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日本版台湾関係法の制定を
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 「運命共同体」の日台米 総統・大統領選前の今が好機 40年前、米国では台湾との関係についての指針を示す台湾関係法が有効になった。1979年2月に制定され、…

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貿易戦争の「本丸」、中国パワーの源泉叩く
米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (3) 冷戦時代、米ソの核戦争を抑止したのは「相互確証破壊」だった。核攻撃を行えば報復核攻撃を受けて相互に破滅するという「恐怖の均衡」が両国の行動に歯止めを掛けた。 これに対…


極貧人口増加、アフリカで米国が中国に挑む
飢えてガリガリのナイジェリアの子供たちの写真。一昨年のGDP(国内総生産)が約3760億㌦でアフリカ1を誇る経済・産油大国の子供とは思えない。 国際貧困モニター研究機関「世界貧困時計」によれば、ナイジェリアは昨年、極…


昭和天皇の心の声を聞く 御製・直筆草稿が物語るもの
昭和天皇の御製(和歌)の直筆の草稿とメモが発見され、世界日報社は独自調査を進めてきた。それらには昭和天皇の御心が率直に吐露された未発表の作や、皇族方、親しくされていた人々や国民への思いの滲(にじ)む歌が含まれる。一方で…

ホワイトハウスを目指すポカホンタス Pocahontas in pursuit of the White House
4年ごとの大統領選につながる行事の先頭を切って行われる、アイオワ州の党員集会までまだ1年もあるのに、マサチューセッツ州のエリザベス・ウォーレン上院議員は、ドナルド・トランプを排除するという大仕事をやり始めるのが待ち切れ…


衆院沖縄3区の補欠選挙、4月21日に投開票
自民・島尻安伊子氏と革新・屋良朝博氏の一騎打ち 翁長雄志知事の死去によって行われた沖縄県知事選で玉城デニー知事が誕生してから、今月4日で3カ月がたった。だが、知事選で玉城氏側に吹いた風も、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の…


今年も続く「半島リスク」
日本に大きな影響を及ぼす朝鮮半島情勢。新年を迎え懸案解決を期待したいところだが、北朝鮮の非核化とそれをめぐる米朝対話、歴史認識問題などで日本との関係悪化が続く韓国・文在寅政権の動向の見通しはいずれも厳しい。今年もしばら…


世界人権宣言を無視する中国
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 少数民族を二級市民扱い 信仰の自由認めず弾圧・虐待 昨年12月10日は世界人権デーであった。1948年12月10日に第3回国連総会で世界人権宣言が採択されてから70年を迎…

新年こそ憲法改正議論を
戦争、テロ、大規模自然災害、特殊災害、感染症、その他あらゆる危機に対応できる実力組織は自衛隊しかいない。警察、消防、海上保安庁もある程度のレベルまでは対応できるかもしれないが、最後の砦(とりで)が自衛隊であることは多く…


太古の昔から「命のつながり」を見る企画展
北海道博物館が国立科学博物館と協働事業 地球が生まれて約46億年、さまざまな生物が地上に登場した。北海道博物館(札幌市厚別区)では昨年12月上旬から1月20日までの期間、「生命のれきし―君につながるものがたり―」をテー…

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親中派勢力の失望、「応援団」やめた経済界
米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (2) 昨年11月、米経済界の重鎮がシンガポールで行った演説が様変わりした米中関係を象徴していた。 「中国の経済開放が遅いため、米経済界は(中国の)擁護者から懐疑派に変わり、…

日本の歴史と伝統を顧みず女性・女系天皇容認論に固執し続ける毎日
◆皇室像を問うた毎日 今年は平成から新しい御代(みよ)へと移る節目の年だが、元旦から6日までの各紙社説で御代替わりを取り上げたのは毎日と産経、本紙の3紙だけで、いささか寂しい年明けとなった感がする。 昨年、大嘗祭への…


トランプ大統領の実績トップ10
アメリカ保守論壇 M・ティーセン カバノー氏を判事指名 イラン核合意から離脱 トランプ大統領は就任2年目、並外れた成果を上げ、大変な失敗もしてきた。それは今も続いている。この1年間のトランプ氏の実績トップ10について考…


韓国の反日感情は国家的損失
北朝鮮の長期独裁政権を支える2本柱は「反米扇動」と「反日扇動」である。外に敵を作って国民の敵愾心(てきがいしん)を煽(あお)り、不平不満のはけ口にして国内の結束を固めるのが、彼らの常套(じょうとう)手段だ。 韓国の過…


F35B導入と「いずも」改修
元統幕議長 杉山 蕃 海空防衛力充実へ前進 対潜艦艇の増強等が急務に 先月防衛省は、米海兵隊のF35B型機の導入を明らかにし、これに伴い「いずも型ヘリ搭載護衛艦」(DDH)をF35Bが運用可能なように改修することを公表…


「常識」砕いたトランプ氏、半世紀の関与政策を転換
米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (1) 米国と中国の対立は、貿易戦争を超え軍事やハイテク分野を含む全面対決の様相を呈してきた。21世紀の覇権を懸けた「新冷戦」の背景や現在の動きを、第1部は米国側から探る。(編…

今年は東アジアの地政学的な危機が高まるとの予測で一致した3誌
◆波瀾万丈だった平成 2019年は平成最後の年となる。そもそも平成という元号は、中国の古書『史記』の中にある「内平外成(内に平らか外成る)」、『書経』の「地平天成(地平らかに天成る)」から取った言葉で、「国の内外、天地…


東洋的思想の「精神療法」
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 「森田療法」100年に思う 「生き方」の処方箋に活用を 日本で生まれた森田正馬(まさたけ)による「森田療法」の理論が確立したのが1919(大正8)年、森田正馬45歳の時で、今年は…

LGBT「自認」1.6%と少なく出た名古屋市調査を無視した「朝日」
◆電通調査は7・6% 「性的少数者1・6%が自認」――こんな見出しを打った記事が「日本経済新聞」(昨年12月18日付)夕刊に載った。「東京」にも同様の記事があった。名古屋市が昨年7月、市民1万人(18歳以上、有効回収4…

国境の壁に支援申し出、中国の脅威も警告―米国防長官代行 Shanahan offers help on border wall, warns of threat posed by China
ジェームズ・マティス前米国防長官の突然の辞任を受け、新たに長官代行に就任したパトリック・シャナハン氏は2日、トランプ大統領のホワイトハウスが長く望んでいた国防総省内の協力者になることを明確にした。その一方、在任中は中国…

「社の方針」で連載中止、表現の自由奪った新報
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (37) 1996年6月に筆者が発表した「沖縄戦ショウダウン」の中で、沖縄タイムスの『鉄の暴風』を徹底的に批判したことがあった。その時、タイムスとライバル関係…


辺野古めぐる県民投票 正当性なき「政治闘争」
《 沖 縄 時 評 》 地元無視、中立性からも逸脱 設問で異なる結果に 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐって沖縄県は2月24日に県民投票を行う予定だ。だが、県民投票は「地元」の普天間や辺野…


情報覇権で牙むく米中
技術開発のスピードが、米中関係を決める鍵になると注目されている。米中の貿易摩擦の根底にあるのは、中国の技術覇権を叩(たた)く上での布石にすぎない。現在、技術覇権と表現されているが、この2カ国が牙をむき出しにして互いを凌…
