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李閣下の諭しと日本の覚悟

OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 中国の覇権主義と対峙を アジアの自由と平和を守れ  日本台湾平和基金会は、大東亜戦争で日本兵として戦い、散華した台湾人の慰霊顕彰碑を2年前に建立し、去る6月24日に第6回の…

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金融政策正常化への好機

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 内需底堅く好景気持続 長短利上げが銀行行動を活性化  7月31日の日本銀行政策決定会合で決まった政策は、「大山鳴動してねずみ一匹」の感があった。誘導する長期金利の変動幅拡大…

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北朝鮮非核化への茨の道

元日朝国交正常化交渉日本政府代表 遠藤 哲也 引き伸ばし画策する北 安保理決議と期限の設定を  去る6月12日の米朝首脳会談は画期的な出来事であった。つい先程までの米朝間での激しい言葉の応酬、一触即発の核・ミサイルの対立…

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高校に国際言語文化コースを

エルドリッヂ研究所所長、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 1年間で9言語を学ぶ 英語学習の質は確実に向上  日本人は、最低でも6年間英語を勉強しているにもかかわらず、英会話能力が低い。これは国内で批判されているだけ…

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戦没者慰霊に携わる若者たち

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 バシー海峡望む寺で鎮魂 台湾人救った警部の墓参も  本年も8月15日には恒例の全国戦没者追悼式が開催される。周知のように全国戦没者追悼式は、過ぐる第2次世界大戦で戦死した旧日本軍軍人・軍属約…

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「ユダヤ国民国家法案」可決

獨協大学教授 佐藤 唯行 イスラエルの右旋回象徴 ユダヤ色強め入植活動拡大へ  イスラエル国会(一院制、議席120)は7月19日、「ユダヤ国民国家法案」を賛成62、反対55、棄権2、欠席1で可決した。  法案可決に尽力す…

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道義なき国に落ちぶれた日本

NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 原因は現憲法第3章に 国民を単なる「ヒト」に分解  最近の世相を見ていると、『道義』という言葉がなくなったように思えてならない。健全な社会の秩序は「法律と道義…

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日中関係と併存する日台関係

成国際大学教授 浅野 和生 「平和条約」蹂躙する中国 台湾は中国の一部ではない  日中平和友好条約の締結から40年が経過した。1978年8月12日に署名された同条約の第1条第1項には、「両締約国は、主権及び領土保全の相互…

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宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄

北を喜ばす韓国の融和政策

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 「反共国家」から様変わり 醸成された親北朝鮮ムード  今回は筆者の個人史と韓国について書きたい。筆者が韓国の地に初めて足を踏み入れたのは1969年3月のことで、4年後の73年に留学の途に…

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中国による台湾侵略を阻め

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 日米は毅然たる態度示せ 台湾との交流深め絆構築を  最近日本のメディアは米中経済戦争、とりわけトランプ米大統領の保護主義的スタンスを批判的に報道している。まるでトランプ大統…

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一筋縄ではいかぬ北非核化

元統幕議長 杉山 蕃 莫大な経費と時間必要 KEDOの失敗繰り返すな  華々しく実施された米朝首脳会談から1カ月半が過ぎた。その後の進展は目立ったものはなく、政治ショーにすぎなかったのではないかという見方も有力である。今…

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習中国主席の「増長」への反動

東洋学園大学教授 櫻田 淳 行き詰まる覇権主義外交 党指導部による「軌道修正」も  「ロイター通信」(7月20日配信)記事によれば、ドナルド・J・トランプ(米国大統領)は、中国からの輸入品5000億ドルに関税を賦課するこ…

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限界にきたトランプ流外交

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 敵を敬い、味方を軽侮 ロシア擁護に信奉者も失望  トランプ米大統領がプーチン露大統領との記者会見で自国の諜報(ちょうほう)機関よりプーチン大統領を信頼するかの…

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最終段階迎えたシリア内戦

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 「アラブの春」とは別物 部族の生き残り懸けた戦い  約7年以上にわたるシリア内戦が、一時的と判断されても不思議ではない停戦を迎えた。今年6月に入りシリア政府軍は、シリア南部一帯に分散的拡…

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成果なかった米露首脳会談

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 得点はプーチン氏側に トランプ氏には批判が殺到  トランプ米大統領とプーチン・ロシア大統領は16日、フィンランドの首都ヘルシンキのニーニスト同国大統領公邸で会談した。両首脳の顔合わせは、…

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高等教育無償化の改憲に反対

弁護士 秋山 昭八 大学の質の低下に拍車 拡充すべき低利教育ローン  大学、短大など、高等教育の無償化を新たに憲法に書き加えることには反対である。国の基本理念として、永続的な無償化が必須だという国民的合意が形成されている…

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「平和憲法」信仰の呪縛解け

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 改憲繰り返す世界各国 内外情勢に応じる柔軟性必要  今国会では、憲法改定に資する国民投票法の改正見送りが伝えられている。野党の反対で審議が遅れ、憲法改正がさらに遠のくことを憂慮している。  …

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有事に備えるスウェーデン

日本大学名誉教授 小林 宏晨 全480万世帯に小冊子配布 抵抗を放棄しない決意示す  スウェーデン政府は、「危機と戦争が勃発する場合」と題する小冊子を印刷させ、5月18日から6月3日までの「危機準備週間」中に全スウェーデ…

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世界覇権への野望隠さぬ中国

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 海外に次々と軍事基地 米の台湾重視路線に過剰反応  覇権国家の中国は着々とその野望に向かって前進しているように見える。ただ残念ながら日本においては民主主義を弱体化そして軽視…

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リフレ派はどこで間違えたか

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 日銀預金に“資金”滞留 自然利子率等の低下見落とす  日本には「リフレ派」と称するエコノミスト・経済学者の集団が居る。中心は、4月まで日本銀行副総裁をしていた元学習院大学教…

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日本版「台湾関係法」制定を

エルドリッヂ研究所所長、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 中国の軍事侵略阻止へ 法に基づき海洋の自由守護  過去1年間、特にここ数週間、世界は北朝鮮に注目したが、東アジア地域のもう一つの重要な課題は自由、民主主義、…

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ユダヤ人の最新「族外婚」事情

獨協大学教授 佐藤 唯行 米の白人支配層が評価 アジア系女性との結婚も急増  族外婚はユダヤ人の生活の中で最も物議を醸す問題だ。その歴史は古く、「ユダヤ民族の始祖」アブラハムが2番目の妻ハガルと行った結婚も族外婚だった。…

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島サミットに台湾も招待を

平成国際大学教授 浅野 和生 西太平洋まで範囲拡大 開かれたインド太平洋実現へ  2015年12月にインドを訪問した安倍首相は、モディ首相とともに「インド太平洋地域と世界の平和と繁栄のための協働」を謳(うた)う共同声明を…

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