オピニオン
北方領土の日 4島一括返還に強い決意示せ
36回目の「北方領土の日」を迎えた。我が国固有の領土である択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島が旧ソ連に不法占拠され、今なお、その状態が続いている。安倍晋三首相はきょう開催の北方領土返還要求全国大会でロシアに改めて抗議する…
安保関連法施行を前に 政治家の責任と覚悟を問う
嘆かわしい政治の頽廃 1月6日の午後0時半に突如、北朝鮮は国営の朝鮮中央テレビを通じて、「最初の水素爆弾実験を実施した」と発表した。この暴挙に松の内の屠蘇気分は吹き飛び、日本中が震駭(しんがい)する事態となった。 翌…
清原容疑者逮捕、球界も薬物禁止啓蒙で貢献を
元巨人の桑田真澄投手とともにPL学園「KKコンビ」で甲子園を沸かせ、プロ野球では西武や巨人の中心打者として活躍し、選手引退後は野球解説者のほかタレントとして活動してきた清原和博容疑者(48)が覚せい剤取締法違反(所持)…
安保関連法施行を前に 政治家の責任と覚悟を問う
嘆かわしい政治の頽廃 1月6日の午後0時半に突如、北朝鮮は国営の朝鮮中央テレビを通じて、「最初の水素爆弾実験を実施した」と発表した。この暴挙に松の内の屠蘇気分は吹き飛び、日本中が震駭(しんがい)する事態となった。 翌…
北朝鮮核・ミサイルの抑止策
1988年、イランとイラクは長期戦の末、弾道ミサイル合戦を繰り返した。当時、イランがイラクのバグダッドに発射した88発のスカッドミサイルは全て北朝鮮製だった。80年代から北朝鮮は弾道ミサイルを中東地域に輸出して年間10…
自壊が始まる「オール沖縄」
OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 追い詰められた翁長知事 宜野湾市長選佐喜真氏圧勝で 今年初めの重要選挙として1月24日に投開票された沖縄県宜野湾市(人口9万7千人)の市長選挙は、自民党と公明党が推薦した…
北「衛星」発射予告、核攻撃に自信持たせるな
北朝鮮が今月8日から25日までの間に事実上の長距離弾道ミサイル発射とみられる地球観測衛星「光明星」の打ち上げを行うと国際電気通信連合(ITU)など国際機関に通告した。衛星打ち上げは核開発と連動したミサイル技術の検証実験…
ジカ熱、封じ込めへ緊密な国際協力を
世界保健機関(WHO)は、ブラジルなど中南米を中心に流行している感染症「ジカ熱」について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。妊婦の感染と、新生児の頭が先天的に小さくなる「小頭症」との関連が疑われている…
北朝鮮「水爆」は張り子の虎
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 体制の弱さの焦り露呈 核実験で揺れる中国・延吉 「延吉市内も揺れました。学校の校庭にもひび割れが生じたところもあり、大変でした」と、延吉にいる定点観測者が電話で答えてくれた。当初マスコ…
高浜再稼働、原発技術向上にも取り組め
関西電力の高浜原発3号機(福井県高浜町)が2012年2月以来、3年11カ月ぶりに再稼働し、1日から発電と送電を始めた。関電は状況を見ながら段階的に出力を上げ、今月下旬には営業運転に移行する見通しだ。また核燃料の搬入を始…
ブータン王室に流れる賢人の血脈
ブータンの魅力(上) ブータン王国名誉総領事 徳田ひとみ氏に聞く 日本経営者同友会代表理事の徳田ひとみ氏が2010年4月、在東京ブータン王国名誉総領事に就任して、間もなく6年を迎える。ブータンに日本大使館はなく、日本に…
「一つの中国」拒否した台湾
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 難問に挑む蔡次期総統 日本と海洋国の本領発揮を 台湾の総選挙は予想通りとはいえ民進党の大勝利で終わった。台湾人の良識を高く評価し、心からの祝辞を述べたい。 …
米大統領選、懸念されるポピュリズム
オバマ米大統領の後継を選ぶ次期大統領選(11月8日投開票)に向け、きょうは指名争いの初戦となるアイオワ州党員集会、今月9日にはニューハンプシャー州で全米最初の予備選挙が行われる。 本格化する指名争い 両州で上位につ…
原油安で流れる露軍事技術
元統幕議長 杉山 蕃 中国軍質的向上の恐れ 最新装備のコピーも黙認か 新春は、中国経済への不安感から全世界的な株安でスタートした。そのような中、世界的には原油安という大きな流れが並行し、この影響は極めて大きい。一般に経…
天皇、皇后両陛下フィリピン御訪問 心に刻まれた慰霊と親善
天皇、皇后両陛下は、5日間にわたり国賓としてフィリピンを訪問された。晩餐(ばんさん)会でのスピーチ、そして日比両国戦没者の慰霊は、両国民の心に深く刻まれ、絆を強めるものとなった。 両陛下が54年ぶりに 今回の御訪問は…
甘利氏辞任、国会運営を早急に立て直せ
甘利明経済再生担当相が辞任した。自らの「政治とカネ」の問題で国政を停滞させてはならないとする決断からだ。景況が正念場を迎え安全保障情勢が緊迫化している中での国会である。国会運営を早急に立て直し、来年度予算案などの重要案…
看護師戦線異状あり 人材不足で病院が争奪戦
3Kの職に7対1基準 看護婦から看護師になり14年。それは日本の医療界を変えた記念すべき年、改革の年だったといえるだろう。 それまで医療界で看護職に従事する女性は看護婦と呼ばれ、男性は看護士と呼ばれていた。ところが2…
対北朝鮮制裁、慎重姿勢の中国を動かせ
米国のケリー国務長官が訪問先の中国・北京で王毅外相と会談し、北朝鮮による4回目の核実験を受けて国連安保理で検討する対北朝鮮制裁について協議した。 だが、王外相は対話による解決を訴え、北朝鮮を追い詰めるような厳しい制裁…
ケルン事件で揺らぐ独首相
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 国境を閉ざす欧州各国 早急な対策必要な難民問題 ドイツはシリアやアフリカ、アフガニスタンなど紛争地帯からの難民を両手を広げ迎え入れてきたが、ニューイヤーズ・…
教科書謝礼問題、採択の公正性揺るがすな
小・中学校の教科書を発行する会社の約半数が検定中の教科書の内容を校長らに見せ、謝礼を渡していたことが判明した。 検定規則や業界の自主ルールに違反する行為で、教科書採択の公正性を揺るがしかねない。 教育長に歳暮・中元…
天皇・皇后両陛下のフィリピン御訪門
「心と心」の絆を大事にしよう 天皇、皇后両陛下がフィリピンを訪問され、両国の戦没者160万人を慰霊されている。 大戦の海外最激戦地だったこの国は、戦後しばらく、最も激しい反日国だった。だが、その間に、キリノ大統領によ…
天皇・皇后両陛下のフィリピン御訪問
「心と心」の絆を大事にしよう 天皇、皇后両陛下がフィリピンを訪問され、両国の戦没者160万人を慰霊されている。 大戦の海外最激戦地だったこの国は、戦後しばらく、最も激しい反日国だった。だが、その間に、キリノ大統領によ…
民主党代表質問、改憲に後ろ向きでいいのか
安倍晋三首相の施政方針演説に対する各党代表質問が始まった。野党第1党である民主党の岡田克也代表は、憲法改正について「立憲主義の基本を理解しない首相の下では極めて危険だ」と懸念を表明。夏の参院選における改憲勢力「3分の2…