世界覇権への野望隠さぬ中国


ペマ・ギャルポ

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ

 覇権国家の中国は着々とその野望に向かって前進しているように見える。ただ残念ながら日本においては民主主義を弱体化そして軽視するような行動に転じる野党の無責任な振る舞いに振り回され、国際的には北朝鮮と韓国の首脳会談が脚光を浴びている。米朝首脳会談についてはいろいろな専門家によりさまざまな形で評価が分かれている。個人的には確固たる成果があったと確信を持てず、どちらかと言えば現段階では高く評価するのは、躊躇(ちゅうちょ)する立場に居る。


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