北朝鮮、米朝決裂で露に急接近


金正恩朝鮮労働党委員長(左)とラブロフ外相

 北朝鮮は会談決裂翌日の今月1日、ハン・マンヒョク党副部長を団長とする代表団をロシアに向け派遣した。表向きの訪問目的は今年が金日成主席のソ連初訪問から70周年になることを祝うためなどとされているが、事実上、制裁緩和を誘引する次の一手とみられる。そこには「当分は米国から制裁緩和を引き出せないとみて活路をロシアに見いだそうという金正恩氏の素早い判断」(日本政府筋)があった可能性がある。


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