韓国・北朝鮮 rss

現代版「春香伝」はリアルー韓国から

地球だより  韓国で5月といえば「家庭の月」。筆者がソウルに赴任した頃、常駐する外国特派員たちを家族ごと招待するプレスツアーに参加し、有名な説話「春香伝」の舞台となった南東部の南原に行ったことが今でも印象に残っている。 …

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北独裁者の回顧録、韓国で物議

左派が出版 利敵行為の疑い 目的は「抗日で南北融和」  北朝鮮の金日成主席が1990年代に記したとされる回顧録『世紀とともに』(朝鮮労働党出版社)の写本『金日成抗日回顧録 世紀とともに』が先月韓国で出版され、物議を醸して…

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日米韓連携 韓国が反日改めなければ困難

 茂木敏充外相は訪問先のロンドンでブリンケン米国務長官、鄭義溶・韓国外相と会談し、北朝鮮の完全な非核化に向け3カ国で緊密に連携していくことで一致した。ただ緊密な連携は、元徴用工や慰安婦をめぐる問題で韓国が反日姿勢を改め、…

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ワシントン・タイムズ財団主催ウェビナー

北朝鮮、SLBM発射も ワシントン・タイムズ財団セミナー

 バイデン米政権の北朝鮮政策の見直しが完了した中、ワシントン・タイムズ財団は4日、北朝鮮問題をテーマとするウェブセミナーを開催し、東アジアの専門家らが議論を交わした。 `【Youtube動画:The Washington…

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30日、「国際平和言論人協会」(IMAP)のウェブセミナーで講演する(左から)ルトフィ・ダルビシュ氏、宮塚利雄氏、ハンフリー・ホークスリー氏

「メディアは信頼取り戻せ」朝鮮半島和平で役割重要に

国際平和言論人協会ウェブセミナー  世界各国の報道機関や言論人が恒久平和の構築に向けて協力する「国際平和言論人協会」(IMAP)は4月30日、「朝鮮半島平和構築へのメディアの役割:日欧の視点」をテーマとするウェブセミナー…

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鬱憤の国

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  文在寅大統領は実に幸福への関心が強い。潜龍時代には“幸福の国”ブータンを訪問してきた後に「国民を幸福にできなければ政府の存在価値がない」と断言した。自叙伝にはこう書いている。「幸福…

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構造的不道徳に失望した韓国の20代、 現実認識せぬ政界は自省を

韓国紙セゲイルボ  4月7日のソウル・釜山市長選挙の結果は共に民主党の惨敗だった。民主党出身市長の不祥事に伴う選挙で、野党側に有利な戦いになることは明らかだった。  だが票差があまりにも大きい。呉世勲(オセフン)ソウル市…

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伝えたい運動部の良さー韓国から

地球だより  知り合いの息子さんが町内の道場で柔道を習っていた。ある程度上達すると、まだ小学生なのに電車を乗り継いで1時間以上かかる柔道の強化校に転校した。見込まれて柔道で飯を食う道が開けたと思ったのか、ご両親は嬉(うれ…

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福島処理水放出で韓国・文政権、「汚染水」と決めつけ非難

「反日」利用し脱原発正当化か  東京電力福島第1原子力発電所の処理水を海洋に放出する決定に韓国が強く反発している問題で、文在寅政権が国内の反日感情を利用して放出反対の世論を広め、脱原発政策を正当化しようとしているとの見方…

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韓国元慰安婦敗訴 釈然としない突然の対日融和

 いわゆる従軍慰安婦問題で韓国の元慰安婦と遺族ら20人が日本政府を相手取り起こしていた損害賠償請求訴訟の一審判決がソウル中央地裁で下され、原告の訴えが退けられた。日本政府は、国家は他国の裁判権に服さないという国際慣習法の…

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尹錫悅マーケティング

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  潘基文前国連事務総長の在任当時、韓国では“潘基文マーケティング”が大流行した。2017年2月に大統領選挙出馬を放棄する時まで、彼を美化した50冊余りの本が雨後の筍のように出版され、…

