韓国・北朝鮮 rss

北の外交的勝利だったASEANフォーラム

韓国紙セゲイルボ  東南アジア諸国連合(ASEAN)と南北および米中日露など北核6者会談国が参加したASEAN地域安保フォーラム(ARF)が閉幕し、発表された議長声明で、参加国は北朝鮮の核問題について「板門店宣言とシンガ…

続き

李在鎔氏訪ねた経済副首相

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  1997年の金融危機。原因は何だろうか。山積した経常収支の赤字、高い短期外債の割合、高い負債比率、開放された金融市場、船団式の企業運営…。多くの要因が挙げられる。その中の一つに、「…

続き

北の非核化、また膠着状態入りか

韓国紙セゲイルボ 南北関係改善も進度調整を  歴史的なシンガポール朝米首脳会談が開催されてから2カ月経(た)つが、北朝鮮の非核化交渉は膠着(こうちゃく)状態に陥っている。朝米間の非核化をめぐる異見が相変わらず大きいのだ。…

続き

国連制裁委報告、看過できぬ北の違法「瀬取り」

 国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会・専門家パネルがまとめた中間報告書は、北朝鮮が今年、洋上で積み荷を移し替える「瀬取り」により石油製品や石炭の密輸を大幅に増やし、その手口も巧妙化していると指摘した。非核化への具体的な…

続き

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄

北を喜ばす韓国の融和政策

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 「反共国家」から様変わり 醸成された親北朝鮮ムード  今回は筆者の個人史と韓国について書きたい。筆者が韓国の地に初めて足を踏み入れたのは1969年3月のことで、4年後の73年に留学の途に…

続き

縄文時代から解く日本の対東南アジア関係

韓国紙セゲイルボ  最近、日本では縄文時代に焦点を当てる作業が活発化している。メディアでは現代日本人のDNA情報の20%を縄文人から引き継いでいるとか、縄文時代の女性遺骨のゲノムは8000年前のラオス遺跡、4000年前の…

続き

干渉好きな政府

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  わが国の旅行収支の赤字は2010年の84億㌦から17年には172億㌦と、2倍以上増加した。国内旅行で使うお金より海外旅行で使うお金が多いことの結果だ。旅行収支の赤字を減らそうとすれ…

続き

一筋縄ではいかぬ北非核化

元統幕議長 杉山 蕃 莫大な経費と時間必要 KEDOの失敗繰り返すな  華々しく実施された米朝首脳会談から1カ月半が過ぎた。その後の進展は目立ったものはなく、政治ショーにすぎなかったのではないかという見方も有力である。今…

続き

韓国動乱の休戦協定締結から65年、終戦宣言で異見膨らむ米朝

韓国紙セゲイルボ  今年は韓国動乱の休戦協定締結65周年だ。戦闘行為を止めただけで、戦争を終わらせたわけではない。軍事休戦委員会と中立国監視委員会は板門店に臨時テントを張った。当時、休戦協定が65年間も維持され、韓半島の…

続き

若者に広がる「火病」

地球だより  テレビでドラマなどを見ていると、よく登場人物が自分の胸をたたいて激高したり泣き崩れる場面が出てくる。初めのうちは「なぜ胸をたたくのかな」と漠然と思っただけだったが、後にそれが実際にある韓国人特有の行動と分か…

続き

韓国また「反日」に旋回か、来月「慰安婦の日」制定

半島融和に「歴史」好都合 独立運動100年で南北共闘計画  韓国の文在寅政権が「反日」に舵(かじ)を切り始めた。いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる2015年末の日韓合意で日本が拠出した10億円を予算で全額肩代わりすることを決…

続き

北の核物質生産、非核化より体制保証に執着か

 ポンペオ米国務長官は上院外交委員会の公聴会で、北朝鮮が現在も核物質の生産を続けていると明らかにした。「完全な非核化」の履行で合意した先月の米朝首脳会談後、米メディアが指摘していた北朝鮮の核開発継続をポンペオ氏が初めて認…

続き

輸出先多角化など米中為替戦争へ対策急げ

韓国紙セゲイルボ  米中間の為替戦争は対中輸出依存度が高い韓国経済に大きな打撃を与えることが憂慮され、政策当局は至急、対応策を用意すべきだ。  まず、為替主権を守ること。米国は対米黒字国に対して為替レート引き下げか、追加…

続き

韓国慰安婦予算、日韓合意の精神を損ねる

 韓国政府はいわゆる従軍慰安婦問題をめぐる2015年末の日韓合意に基づき日本政府が韓国に拠出した10億円について、これを全額肩代わりするため103億ウォンを予備費として予算に計上することを閣議決定した。事実上、合意を見直…

続き

創業適齢期

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「4月は一番残忍な月だ」で始まる『荒地』をTSエリオットが発表したのは1922年だ。彼はその後、詩人の自由を満喫しながら過ごしたのだろうか。そうではない。ロンドン銀行で25年まで仕…

続き

金正恩の“平和”に騙されるな

韓国紙セゲイルボ 韓国内の混乱、安保瓦解狙う  昨日まで核実験をし、血縁を殺していた独裁者金正恩(朝鮮労働党委員長)が平和の微笑を浮かべている。人々は冷戦のカーテンが開いたと歓呼し、金正恩の人気が南側で沸騰する珍現象まで…

続き

米国接近で揺れる北朝鮮内部

 北朝鮮の体制を支える二本柱は反米主義と反日主義である。金日成は日本帝国と戦った抗日戦争の英雄であり、米帝国と戦った抗米戦争の英雄だと宣伝する。  外に敵をつくって国民の敵愾心を高め、国民結束を図るのが独裁政権の常套手段…

続き

マクドナルド平壌進出実現なら北の変化加速

韓国紙セゲイルボ  マクドナルドは五輪公式スポンサーとして会場周辺に売り場を開く。最も興味深いのが選手村店だ。選手にはすべてのメニューが無料で提供され、国家代表選手たちが列をなす。2年前のリオデジャネイロ五輪では、北朝鮮…

続き

キオスク時代

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  キオスク(kiosk)は宮殿を意味するペルシャ語「クシュク」に由来する言葉だ。その影響を受けたトルコ人たちが夏の別荘やあずま屋を「キョシュク」と称した。  オスマントルコの征服君主…

続き

済州島イエメン人論争が拡大

韓国紙セゲイルボ 難民問題、自らを顧みる機会に  内戦を避けて、故国を離れた約500人のイエメン人が済州島に入って来ている。彼らは難民問題がもはや遠い国のことではないことを悟らせた。  これを契機に韓国内で熱い論議が起こ…

続き

米朝将官級会談、非核化が後回しにされないか

 米国と北朝鮮は朝鮮戦争(1950~53年)で捕虜となったり行方不明になったりした後、死亡した米兵の遺骨返還に関する将官級会談を南北軍事境界線上にある板門店で開いた。双方による将官級会談は9年ぶりで、遺骨返還は先月の米朝…

続き

こちらも「暴炎」続き

地球だより  韓国も今年の夏は暑い。例年、7月末から8月初めの約2週間が一年で最も高温多湿となり、この期間さえ乗り切れば何とかなると思ってきたものだ。だが、今年は夏の訪れが少し早い。夜は熱帯夜でクーラー無しでは寝苦しく、…

続き

韓国親北派の“北詣で”急増

経済支援や「反日」連帯へ  韓国の親北朝鮮派による訪朝が堰(せき)を切ったように増えている。南北・米朝首脳会談で広がった融和ムードを機に各種組織・団体に対する政府の訪朝許可が相次いで下りたためだ。ただ、過去に見られた一方…

続き