オピニオン rss

世界はジャングルの秩序 中東の父子鷹はどうする

 1991年1月17日、米軍などが、クウェート侵攻中のイラクへの空爆を開始、湾岸戦争が始まった。ブッシュ(父)米大統領は、「侵攻は絶対許せない。今や新世界秩序が進行しているのだ」と強調した。東西冷戦が終結しそうな中、中東…

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計画的移民の検討に着手を

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 日本の地盤沈下を防げ 成長率を下げる就業者減少  年頭に当たり、日本のマクロ経済を回顧し、将来を展望してみよう。  まず経済成長率を10年ごとに見ると、1960年代は高度成…

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米一般教書、「世界の警官」否定は疑問だ

 オバマ米大統領は、上下両院合同会議で一般教書演説を行った。オバマ大統領にとっては今回が最後となった。  先鋭化する党派対立  オバマ大統領は冒頭で「我々は途方もない変化の時代に生きている」と語った。今回の演説は、1年間…

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翁長雄志沖縄県知事礼賛に終始する地元2紙

浜比嘉勇・沖縄市議に聞く 「中国の脅威」議論避ける  翁長雄志知事が2014年末に就任して以来、沖縄の地元メディアが普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設に反対の論調を続けている。こうした中、沖縄市議会の浜比嘉勇議員(会派…

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悪用防止念頭に民泊の法整備を

 日本を訪れる外国人観光客が急増する中、民家の空き部屋などを宿泊用に貸し出す「民泊」にホテル不足を補う役割が期待されている。  現行の旅館業法は自治体の許可なく営利目的で多数の客を宿泊させることを禁止している。このため、…

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国は「屋内全面禁煙化」に責任を

五輪に向けた禁煙の取り組み 日本医師会常任理事 羽鳥 裕氏に聞く(下)  日本は、FCTC(タバコ規制枠組条約2004年署名、批准。05年2月27日から発効)批准国で、締約国は公共の場での受動喫煙防止対策を促進することに…

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高貴な心は長寿を支える力

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 健康と病は「心身一如」 副交感神経働く利他的精神  WHO(世界保健機関)の創立50周年の記念総会(1999年)に、「新しい健康の定義」を提案することになり、その原案づくりがジュネ…

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化血研は解体的出直しで体質改善を

 化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)が承認外の方法で血液製剤を製造していた問題で、厚生労働省は医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づき、過去最長となる110日間の業務停止命令を出した。  患者の信頼を裏切った化血研の責任…

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アベノミクスの成果未だし

経済ジャーナリスト 尾関 通允 市場縮小する人口減少 賃上げ伸びず弱含む展開か  分かり切ったことだが、人も生き物なのだから、必要最低限以上の飲食物や日常生活に是非とも欲しい家庭用道具類を欠かすことはできない。その飲食物…

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北が主張する「水爆」実験 ブースト型核分裂弾か?

韓国で核武装論が再浮上  1月6日、北朝鮮が成功したと発表した「水素爆弾」実験はマグニチュード5・1と推測される地震を発生させた。これはTNT火薬に換算して20㌔㌧の原爆の威力に相当し、水爆実験ではなく「ブースト型核分裂…

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成人の日、「古典」に人生の指針見つけよ

 きょうは成人の日。新成人の人口は男性が62万人、女性が59万人の計121万人(総務省推計)で、前年比では5万人少ない。大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする若者たちを激励したい。 世界の秩序が不安定  今の時代…

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実現性のないシリア和平案

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 無視できぬアサド政権 複雑な構造の社会で存在感  アラブ・イスラーム世界では約束したり、予定を決めたりするときには「イン・シャア・アッラー」という言葉をもって締めくくるのが恒例である。「…

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米大統領選、政治不信一掃する論戦を

 今年は4年に一度の米大統領選が行われる。超大国米国を導く大統領は世界のリーダーになることが宿命であり、日本にとっては最も親密な関係を維持すべき国の指導者の選出だけに、否が応でも注目が集まる。 候補者鍛えるプロセス  民…

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世代抗争進行するサウジ王室

サウジ問題 スーダン出身国連記者 シャリフ氏に聞く  サウジアラビアが2日、イスラム教シーア派指導者ニムル師を処刑したことがきっかけで、スンニ派の盟主サウジとシーア派代表イランの間で激しい批判合戦が展開し、一発触発の緊迫…

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サウジ・イラン、宗派対立を激化させるな

 中東の大国サウジアラビアとイランの関係悪化で、地域の不安定化へ懸念が強まっている。直接の原因はサウジのイスラム教シーア派高位聖職者ニムル師の死刑執行だが、長年の宗派対立がその根底にある。 大使館放火で国交断絶  サウジ…

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各党代表質問、野党は現実的な対抗軸を示せ

 通常国会の各党代表質問が衆参両院で行われた。衆院では北朝鮮による「水爆実験」の発表を受けて「看過できない暴挙」(岡田克也民主党代表)など各党代表が質問の冒頭で北朝鮮を厳しく批判し、遺憾の意を表明した。事態に即応して一致…

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したたかな共産党 比例票狙いの「統一候補」

勝ち目ない参院1人区  共産党の、2016年党旗びらき(同党の仕事始め)が、1月4日に代々木の党本部で開催された。党旗びらきで志位委員長は、夏の参議院議員選挙での、すべての1人区での野党統一候補の擁立と共産党の躍進を訴え…

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国家の「実が固まる」年に

政治ジャーナリスト 細川 珠生 問題対処の諸改革必要 首相に期待したい憲法改正  「丙申」である2016年は、「形が明らかになっていく」「実が固まっていく」年という意味があるという。そうであるならば、日本という国家も、「…

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北の核実験、座視できぬ対日核脅威の増大

 北朝鮮が4回目の核実験を実施した。同国政府は「初の水爆実験」としているが、核実験に成功したことだけは間違いない。隣接国であり、かつ常識では考えられないような無法行為を継続してきた北朝鮮だけに、わが国にとっては脅威が増大…

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家庭の価値、「絆」を輝かせる年にしたい

 「家庭生活は、文明の所産のうち最も高い、最も美しいものである」。  これは1世紀前の1909年、米国のセオドア・ルーズベルト大統領の下で開かれた要保護児童に関するホワイトハウス会議の声明の一節だ。世界人権宣言(48年)…

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憲法9条は正しく改正せよ

軍事評論家 竹田 五郎 東京・朝日の“提案”論外 集団的自衛権縛り国守れず  安全保障関連法は成立したが、昨年の通常国会の審議における政府の法案説明は不十分で、国民の理解を得るには不徹底である。野党は結束して来る参院選挙…

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五輪に向けた禁煙の取り組み 受動喫煙防止の義務化を

日本医師会常任理事 羽鳥 裕氏に聞く(上)  日本は、FCTC(タバコ規制枠組み条約2004年署名、批准。05年2月27日から発効)の批准国で、締約国は、公共の場での受動喫煙防止対策を促進することになっている。また、国際…

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新年の日本経済、成長力どこまで回復できるか

 新年の日本経済がスタートした。「アベノミクス」も今年で4年目。来年4月に予定する消費税再増税を控え、どこまで景気が回復し、成長力を高められるか正念場の年である。  2015年度補正予算や16年度予算などの景気刺激効果は…

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