メディア批評
「民進プレス」の紙面改革 月刊化しネット併用の試み
二大政党・政権選択に使命感 民進党の機関紙「民進プレス」が3月17日号から衣替えした。1面で日本地図の上に書かれた「次の日本」との特集タイトルの下に「民進プレスは生まれ変わります。」と大きく告示した内容は、月刊化すると…
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「自由民主」で竹島問題 「全力で取り組む」と決意
日韓合意不履行に失望か 2月は領土問題に対する行事が二つある。7日「北方領土の日」と、22日「竹島の日」だ。前者は1945年終戦後に旧ソ連によって不法占拠された北方領土の返還運動によって、1980年に解決を求める国会決…
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![自民党の党勢拡大 党員100万人超え党大会](https://sub.worldtimes.co.jp/wp-content/uploads/2017/03/seito170324-150x150.jpg)
自民党の党勢拡大 党員100万人超え党大会
青年・女性ら前日行事が充実 自民党は長期政権時代を築きつつある。これは「安倍晋三首相の」と言い換え得るかも知れない。党大会(第84回、3月5日)特集だった同党機関紙「自由民主」3月14日号の4面片隅に、総裁任期3期とす…
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4年目「官製春闘」に経済「好循環つくれぬ」と厳しい政府批判の日経
◆責任を政府に求める 2017年春闘における自動車、電機など主要企業の賃上げ回答が出そろった。基本給を底上げするベースアップ(ベア)は4年連続で実施となったが、上げ幅は多くの企業で前年割れとなった。 昨日までに社説で…
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歪な歴史認識でテロ等準備罪を治安維持法の再来のように書く朝日
◆戦前の共産党を美化 ロシア革命をめぐって産経が連載を組んだ。その中で興味深かったのは「皇室銃殺の地に残るメモ」だった(15日付「ロシア革命 100年」上=遠藤良介モスクワ特派員)。 ロシア最後の皇帝、ニコライ2世一…
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週刊現代の曽野綾子氏「家族を見送る」連載途中での議論に違和感も
◆夫の最後の日々綴る 作家の曽野綾子氏が、間質性肺炎のため2月3日91歳で亡くなった、夫で作家の三浦朱門氏の最期の日々を週刊現代に綴(つづ)っている。「家族を見送るということ」というタイトル(初回は「夫・三浦朱門との別…
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大震災6年で脱原発の発言ばかり取り上げたTBS「サンモニ」
◆難問山積の事故処理 東日本大震災から6年――。12日放送のNHK「日曜討論」で内堀雅雄福島県知事が福島の状況の「光」と「影」について、「光」は「復興が進む明るい部分」で、インフラ復旧、拠点整備の進展、観光地のにぎわい…
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民進党大会、唐突な「脱原発」の下心を見破る毎、「無責任」と難じた読
◆チグハグな印象漂う 蓮舫代表を中央に役員らがこぶしを突き上げ、力強く「ガンパロー」を三唱する勇ましい一枚の写真を入れる一方で、「蓮舫氏、崖っぷち党大会」(朝日13日付)の見出しを掲げて党大会の開催を報じた新聞から漂う…
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戦前の話は「何でも悪」の短絡的な認識で「教育勅語狩り」をする朝日
◆稲田氏に矛先向ける 朝日10日付社説が「教育勅語肯定 稲田大臣の資質を問う」と拳を振り上げている。 稲田大臣とは、稲田朋美防衛相のことだ。学校法人「森友学園」の国有地売却問題をめぐる国会審議で、社民党の福島瑞穂副党…
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森友学園副理事長に焦点合わせた文春、事件の背後をのぞく新潮
◆強烈な個性の持ち主 「森友学園」騒動は安倍政権を揺るがす“大疑惑”に発展するのか―。 これまで全く攻め手を欠いていた野党はここぞとばかりに、籠池泰典同学園理事長と首相夫人・安倍昭恵氏の国会証人喚問を求めている。“晒…
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「多様な性」小学校から教えてと「洗脳」後押しする朝日の教育記事
◆評価できる通達撤回 米国のトランプ政権が2月22日、心と体の性が一致しない児童・生徒(トランスジェンダー)が自分の希望する性別のトイレや更衣室などを使用させるよう全米の公立学校に出したオバマ前政権の通達を撤回した。 …
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![「琉球独立勢力」の正体、沖縄の中国圏入りを画策](https://sub.worldtimes.co.jp/wp-content/uploads/2017/03/okiji170310-150x150.jpg)
「琉球独立勢力」の正体、沖縄の中国圏入りを画策
