韓国・北朝鮮
朝鮮戦争当時と酷似
70周年で教訓確認する保守 今年は1950年に勃発した朝鮮戦争から70周年。現下の安保状況が当時と酷似しているとの憂慮が示されている。保守野党・未来統合党と退役将校団体が共同で開いたセミナーで出てきたものだ。これを伝え…
慰安婦支援運動の正体は「反日」
尹美香氏の夫・金三石氏、北朝鮮の指令と資金受け反米活動 元慰安婦の支援運動をめぐって韓国では支援団体の不透明な会計が問題となり、同団体を母体として出馬し国会議員になった元代表の尹美香(ユンミヒャン)氏(与党・共に民主党…
ジャガイモの歌
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 小麦、米、トウモロコシと共に世界4大作物に属するジャガイモは長所が多い。栄養価が豊富で値段は安い。荒れた土地でもよく育ち、気候への適応力が優れている。収穫量が米や小麦より2~4倍も…
米大統領選と第3回朝米会談の行方
韓国紙セゲイルボ 文大統領が提案も北は一蹴 米国では大統領選挙を4カ月後に控えているが、選挙戦の雰囲気はない。子供を持つ家庭では8月末に近づいた始業予定日に子供を学校に行かせられるかどうかが悩みだ。 すべてオンライン…
老兵 金寛鎮
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 節斎・金宗瑞(節斎は号)は文臣だったが、彼の生涯は武臣としていっそう光を放っている。朝鮮王室には“祖宗の地”だった咸鏡道に六鎮(北方の女真族に備え豆満江下流南岸に設置した六つの国防…
鄭義溶と徐薫と“愛国者”ボルトン
韓国紙セゲイルボ 回顧録で明らかになる参謀不在 米大統領府安全保障補佐官だったジョン・ボルトンの「回顧録」には米国と日本、韓国が北朝鮮問題についてそれぞれ願う議題を設定して目標達成のために奮闘した熾烈(しれつ)な角逐戦…
韓国語は手ごわい!-韓国から
地球だより 近年、留学や駐在、現地の人との結婚でこちらに住む日本人は随分増えたが、外国暮らしでまずぶつかるのが言葉の壁だ。幸い日本人にとって韓国語は割合習得しやすい。語順が日本語と同じで、ハングル文字も漢字に置き換えら…
対韓輸出運用見直し1年、韓国 また反日モード
WTO提訴手続き再開 現金化や世界遺産でも攻勢 韓国が一昨年の元徴用工判決に対する「日本の経済報復」と位置付けた戦略物資の対韓輸出運用見直しから1日で1年になる。日韓両国とも新型コロナウイルス感染拡大への対応に忙殺され…
新START 中国の参加なければ時代遅れ
米国とロシアはウィーンで核軍縮に関する高官協議を行い、来年2月に期限切れとなる新戦略兵器削減条約(新START)延長などを議論したが、招待した中国は参加しなかった。軍拡を続ける中国が加わらず、米露だけ相互検証可能な条約…
南冥曺植の子孫
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 南冥曺植は退渓李滉(退渓は号)は同い年だ。燕山君7年、1501年に曺植は晋州三嘉縣で、李滉は安東禮安で生まれた。「みなみ」の意を表す南と、「くらい」の意を表す冥。泥沼と化した政治を…
北の多面的な意図に翻弄される韓国
韓国紙セゲイルボ 現政府を選んだ国民は「哀れ」 北朝鮮が大韓民国を弄んでいる。連日、超強硬対南誹謗(ひぼう)と挑発を行ってきたが、結局、開城の南北共同連絡事務所を爆破した。口実は脱北者団体の対北ビラ散布だが、これは言い…
【対談】どう見る朝鮮半島急転
北 文政権への不満爆発 最近、北朝鮮は韓国への強硬姿勢を際立たせ、かつての南北融和ムードは吹き飛んでしまった。北朝鮮の思惑は何か。韓国の文在寅政権はこれにどう対するのか。本紙で朝鮮半島問題を担当する上田勇実編集委員と岩…