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北「苦難の行軍」は崩壊の予兆

高永喆の半島安保NOW  北朝鮮で4月8日に閉幕した朝鮮労働党細胞書記(末端組織責任者)大会で金正恩総書記は「私は党中央委員会から始まって…全党の細胞書記たちがますます強固な『苦難の行軍』をすることを決心した」と宣言した…

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ファイアー族

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「ファイアー(FIRE)族」とは、経済的自立(Financial Independence)を実現して会社をいち早く辞める(Retire Early)人たちのことを言う。すべてのサ…

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“怒りの風”で市長選に惨敗した与党

韓国紙セゲイルボ 野党は陶酔せず民心を読め  本当に驚くべき選挙結果と言うほかない。選挙前から野党有利だとは察していたが、これほど与党が惨敗するとは思わなかった。  今回の選挙の構図はいうまでもなく政権審判だった。平昌五…

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韓国与党惨敗、文氏は外交見直しの契機に

 韓国で実施された首都ソウルと第2の都市・釜山での市長補欠選挙で与党が惨敗した。選挙結果は文在寅政権に対する審判の性格が色濃く、レームダック(死に体)化は避けられそうにない。文氏はこれを機に外交政策の見直しを図ってはどう…

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「ご飯食べた?」が挨拶言葉ー韓国から

地球だより  先日の選挙で10年ぶりにソウル市長に返り咲いた呉世勲氏といえば、多くの市民が前回任期時の小中学校給食無償化を思い浮かべる。当時、議会で可決された無償化を呉氏は「福祉ポピュリズムだ」として反対し、賛否を問う住…

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北朝鮮・金正恩氏、「苦難の行軍」再び強調

制裁緩和見通せず長期戦 「自力更生」では不十分?  北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が、90年代後半に経済難克服のため出されたスローガン「苦難の行軍」を再び強調した。国際社会による対北経済制裁が長期化、いずれ始まるとみられ…

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大統領を操る主体思想派

実態無視した対北政策推進  韓国で長年、北朝鮮研究を続けてきて今年退任した高麗大学北朝鮮学科の柳浩烈(ユホヨル)名誉教授を月刊朝鮮(4月号)がインタビューしている。  この中で柳教授は文在寅(ムンジェイン)政権の統一政策…

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文政権の「新経済構想」報告書の内容を暴露

北朝鮮支援の“裏道”を模索 抜け落ちた「非核化」の実現  韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領はよほど北朝鮮を支援したくて仕方がないらしい。だが、問題は国連安全保障理事会による北朝鮮への制裁が今も継続していることだ。そこで…

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韓国2大市長補選で与党惨敗、文政権の「偽善」 民心が審判

NEWSクローズ・アップ  韓国で7日投開票した首都ソウルと第2都市・釜山の市長補欠選挙は事実上の保革一騎打ちとなり、いずれも左派系の与党「共に民主党」が惨敗を喫した。「偽善」と評された文在寅政権の失政を有権者が「憤りの…

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運動圏勢力を廃族?

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「わが家は廃族だ。官職には就けないが、聖人や文章家になれないだろうか。廃族が文を読まず身を正さなければ、どうして人の役割を果たせようか。廃族になり洗練された教養がなければ憎しみを買…

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“技術標準”めぐり米中が綱引き、韓国経済も綱渡り外交に直面

韓国紙セゲイルボ  最近、太平洋を挟んで米ワシントンと中国福建省アモイでそれぞれ開かれた韓米日安保高官協議と韓中外相会談は安全保障分野とともに今後、5G、半導体、人工知能(AI)等、先端技術分野で米中の競争が韓国に及ぼす…

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怒る公務員たち

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「首領が民のためにいるのか、民が首領のために生まれたのか。民が穀物と服地を捧げて首領に仕え…脂と血と津液と骨髄を全て無くして首領を太らせているので、民が果たして首領のために生まれた…

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