《 沖 縄 時 評 》 妄想の“ユートピア”で扇動 過激派や共産党、中朝など周辺諸国の動向を分析する公安調査庁は今年1月、「2017年 内外情勢の回顧と展望」を刊行し、中国の対日工作の項で「琉球独立勢力」に言及し、注目…
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ヤマト運輸取扱量抑制に「物流の革新で」と経済紙の真骨頂示す日経
◆発展に前向きな論評 宅配便最大手のヤマト運輸が、取扱量の抑制を含むサービスの抜本的な見直しに着手する。ネット通販の普及で取扱個数が急増する中、ドライバーの人手不足が深刻化し、長時間労働が常態化している。同社のサービス…
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先入見で「事実」を恣意的に切り取り「伝統的家族」を幻想とした毎日
◆上野氏の家族懐疑論 京都大学名誉教授の佐伯啓思氏はトランプ米大統領と大手メディアの「事実」をめぐる対立を取り上げ、「事実」は切り取り方次第と、朝日紙上で論じている(3日付「異論のススメ」)。 先の大統領選挙では米国…
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「司法のエリート」弁護士業界の環境・事情の変遷を特集した2誌
◆合格者増え競争激化 わが国で3大国家資格といえば、弁護士、公認会計士、不動産鑑定士と言われてきた。もっともこれは俗説であって明確な根拠があるわけでなく、医師、弁護士、公認会計士と言われることもある。とにかくどれも超難…
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反ユダヤ犯罪への米国の対応に及び腰の政府を非難するイスラエル紙
◆非難控える米に反発 米国でユダヤ人墓地が破壊されたり、ユダヤ人コミュニティーセンターが爆破の脅迫を受けたりする事件が相次いでいることが、改善が期待されている米国とイスラエルの関係にも影を落としている。一方でトランプ大…
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トランプ氏のメディア敵視たしなめる産、感情過多で説得力欠く毎
◆他人事ではない軋轢 何も今に始まったことではないが、米国でトランプ政権とメディアの対立が激化し、両者の溝は深まる一方の事態を憂慮する声が上がり始めている。最近では先月24日のホワイトハウスの定例記者会見が記者懇談会に…
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家族の絆より「個」を強調し家庭教育支援法案をやり玉に挙げる朝日
◆「個か家族か」の争点 トランプ大統領が保守派活動家らの会合で「(昨秋の大統領選は)保守派の価値観の勝利だった」と演説している(本紙26日付)。それで民主党(現民進党)が政権奪取した2009年総選挙を思い出した。 宮…
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金正男氏暗殺事件報道であえて「韓国国情院犯行説」を唱えた新潮
◆正恩氏が殺害指令? 北朝鮮の故金正日総書記の長男・金正男氏がマレーシアの空港で暗殺された。新聞、テレビ、雑誌はこの話題で持ちきりだ。連日の報道で事件の概要は分かりかけているが、肝心の「なぜ?」「誰が?」が解明されてい…
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北への圧力や敵基地攻撃を議論の俎上に載せたNHK「日曜討論」
◆世界を驚かせた暗殺 トランプ米大統領と安倍晋三首相との日米首脳会談、北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射、クアラルンプール国際空港での金正男氏殺害―と、10~13日のうちにトップニュースが入れ替わった。 故金正日総書記の…
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「パートナーシップ制度」の広がり
同性婚容認による「家族の解体」 同性カップルの関係を「結婚」に準ずる関係と認定して証明書を発行する「パートナーシップ制度」が自治体に広がっている。4月からは、札幌市が政令指定都市として初めて同制度をスタートさせる。全体…
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「安楽死」の是非 死も「自己決定権」か
タブー視せず「命」考えよ 「文藝春秋」に最近、がんをはじめとした医療、健康、認知症などをテーマにした論考が目立つ。読者の高齢化を意識してのことだろう。 3月号は、「安楽死は是か非か」をテーマに、特集を組んだ。日本では…
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今回のGDPも保守系紙だけの論評、なぜかリベラル3紙は言及なし
◆楽観的な見方の日経 内閣府が発表した2016年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、実質で前期比0・2%増、年率換算では1・0%増で4四半期連続のプラス成長だった。 これを論評に取り上げた社説の見出しを挙げ…
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