北朝鮮非核化への茨の道


遠藤 哲也

元日朝国交正常化交渉日本政府代表 遠藤 哲也

 去る6月12日の米朝首脳会談は画期的な出来事であった。つい先程までの米朝間での激しい言葉の応酬、一触即発の核・ミサイルの対立に比べれば、様変わりである。今年初めの頃から米朝双方で融和ムードが始まり、政治・外交ショー的要素が大きかったにせよ、何はともあれ、望ましいことには違いない。しかし、米朝首脳会談について、米朝ともに自画自賛しているものの、果たして手放しで評価できるのだろうか。本稿では、まず首脳会談に臨んだ両国の思惑を振り返り、次いで今後の非核化の行方を考えてみたい。


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