韓国・北朝鮮
「インド太平洋戦略」対「一帯一路」
韓国紙セゲイルボ 米中関係悪化は南北対話に影響 中国と米国が尖鋭に対立し暗雲が晴れない。中米間の貿易戦争をはじめ、南シナ海、台湾などをめぐる対立が戦争を呼ぶのか、相互緩衝として働くのかの岐路に立っている。 “浮上する…
バス準公営制
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 50、60代の壮年層にとって、田舎のバスは遠い昔のかすかな思い出だ。1970年代になっても、田舎の村には土煙が舞う非舗装道路を走るバスが唯一の交通手段だった。田舎の通学バスはいつも…
米投資家 日韓トンネルの推進訴え
日欧輸送路展開も 韓国ソウルで開催された朝鮮半島情勢、日韓関係に関する会合に参加した世界的な米投資家ジム・ロジャーズ氏は、北朝鮮の核問題が解決し、日韓トンネルが建設されれば、地域への経済的恩恵は計り知れないと述べ、日韓…
韓国与党、20年政権構想に意欲
親北反日 固定化の恐れ 親北反日路線を敷く左派系の韓国与党・共に民主党が20年政権構想を推し進めている。来年4月の総選挙で与党が勝利した場合、それを足掛かりに憲法改正を行い、大統領任期を現在の「5年再任なし」から「4年…
「inソウル」目指す受験生
地球だより 過酷な受験戦争による社会的歪(ゆが)みを風刺したテレビドラマ「SKYキャッスル」が昨年から今年にかけて放映され話題になった。「SKY」とは入試難易度で頂点をなすソウル大学、高麗大学、延世大学の英文表記の頭文…
徴用工対策「限界」、韓国政府は無責任過ぎないか
日本の統治下で強制的に徴用されたとされる朝鮮半島出身者とその遺族らが日本企業を相手取って起こした賠償請求訴訟をめぐり日韓関係が悪化していることについて、韓国の李洛淵首相は「政府対応策で結論を出すには限界がある」と述べた…
対話できない大統領
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 米国のジョージWブッシュ元大統領は在任中、ホワイトハウス近くの個人邸宅を訪ねて民間人たちと会った。面談要請を全て消化できない場合、夜の時間を使ったわけだ。 ビールを前に置いて対話…
「ツキディデスの罠」理論の誤り
韓国紙セゲイルボ 「米中戦争」は西洋学者の偏見 米国と中国は韓国外交の2本の軸だ。韓米同盟と韓中協力を両方とも守らなければならない。重要なのは米中間の相互関係だ。戦争と進化、2種類の理論がある。米中が戦争に向かうなら韓…
金正恩・プーチン会談 北は長期戦に入った【PTV RADIO:052】
初の露朝首脳会談を行った北朝鮮の金正恩労働党委員長だが、これといった成果なく終わり、南北首脳会談1周年も韓国側だけが記念式典を行うという盛り上がりのないものとなった。非核化を迫られ突破口を見いだせない北朝鮮は長期戦に入…
北弾道ミサイル、国際社会は圧力を強めよ
米国防総省は、北朝鮮が9日に発射した短距離ミサイルとみられる飛翔体について「複数の弾道ミサイル」だったと断定した。岩屋毅防衛相も「短距離弾道ミサイルを発射したとみられる」と述べた。 弾道ミサイル発射は国連安全保障理事…
大統領府HPの請願掲示板
「重複投票が可能」で物議醸す 韓国大統領府のホームページには「国民請願掲示板」というのがある。ここに要望を書き込んで賛成が一定数に達すると政府関係部署の長がリアクションすることになっている。文在寅政権が「国民の声を聞い…
日韓通商対立の損益計算 経済損失恐れ政府に泣き付く
安保・善隣関係には言及なし 日韓関係が史上最悪となっているが、韓国メディアではさすがにこれ以上の悪化を防ぎ、関係改善に乗り出すべきだとの論調が増えてきた。しかし、その理由はもっぱら経済への影響が懸念されることに集中して…
北の飛翔体は「弾道ミサイル」 日米断定
国連安保理決議に違反 米国防総省は9日、北朝鮮が同日発射した短距離ミサイルとみられる飛翔体について「複数の弾道ミサイル」だったと断定した。岩屋毅防衛相も「短距離弾道ミサイルを発射したとみられる」と述べた。 国連安保理…
騒音トラブル
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 今年2月初め、忠清北道清州市清原区のあるアパート(マンション)に住むA氏は午前6時頃、下の階の部屋から赤ちゃんが泣く声が絶えないと、112番(警察申告センター)に電話した。出動した…
自ら首を絞める北朝鮮の挑発
4日午前9時06分、北朝鮮は元山半島から東に向け複数の短距離ミサイルを発射。これにより、金正恩朝鮮労働党委員長が自ら表明した南北和平と非核化の約束はすべて嘘だったことが分かった。 韓国に対する威嚇であり、文在寅大統領…
令和時代到来と安倍首相の思惑
韓国紙セゲイルボ 日本の右傾化・軍事大国化を警戒 徳仁新日王(天皇)即位とともに日本で令和時代が始まった。年号は東アジアの君主制において臣民の空間だけでなく時間まで支配しようとする制度的装置で、現代の民主共和国の国民と…
北の飛翔体発射、武力挑発再開は容認できない
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は日本海に面する東部の元山付近から飛翔体を北東方向へ数発発射し、沿岸から約70~240㌔の海上に落下した。北朝鮮は2017年11月に「火星15号」と称する大陸間弾道ミサイル(ICBM)…
日本企業資産現金化、韓国政府は収拾策を示せ
日本統治下で強制徴用されたという朝鮮半島出身者とその遺族らが起こした元徴用工訴訟で、差し押さえた日本企業の韓国内資産を現金化するため、原告が日本製鉄(旧新日鉄住金)と不二越の資産売却を命じるよう現地の裁判所に申し立てた…
宅配ドライバーの年俸
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 昨年4月、首都圏の一部新築アパート(マンション)を中心に宅配車両の団地進入を禁止して、パワハラ論争が起こった。住民たちは団地内で遊ぶ子供たちの安全問題を理由に掲げた。このため、宅配…
韓半島情勢めぐり活発な首脳外交
韓国紙セゲイルボ 激変の時期に姿見えぬ韓国政府 韓半島周辺情勢は複雑に絡み合っている。外交現場の予測不可能性はますます濃くなっている。朝米ハノイ会談決裂以後、状況はさらに複雑になった。南北米3カ国の思惑も複雑だが、いつ…
焼酎銘柄に隠された「過去」
韓国から 会社員やOLたちがアフター6(韓国の退勤時刻は18時)の会食に好んで食する代表的なもの――こう韓国人に尋ねれば誰しもがサムギョプサル(豚バラ肉)と焼酎の組み合わせを思い浮かべるだろう。 筆者も取材相手から深…
弾け始めた南北融和バブル
「歴史的」と持ち上げられた韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による初の首脳会談から1年が経過した。会談直後から南北融和ムードが一挙に高揚したが、北朝鮮は国際社会の期待を裏切り非核化へ一歩も踏み出していな…
露訪問でも収穫なかった正恩氏
24、25日の露朝首脳会談を前にしてロシアの英字紙ザ・モスクワ・タイムズは、「露朝会談でプーチンは金正恩にただのリップサービスだけ与えるだろう」と報じたが、会談結果はその通りだった。 金正恩朝鮮労働党委員長の「首席報…