愛や結婚に対して個人の権利からアプローチするのが、いわゆる「LGBT」(性的少数者)支援の基本だ。この考え方からすれば、男女の結婚も“同性婚”も同等の価値になる…

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