朝鮮戦争70年 現在も続く北の武力挑発
1950年6月25日の朝鮮戦争勃発から70年になる。戦争は北朝鮮が韓国に武力侵攻して始まり、米国をはじめとする国連軍と中国軍が参戦して3年余りの死闘の末、休戦協定が結ばれて現在に至る。この70年間、北朝鮮は韓国に武力侵…
今こそ“偽の平和”と決別する時だ
韓国紙セゲイルボ 以前と同じではない北の民心 20年前、南北首脳会談取材のために北朝鮮平壌の地を踏んだ時は、変わるものと思った。金大中大統領と金正日総書記が署名した6・15南北共同宣言が発表された時、“統一へ行く道”が…
南北連絡事務所の爆破 金与正氏の指導力誇示
【解説】 敵対姿勢で韓国揺さぶり 北朝鮮が南北連絡事務所の爆破に踏み切ったことには、少なくとも二つの狙いがありそうだ。まず金正恩氏の妹、与正氏の指導力を内部的に誇示することだ。 与正氏は韓国脱北者団体による対北ビラ散…
八方塞がりの金正恩政権
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 滞る対米交渉・対中交流 警戒すべき「核戦力強化」路線 例年ならば4月から5月にかけての北朝鮮の話題といえば、4月15日の太陽節(故・金日成主席の誕生日)の行事と、全国民を挙げての「モネ…
めぐみさんの義母の思い出-韓国から
地球だより こちらでは結婚した両家の親同士を「サドン」と呼ぶ。一昔前までは年齢に関係なく嫁の親が婿の親に気を遣うのが普通だったが、最近は友達同士のように親しくなって、一緒に旅行に行くことも珍しくなくなった。 ただ、そ…
脅す北朝鮮、媚びる韓国 対北ビラ、北の非難受け即刻取締り
金与正氏の談話受け緊急会議 共同宣言20年で揺さぶりか このところ北朝鮮が韓国に脅迫まがいの非難を浴びせ続けている。これに対し韓国の文在寅政権は終始、北朝鮮に媚びへつらい、国内保守派から強い反感を買っている。 北朝鮮…
“親文”の悪質リプライヤー
ネット上で元慰安婦叩き 日本で22歳の女子プロレスラーがネット上の悪口・批判を苦に自殺した。これを機にインターネット交流サイト(SNS)で匿名の陰に隠れて行われる悪質な書き込みが社会問題となっている。この分野で“先進国…
元慰安婦運動の欺瞞 日本攻撃運動にすり替え
日韓合意を潰し、問題の存続を図る 韓国で「慰安婦問題」に激震が走っている。元慰安婦の李容洙(イヨンス)さんが活動家集団の「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連、元の「韓国挺身隊問題対策協議会」=挺対協)…
金正恩の影
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 『荘子』(中国戦国時代の思想家で、道教の始祖の1人とされる荘子の著書)の漁夫編に影の話が登場する。 「ある人が自分の影に怯え、自分の足跡がつくことが嫌で、これを取り去ろうと走り始…
米中新冷戦、韓国外交の生きる道
韓国紙セゲイルボ 名分と実益の均衡が課題に 米国と中国、G2(主要2カ国)間の覇権戦いが激しい。新型コロナウイルスの起源論争で触発された米中対立は政治・経済・外交・軍事など全方向へ拡散している。果たしてコロナ発新冷戦で…
北メディア 後継指す?「党中央」表記
金正恩氏 妹を念頭か 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は10日付の記事「主体朝鮮の絶対兵器」の中で、「偉大な党中央と思想も志も歩みも共にし、祖国繁栄の燦爛(さんらん)たる明日を前倒ししていくわれわれ人民の前進を遮る力…