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旧態の漁業権の廃止を急げ

東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之 国が管理すべき水産資源 水産庁改革案では衰退加速  6月1日、農林水産省は「農林水産業・地域の活力創造プラン」において「水産政策の改革について」を発表した。しかし、このプランの中…

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大変動の時迎えた国際社会

ロシア研究家 乾 一宇 内向く米の隙突く中露 力ずくで世界秩序変更図る  今、奇妙な現象が起きている。ロシアのプーチン大統領が大統領選に勝ち、5月の就任式後、新内閣が発足するかと思いきや、汚職・腐敗抗議デモの対象メドベー…

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中国はWHOを私物化するな

NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 許し難い台湾締め出し 日本政府は抗議の声上げよ  台湾は2009年以降、国連復帰が認められていないとはいえ、その医療実績等を買われて世界保健機構(WHO)の総…

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論理性欠く沖縄「平和教育」

沖縄大学教授 宮城 能彦 悲劇の原因究明を怠る 世界史的観点からの考察必要  今年も沖縄の終戦記念日である6月23日がやってきた。  糸満市摩文仁の平和祈念公園では今年も県と県議会が主催する沖縄全戦没者追悼式が執り行われ…

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米の譲歩目立った米朝会談

元統幕議長 杉山 蕃 耳を疑う軍事演習中止 非核化へ厳しい対応崩すな  米朝首脳会談は、世界の耳目を集めたものの、具体性のない原則合意の共同声明に終わり、朝鮮半島の非核化の「大きな前進」を期待した向きには、意外な結果とな…

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明治維新の政治思想とアジア

哲学者 小林 道憲 伝統と近代を見事に融合 今世紀の諸国家を導く理念に  今年は、明治維新から150年の年に当たる。明治維新を導いた政治思想とその後のアジアの政治思想について考えてみたい。  ヨーロッパ列強の進出という未…

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成功した米朝会談の大演出

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 熱狂的支持者は高く評価 物言えぬ共和党に内部批判も  世紀の会談ともいわれた米朝首脳会談。まさに世界中が不安と期待の中で注目し、トランプ米大統領と金正恩朝鮮労…

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米朝会談にほくそ笑む中国

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 米軍との直接対峙回避 問われる核管理の重い責任  世界注視の中で、去る12日にシンガポールで米朝首脳会談は実現した。そこでは最終的な北朝鮮の核廃絶と米国による体制保証がトランプ大統領と金正恩…

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「避難情報」と早めの避難行動

拓殖大学大学院特任教授 濱口 和久 毎年発生する大雨災害 「逃げ遅れ」が生命の危険招く  これからの季節、日本列島のどこかで大雨による災害が起きる可能性がある。昨年7月の九州北部豪雨では、福岡県朝倉市、同県東峰村および大…

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人生の豊かさと生きがい求め

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 感謝する人ほど幸せに ポジティブ心理学の視点から  「ストレス社会」の昨今、人々の心は萎(な)えて枯渇し、知らず知らずに心が迷走〈マインドワンダリング〉し、いつしか〈ネガティブ・マ…

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「祖国をより強大に」が最重要

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 プーチン氏が国民と対話 孫への忠告は「ウソをつくな」  ロシアのプーチン大統領は6月7日、毎年恒例の「国民との対話」を行った。ロシアの主要なテレビとラジオを通じての「国民との対話」のテー…

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トランプ米政権の1年半

日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 自国第一主義の影響大 外交面の新基軸には評価も  人物評価、業績評価は棺(ひつぎ)を覆ってからと言われるのに、たった1年半であれ、これを言うのは、至難の業である。しかし、トランプ…

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黒田日銀第1期を総括する

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 マネタリーベース急膨張 収益は好転、完全雇用も達成  黒田日銀第1期(2013年4月~18年3月)のマクロ経済指標が出そろった。ここで、第1期の異次元金融緩和とは何であった…

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独に新たな反ユダヤ主義出現

獨協大学教授 佐藤 唯行 主役はイスラムの若者 移民の親が受けた教育が影響  七十数年前、ユダヤ人口の大半がナチス政権により根絶されたドイツ。今や十数万人規模のユダヤ人社会が復活を遂げているのだ。「ナチスの過去」故にユダ…

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翁長沖縄県政に終止符を

OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 崩壊した「オール沖縄」 訴訟連発はパフォーマンス  去る4月28日の自民党沖縄県支部連合(國場幸之助会長)大会は、例にない熱気で盛り上がり、県政奪還に向けて次のアピールが全…

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衆院では中選挙区制復活を

平成国際大学教授 浅野 和生 二大政党制は世界の傍流 数合わせ再編招く小選挙区制  非自民政党の政党再編には、常に「自民党政権に代わり得る政権の受け皿作り」が掲げられる。また、さまざまなテレビや新聞が、政権交代が一定のペ…

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歴史教科書に通州事件掲載を

大月短大名誉教授 小山 常実 日本人殲滅図った中国軍 戦時国際法違反の猟奇的蛮行  1937(昭和12)年7月29日、冀東自治政府の首都であった中国・通州で、自治政府所属の保安隊数千人が反乱を起こし、自治政府と通州駐留の…

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米上院がチベット支援決議

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 中国による干渉を拒否 ダライ・ラマの訪米招請も  今回は久しぶりにチベット問題について若干報告したい。まず良いニュースとしてアメリカ合衆国の上院議員が4月25日、与野党満場…

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王朝護持と保身に走る正恩氏

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 習氏に「後ろ盾」を依頼 文氏には米との橋渡し懇願  北朝鮮の朝鮮労働党委員長・金正恩とアメリカ大統領トランプとの“舌戦”ならぬ、“リトルロケットマンと老いぼれオオカミの化かし合い劇”に世…

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「プーチン氏は悪事に夢中」

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 米保守政治家が“遺言” 「西側世界の破壊狙う」と批判  ジョン・マケイン上院議員(81)といえば米国の保守政治家の中でも外交面では最右翼で、プーチン(ロシア大統領)嫌いの筆頭に挙げること…

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菅実秀と西郷「徳の交わり」、戊辰戦争終戦時の奇跡

庄内藩中老・菅実秀の玄孫 菅 秀二氏に聞く  山形県酒田市にある南洲神社には、西郷隆盛と庄内藩の中老・菅(すげ)実秀(さねひで)が祀(まつ)られている。境内にある二人が向き合う像は「徳の交わり」と呼ばれ、鹿児島市内の西郷…

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歴史の重圧と戦うポーランド

日本大学名誉教授 小林 宏晨 収容所の表現、法で規制 ユダヤ人虐殺の共同責任否定  「ポーランドの強制収容所」という言語表現は、「ポーランドにある」という意味と、多くのポーランド人にとって耐え難い「ポーランドが実行した」…

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深刻化するアメリカの分断

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 大統領VSカリフォルニア グローバル化阻止か促進か  とにかく力で押し通す。弱い立場の者に平身低頭煽(おだ)てられるのを楽しみ、理解を示すようなふりをするが、…

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