韓国・北朝鮮
米軍事圧力で窮地の金委員長
世の中は競争相手(ライバル)を潰すために悪質な流言飛語(フェイクニュース)を流して群集心理を操作することが多い。ロシアによる2016年米大統領選挙介入疑惑もその類だったのだろうか。 バー米司法長官は24日、モラー特別…
北京の北朝鮮レストラン制裁受け閉鎖命令も営業
北朝鮮に対する経済制裁の一環として中国政府が閉鎖を命じていた北朝鮮運営レストランが北京で営業を続けている。 中国政府は2017年9月、国内に約100店あるとされる北朝鮮運営レストランを4カ月以内にすべて閉鎖すると発表…
政治家の資質としての「均衡感覚」
韓国紙セゲイルボ 深刻な野党指導部の歴史認識発言 第一野党、自由韓国党の歴史認識発言が目も当てられない。朴槿恵前大統領の弾劾から光州民主化運動(保守派は光州事件・暴動と呼んだりもする)、反民特委(=反民族行為特別調査委…
韓国版トルネード
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 新羅の(30代)文武王(金)法敏は、(29代)太宗武烈王、金春秋の息子だ。彼が歴史の中で輝くのは、父と共に三国統一を成し遂げたためだけではない。唐に対抗して国を守ったのでいっそう輝…
漁業の近代化を進める韓国
東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之 法制度とシステム改革 日本と距離置き独自路線に 2018年11月1日からの韓国訪問は約9年ぶりで、国立研究所・機関、養殖業者、漁業団体ならびに消費地・卸売市場および済州島自治政…
癖になる辛口ラーメン
地球だより 現在、放映しているNHKの朝の連続テレビ小説はインスタントラーメンを生み出した実在の人物をモデルにしたもので、こちらの在韓日本人たちも海外向け衛星放送で見ている。ところで、韓国定番の家庭用ラーメンと言えば何…
北朝鮮、米朝決裂で露に急接近
先月、ベトナム・ハノイで行われた2回目の米朝首脳会談が決裂した直後から、北朝鮮がロシアに急接近し始めている。米朝会談で米国から緩和する約束を取り付けられなかった対北制裁についてロシアの協力を得て無力化させる狙いがあると…
米朝ハノイ会談“決裂” 韓国保守派の予測的中
“冷戦構図”の必要性強調 米朝ハノイ会談が“決裂”して、北朝鮮の核問題は「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」の原点に回帰した。会談で未申告の秘密核施設の存在を暴かれて、金正恩労働党委員長は相当にうろたえたようだ。その…
徴用工像、実は日本人
「反日教育に利用」と批判 「少女像」の次は「徴用工像」が韓国ではびこっている。「少女像」は「日本軍慰安婦」を象徴するものとして作られ、特定のモデルはなく作り物だが、それ故に可憐な少女の姿に仕立て上げ、見る者に「日本の蛮…
「国家能力が先か、民主化が先か」
韓国紙セゲイルボ 二つの要因が共にあった韓国の発展 最近、世界的に権威ある学術誌『ガバナンス』に載った「まず国家、それから民主主義」という論文は民主主義と国家能力に対する長い間の論争をいま一度喚起させてくれる。 同論…
“読書人事”の功罪
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 盧武鉉元大統領は2004年5月、弾劾棄却が決定された直後、青瓦台(大統領府)の組織改編を断行した。この人事で、演説チームの傘下に「リーダーシップ秘書官」という聞きなれない役職が新設…
朝米実務交渉やり直し、非核化の概念明確に
韓国紙セゲイルボ 朝米首脳の2回目の“核談判”が合意文すら出せずに決裂した。今後、非核化の動きを蘇(よみがえ)らせようとするなら次の点に留意しなければならない。 まず、第2回会談後に漂流する恐れがある実務交渉を「やり…
秘密核施設「分江」明らかに
北ミサイル発射場復旧 トランプ氏「失望」 トランプ米大統領は6日、ホワイトハウスでの会見で、北朝鮮のミサイル発射場で復旧の動きがあると伝えられたことについて「失望した」と表明、一方で「まだ初期段階の報告」と、さらに情勢…
横行する“偽の安保”に憤慨せよ
韓国紙セゲイルボ 在韓米軍追い出し狙う北朝鮮 ハノイで朝米首脳が北核をめぐり綱引きをしたが三つの盲点がある。まず、米国は北朝鮮が核を何個持っているか把握していない。2番目に、核弾頭を北が隠せば探す方法がない。最後に交渉…
貯水池を守る農心
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 (全羅北道)金堤市の碧骨堤は歴史の記録に残る最も古い貯水池だ。もともとの名前は池の字を使う碧骨池だった。『三国史記』の新羅・訖解尼師今21年、西暦330年の記録は「初めて碧骨池を開…
米韓演習廃止、情勢不安定化を招かないか
米韓両政府は、毎年2~4月に実施していた大規模な合同軍事演習を打ち切ると発表した。決裂した2回目の米朝首脳会談後も北朝鮮との非核化協議を続けるための緊張緩和策の一環だが、東アジア情勢の不安定化を招かないか懸念される。 …
韓国・文政権、米朝仲介に限界
決裂に終わったベトナム・ハノイでの第2回米朝首脳会談は、一貫して米朝対話を支持してきた韓国の文在寅政権に少なからぬ衝撃を与えている。文政権は米朝の仲介役を買って出てきたが、今回その限界を露呈。軌道修正を余儀なくされそう…
悪態を続ける韓国を思う
元統幕議長 杉山 蕃 計算された意図的行動 日本は国際常識で冷静対応を 韓国の一連の反日行動はおよそ常軌を逸したものがあり、多くの読者は腹立たしい思いをしておられると拝察する。政府間で正式に合意した「慰安婦問題」の約定…
“見せかけの非核化”は通じない
今回の米朝首脳会談は決裂したが、米朝対話が途切れたわけではない。 北朝鮮の核問題をめぐる交渉は1990年代はじめから今日まで「緊張→対話(再開)→対話決裂→緊張」の悪循環を続けているが、今回はまだ「対話決裂」の過程に…
米韓演習、規模縮小へ
北朝鮮との緊張緩和措置 米NBC報道 米NBCニュースは1日、米韓両軍が毎年春に実施する野外機動訓練「フォール・イーグル」と、指揮系統を確認する「キー・リゾルブ」の両演習の規模を縮小し、内容を絞り込んだ訓練に変更して実…
「三・一」から100年、日本との間の溝を深めるな
韓国では、日本の植民地支配に抵抗した「三・一独立運動」が起きてから100年の節目を迎えた。韓国政府が光化門広場で開いた記念式典には1万人以上が参加した。 式典で演説した文在寅大統領は、日韓関係について未来志向を強調す…
党大会控え後退する第1野党・自由韓国党
韓国紙セゲイルボ 第1野党の自由韓国党は2月27日の党大会を控えて後退している。代表選の出馬予定者5人が第2回朝米首脳会談と日程が重なるからと党大会延期を求め、受け入れらずに集団ボイコットした。結局、3人の候補者だけが…
理念的・政略的反日は災いを呼ぶ
韓国紙セゲイルボ 破綻の車輪が回る韓日の未来 韓日関係が険悪だ。いくら仲が悪くてもこうまで悪かったことはなかった。どちらが臆病かを争うチキンレースをやろうというのか。 河野談話、村山談話が出た1990年代の日本と今の…