韓国・北朝鮮
金正恩氏健在、北の老獪戦術に惑わされるな
動静が途絶えていた北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が20日ぶりに公開の場に姿を現した。報道やSNSなどを通じ重体説や死亡説が世界中を駆け巡ったが、結果的に誤った情報に振り回された形だ。その間、北朝鮮はしたたかにも国際社会…
「愛国歌」4番
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 メキシコでテコンドー(★拳道)大会を観た知人から聞いた話だ。道着を着た現地人たちがわが国の国歌「愛国歌」を4番まで歌ったというのだ。競技場には韓国歌謡が鳴り響き、チャリョッ(気を付…
新型コロナ終息後に残る経済課題
韓国紙セゲイルボ 回復急務、政府と政界は知恵絞れ 切迫した心情で“薬局ツアー”をしたり、ネットでマスク販売情報を確認して大急ぎで駆け付けたりしたことが、いつの間にか昔のことになってしまったようだ。新型コロナウイルスに対…
感染ゼロの国々の実情は? 北朝鮮には報告を求めよう
世界保健機関(WHO)の新型コロナ状況報告で、26日現在感染が報告されているのは179カ国と33地域(WHO-中国蜜月関係のせいで、台湾の名はどこにもない)。感染報告ゼロは15カ国だ。だがこの15カ国もそれぞれに問題を…
駆け巡る重体・死亡説 ポスト金正恩に関心集まる
NEWSクローズ・アップ 妹が有力 集団指導併用も 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(36)の重体説や死亡説が報道やSNSなどを通じ世界を駆け巡る中、ポスト金正恩への関心が高まっている。妹で党組織指導部第1副部長の与正氏…
新型コロナ中国責任論
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 “スペイン風邪”は1918年から2年間地球村を襲ったが、約5億人が感染し、そのうち5000万~1億人の命を奪っていったものと推定されている。それから100年余り過ぎた現在まで、その…
民心から程遠い保守政党の必然
4度の全国選挙で同じ失敗 韓国の保守が先の総選挙で惨敗した。民主化した87年の憲法改正後、与野党間の最大の票差だ。一言で言うと未来統合党は嶺南(半島東南部=釜山・慶尚南北道など)地域の保守政党に落ちぶれた。 すでに常…
金正恩氏が手術後「重篤な状態」 米メディア
健康悪化説 韓国側は否定的 米CNNは20日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が手術を受けた後、重篤な状態にあるとの情報があり、米政府が注視していると報じた。一方、韓国側は否定的な見方を示している。正恩氏は、最近の公式行…
韓国野党惨敗、背景に世論左傾化も
先の韓国総選挙で保守系の最大野党、未来統合党が惨敗した背景に韓国社会の左傾化があるとの見方がでている。文在寅政権の失政に対する失望以上に保守派を敬遠したい思いが勝る無党派が増えているとみられ、再来年の大統領選挙でも保守…
急増するコンビニ配達
地球だより こちらでも24時間営業のコンビニがすっかり定着した。日本のようにコンビニとは呼ばず、漢字語で「便宜店」という。駐車場完備型は少なく、従業員に外国人(韓国人以外)を雇っているところをあまり見掛けないのも日本と…
韓国与党圧勝、対日強硬続くなら毅然と臨め
韓国の総選挙で革新系の与党「共に民主党」が単独過半数の議席を得て圧勝した。選挙は文在寅政権に対する中間評価の意味を持っていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で政策論争はかすみ、危機管理に対する政権への期待感が与党に集ま…
コロナとビッグブラザー
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 “ビッグブラザー”とは独占した情報によって社会を統制する権力として、英国の作家、ジョージ・オーウェルの小説『1984年』に登場した言葉だ。新型コロナウイルスが全地球的な災難に乗じて…
金正恩政権の“貧者の虚勢”
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 「コロナ感染ゼロ」と吹聴 実際は病死者・餓死者続出か 中国武漢市で発生した新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっており、やがて地球の全国家・地域にまで感染する勢いだ。テレビや新聞に感…
コロナ以後の世の中、国民の選択は
韓国紙セゲイルボ 今回の総選挙で新型コロナウイルスを超える争点はなかった。政権中盤期の国政選挙だが、文在寅政権の失政問題は有権者の耳目を引かなかった。経済活力と雇用を萎縮させた所得主導成長、マンション価格の高止まりを招…
北朝鮮でも感染の可能性
米専門家 強権で拡大を阻止か 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が進む中、北朝鮮が感染者ゼロと主張していることについて、専門家の間でさまざまな見方が出ている。 北朝鮮は経済制裁が科される中、輸入のほとんどを中国に頼…
くすんだ政権の「中間評価」、対日改善も見込めず
解説 文在寅政権に対する中間評価の性格を帯びていた今回の韓国総選挙で革新系の与党、共に民主党が勝利を収められたのは新型コロナウイルスの感染拡大という非常事態の中、政権審判論が大きく後退した影響によるものとみられる。 …
北最高人民会議、変わらぬ軍事重視に警戒を
北朝鮮で国会に相当する最高人民会議が平壌の万寿台議事堂で開かれ、新型コロナウイルスの感染拡大への対応が重要議題として討議された一方、軍事重視を鮮明にさせた。 金正恩朝鮮労働党委員長はいかなる状況下でも軍事力増強を体制…
精度に難ある世論調査
候補者選びで不服事例続出 世論調査は実施業者によって出てくる数字が著しく違うことがある。違いの原因はサンプル集団の偏りがほとんどだ。しかし、その結果が人生を大きく左右するとなれば、正確性が問われる。 韓国は総選挙を迎…
文大統領の親衛隊「文派」
極端な「排他性と選民意識」 与党内の異見も徹底糾弾 韓国で昨年、文在寅大統領が最側近・曺国(チョグク)の法務長官任命を強行したところ、数々の疑惑が明るみに出て、彼を辞めさせざるを得なくなった。これを切っ掛けに、文在寅支…
韓国総選挙、慰安婦団体トップが当確圏
「親日派」処罰法 成立に拍車か いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる2015年の日韓政府間合意の破棄を働き掛けるなど歴史認識問題で常に過激な反日の主張をしてきた市民団体トップが、今月15日の韓国総選挙で当選確実圏である与党系…
喫煙者の悲哀
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 2015年1月は喫煙者にとって“悪夢の月”だ。タバコの値段が1箱2500ウォンから4500ウォンに上がった。当時の保健福祉部長官(閣僚)は、このように語った。「国民の健康のための決…
総選挙の争点は“コロナ”ではない
韓国紙セゲイルボ 未来をどう設計するかが重要 第21代総選挙が4月15日に迫っている。しかし新型コロナウイルスのため選挙の雰囲気は過去いずれの時よりも冷え切っている。 各政党と候補者は国民の関心を引くために新型コロナ…
韓国 15日に総選挙 政権審判論覆い隠すコロナ
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻だった韓国で、このところ1日当たりの新規感染者数が減少傾向にあり、コロナ防疫が奏功したとして文在寅政権を評価する世論が増え始めた。当初、今月15日の総選挙で最大の争点になるとみられてい…