オピニオン rss

21世紀型の新しい戦争形態

哲学者 小林 道憲 テロと分散に悩む世界 不安に耐える精神的基盤を  今世紀は、2001年9月11日に起きたアメリカ世界貿易センターへのイスラム過激派による自爆テロ事件から始まった。その後、この国際テロ事件は世界各地で続…

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憲法制定70年、議論深め自らの手で改正を

 今年は戦後70年の節目の次の年だが、昨年に劣らぬ重要な年だ。戦後のわが国のかたちを決定した憲法が制定されて70年目を迎える中、今夏の参院選の結果次第では、現行憲法の下で初めて憲法改正を発議できる政治環境が生まれるからだ…

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極僻地・レダの成功、地方普及に期待

エコツーリズムにも大きな可能性 アスンシオン国立大学教授マグノ・バレト氏に聞く 北パラグアイ・レダの魚養殖  北パラグアイのレダで日本人が、食用で人気のある魚パクーのふ化と養殖に成功したことは、パラグアイの水産業界で大き…

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日本の宇宙基本計画の進展

慶應義塾大学教授 青木 節子 重要な「宇宙状況把握」 防衛通信衛星など成果目標  昨年(平成27年)の1月9日、第三次宇宙基本計画が首相を議長とする宇宙開発戦略本部で決定された。初めて政策目標に「宇宙安全保障の確保」を明…

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普天間移設賛成の意見書 地方議会の可決数増へ民間から加勢

「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」我那覇 真子代表運営委員に聞く 沖縄県の地元2紙を「正す」ということだが、具体的にどういう報道が問題か。  2紙が偏向しているということでもあるが、事実を違え捏造していること…

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防衛法制、国際常識に沿ったものにせよ

 昨年は集団的自衛権行使の限定容認を含む防衛法制の制定問題で明け暮れたが、「次は経済の番」ということで、防衛問題は忘れられた感がある。  限定容認によって日米安保条約への信頼性は持ち直すが、これで混迷している現在の国際社…

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辺野古反対運動の同調圧力

詩人・美術評論家・沖縄県文化協会顧問 星 雅彦 沖縄2紙で事大主義に 抑止力働く米軍基地の存在  明治政府の近代化に伴う「琉球処分」に搦(から)めて、最近の沖縄では「沖縄処分」という表現がうそぶき、それで痛烈に日本政府を…

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沖縄県民と共に新たなページを

ソフトパワーで日米同盟強化 沖縄・北方担当相 島尻安伊子参院議員に聞く  島尻安伊子沖縄・北方担当相はこのほど世界日報社のインタビューに応じ、沖縄選出の沖縄担当相として「子供の貧困問題」への取り組みに意欲を示し、沖縄の明…

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平和貢献へ脱皮は欠かせぬ

憲法改正で国のビジョン遂行を  来年のことを言えば鬼が笑う、という。だが、年明けて今年のことをあえて予測すれば鬼だって笑うどころか顔を引きつらせてしまうような厳しい世界の情勢ではないか。  IS、中国の動向がカギ  イス…

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ISと中国に明け暮れた1年

元統幕議長 杉山 蕃 テロと南シナ海問題 新指針で日米防衛協力前進  1年を振り返って防衛の抱える問題について所見を披露したい。  軍事治安関連で最も世界の耳目を集めているのは、「イスラム国」(IS)と自ら称するトルコ・…

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北朝鮮、民生重視より先軍政治 幹部粛清・恫喝外交変化せず

北朝鮮の回顧と展望 宮塚コリア研究所代表 宮塚利雄氏に聞く  ――北朝鮮の1年を振り返って、金正恩(キムジョンウン)の権力基盤は拡大・安定したのか。  この1年は金正恩政権にとっては明るい話題はなかった。足を引きずって会…

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15年の日本、未来への展望を開いた1年

 いま東映系で公開中の日土合作映画「海難1890」は二つの史実に基づいた日本とトルコの名もなき人々の素朴な善意を描いている。  安保関連法が9月に成立  昭和60(1985)年3月、イラン・イラク戦争下のテヘラン空港に欧…

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15年の世界、遅きに失した米自由航行作戦

 オバマ米政権の安全保障戦略の特徴は「アジア・ピボット(回帰)」あるいは「アジア・リバランス(再均衡)」と呼ばれるアジア太平洋地域重視の方向性を明確に打ち出したことである。とりわけ、中国の急速な軍備増強と海洋進出による脅…

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地に堕ちたテレ朝「報ステ」<English付>

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 基地映像の印象操作 レーザー照射犯に情状酌量  日本では歴史上かつてないほどメディアに対する国民の目は厳しくなっている。朝日新聞が“従軍慰安婦”問題で20年…

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「慰安婦」合意、日韓未来志向の出発点に

 岸田文雄外相は安倍晋三首相の指示を受け訪韓し、尹炳世韓国外相との会談でいわゆる従軍慰安婦問題をめぐり最終合意に至った。特にここ数年、日韓の最大懸案となってきた同問題が決着したことで、両国が未来志向の関係構築に向け歩み出…

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中国共産党は巨大な財閥

世日クラブ 世界の権力構造の変容と日中関係~歴史戦争は終わらない ノンフィクション作家 河添恵子氏  ノンフィクション作家の河添恵子氏はこのほど、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代…

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韓国の言論の自由を憂える

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 落ちる民主主義の評価 「産経」の次の朴裕河氏起訴  産経新聞の前ソウル支局長・加藤達也氏の無罪判決が下された。これに対し日本の政府関係者やメディアは韓国政府の日本に対する姿勢の変化…

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辺野古移設、知事は国との対立煽るな

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に関し、沖縄県は国土交通相が翁長雄志知事による埋め立て承認取り消しの効力を一時停止したのは違法として、効力回復を求めた訴えを那覇地裁に起こした。翁長知事は辺野古移…

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消えないトランプ氏の人気

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 憤懣募る米国民を代弁 テロ、格差、オバマ大統領に  不動産王ドナルド・トランプは共和党大統領予備選候補として「すぐに消える」はずであった。しかし、度重なる暴言…

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高浜原発、認めた新規制基準の合理性

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働差し止めを命じた仮処分について、福井地裁(林潤裁判長)は関電の異議を認め、取り消す決定をした。  これにより、関電は同3号機の原子炉に核燃料の搬入を始めており、来年1月…

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16年度予算案、増税に耐え得る経済に十分か

 政府は一般会計の総額を96兆7218億円とする2016年度予算案を決定した。当初予算としては4年連続で過去最大の規模である。  安倍政権が重視する「1億総活躍社会」の実現に向けたものであるとともに、17年4月に予定され…

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新国立競技場、「日本らしさ」世界に発信を

 2020年東京五輪のメーンスタジアムとなる新国立競技場のデザイン・建設計画が決まった。大会のシンボルとなり日本スポーツの新しい聖地となる。これを機に、旧計画やエンブレムの白紙撤回でミソが付いた五輪への機運をもう一度高め…

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防げなかったパリ事件 驚愕のISサイバー活用

脅威の性質が変わる  今年はパリのシャルリ・エブドを襲った連続テロ事件で幕が明け、「イスラム国」(以下IS)によるパリ同時多発テロにより、グローバルな安全保障のあり方が劇的に変わろうとしている。  米国でのISに関連する…

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