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中国が新型中距離ミサイル配備公表
中国は、米海軍の南シナ海での「航行の自由」作戦に対抗し、地上配備の中距離弾道ミサイル「東風26」を、同国北西部の内陸部に配備したことを明らかにした。南シナ海、グアムを射程に収め、米軍は今後、潜水艦配備の低出力核兵器など…


「発達障害バブル」生むチェックリスト
「発達障害診断・治療を問い質す」講演会 「発達障害という診断の下に、子供たちの人権が奪われてしまう」――。教育現場に「発達障害支援」と称して、安易に医療に結び付ける風潮がある。その結果、向精神薬を処方される児童・生徒が…

自らのフェイクを棚に上げ首相のサンゴ発言をフェイクと断ずる沖縄紙
◆社説で知事を後押し 「どっちがフェイクか」と思わず唸(うな)ってしまった。安倍晋三首相が6日のNHK番組「日曜討論」で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立てについて「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは…


トランプ大統領の失敗ワースト10
アメリカ保守論壇 M・ティーセン シリア撤収を主張 南部国境で難民親子を引き離し トランプ大統領は就任2年目の昨年、数多くの素晴らしい実績を上げたが、同時に、恥ずかしくなるようなことから、手の施しようのないことまで、さ…


INF条約は破綻したのか
ロシア研究家 乾 一宇 中国を念頭に置く米露 中距離核開発・配備も視野に 昨年10月、トランプ米大統領は、ロシアの条約違反を理由に中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱を表明した。さらに12月4日、ロシアが60日以内…


広がるムスリム観光客への対応
訪日外国人数が昨年、初めて3000万人を突破した。インバウンドのさらなる拡大を目指す日本にとって、訪日ムスリム(イスラム教徒)への対応は重要な課題の一つだ。ハラル(コーランで食べることを許された食材)以外にも礼拝用スペ…

読み応えあった週刊朝日の「新天皇の7つの壁」岩井・保阪両氏の対談
◆「深謀遠慮」のご発言 今年は御(み)代替わりを迎える。それに関連して週刊誌でも平成の時代を振り返り、新しい時代の天皇制や皇室について取り上げる企画が目に付くようになってきた。 週刊新潮(1月17日号)と週刊朝日(1…

自衛官の60歳定年検討を
防衛省は昨年12月21日、1佐から3曹までの自衛官の定年年齢をそれぞれ1歳ずつ引き上げることを決定。自衛隊法施行令などを改正し、2020年1月以降の実施を目指すとしている。 防衛省は定年年齢引き上げの理由を「装備品の…


強まる人権弾圧、史上最悪の統制国家に
米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (7) 昨年11月、ワシントンのシンクタンク、ケイトー研究所が開催した中国新疆ウイグル自治区の人権侵害をテーマにしたシンポジウム。司会者からこんな強烈な意見が表明された。 「…

シリア米軍撤収発表が大きな波紋を呼び各メディアが賛否両論展開
◆批判を受け取り消す トランプ米大統領が昨年12月、シリアの米兵は「全員返って来る。すぐに帰って来る」とシリアからの全軍撤収を発表したことが大きな波紋を呼んだ。各国メディアからは、過激派組織「イスラム国」(IS、ISI…

中国の月面着陸はトランプ氏の宇宙軍構想を後押し China’s moon landing boosts Trump’s Space Force
中国が最近行った月への打ち上げは、トランプ大統領が目指す宇宙軍を幾分後押しする可能性がある。 米当局者によると、中国が先週、月の裏側に探査機を着陸させるという画期的なミッションで示した能力は、米国と同盟国の宇宙におけ…


IWC脱退と日本捕鯨の将来
東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之 さらに進む後退と凋落 科学的根拠と持続利用示さず 菅義偉官房長官は昨年12月26日、日本の国際捕鯨取締条約(ICRW)からの脱退を表明した。本年7月以降の商業捕鯨は日本の「領…


中国の世論工作、多方面への浸透に警戒感
米国など民主国家に広く浸透する中国の世論工作の実態について、米国で関心が高まっている。それらが、米国が掲げる自由や人権などの価値観を脅かしているとの警戒感からだ。 米シンクタンク、フーバー研究所などは昨年11月に32…

文政権の「失政112件」
野党が経済・国防など批判 韓国野党で保守の自由韓国党が文在寅政権の「失政112件」をリストアップした報告書を出し、月刊朝鮮(1月号)が取り上げている。 代表事例として、①経済惨事(最悪の雇用実情、最低賃金の急激な引き…

体制競争で後れ取る韓国
「古い民族主義」脱却できず 誤った文政権の対北政策 東亜日報の総合月刊誌「新東亜」(1月号)に未来戦略研究院の具海祐(クヘウ)理事長が南北韓が「第2の体制競争に入った」と書いており興味深い。 具理事長は、「2018年…

非指示的心理療法の学び
松戸市の古書店で見つけた一冊の小さな本「置かれた場所で咲きなさい」というタイトルの小型本だが、何度か読み返して興味を持った。 著者はノートルダム聖心女子大学理事長・渡辺和子氏で、父親の錠太郎氏は昭和初期の陸軍教育総監…

ビッグデータで交通渋滞緩和へ Arizona city rolls out voluntary traffic reduction program - by tracking residents’ cellphone data
ビッグデータで個人の行動が追跡されることに対する懸念が指摘される中、アリゾナ州の都市が、交通渋滞を緩和するために、住民の動きを追跡する計画を開始した。 フラッグスタッフ市職員らは、計画への参加は任意であり、匿名で行わ…

岩波が中止を要求、幻となった連載最終稿
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (38) 筆者が琉球新報記者4人組による信じ難い暴挙の件について会見しなかった理由はただ一つ、親友である嘉数(かかず)武編集長の苦しい立場を考慮したからだ。そ…


5G覇権争い、勢力圏分ける「踏み絵」か
米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (5) 何者かがニューヨーク市内の全世帯のエアコンを操作し、設定温度を一斉に数度変えたらどうなるだろうか。発電所がパンクし停電してしまうかもしれない。あり得ないと思えるこんな事…

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再浮上するロシア・ベラルーシ連邦国家
形骸化しているロシア・ベラルーシ連邦国家に新たな動きがみられる。ロシアの憲法の規定により2024年に任期が終わり再選はできないプーチン大統領が、ロシア・ベラルーシ連邦国家の元首に就任することで、事実上の終身大統領となる…


揺らぐ米軍の優位、地域覇権へ野心示す中国
米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国 (4) 2024年×月××日。中国軍は、台湾が独立を宣言するのを阻止するため、空爆やミサイルによる奇襲攻撃を開始した。台湾海軍に壊滅的な打撃を与えた後、台湾への上陸作戦を敢行。…


昭和天皇直筆草稿、歌会始の未発表御製も
乃木大将の思い出など 世界日報社が調査を進めている昭和天皇の御製(和歌)の直筆草稿の中に、歌会始のための草稿が含まれ、大半が未発表の歌であることが分かった。学習院院長を務めた乃木希典大将の思い出を詠んだ歌もある。 草…

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中東政治の鍵を握るトルコ、米軍シリア撤退で取引か
トランプ米大統領が突然発表した米軍のシリア撤退はマティス国防長官の辞任の引き金となったが、背後でトランプ米大統領とトルコのエルドアン大統領の取引があったのではないかとの見方が有力だ。トルコが中東政治のキープレイヤーにな…
