メディア批評 rss

朝から同性愛者の子づくり手段を扱うNHK「けさクロ」のグロテスク

◆適当な放送時間帯か  朝は出勤前、登校前の親と子供たちが朝食を取り、部屋にはテレビがついているのが、家庭の日常的な光景だ。そのような時間帯に7日のNHKニュース「おはよう日本」の「けさのクローズアップ」(けさクロ・7時…

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株価の乱高下で早くも試練の新FRB議長の手腕を問う日経社説

◆長期金利上昇を嫌気  史上最高値を繰り返していた米国株式市場は、このところ株価が大きく乱高下する荒れた展開になっている。  発端は1月の米雇用統計で民間部門の平均時給が前年同月比2・9%上昇し、約8年半ぶりの高水準とな…

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米国社会の底流にある宗教と家族の力を見落としているリベラル各紙

◆トランプたたき続く  米国にドナルド・トランプ大統領が登場して丸1年。リベラル紙では相変わらず紋切り型のトランプたたきが続いている。例えば毎日社説は「米国の品格 高慢さが世界を暗くした」(1月19日付)と言い、朝日社説…

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後継者不足による中小企業の廃業で危機に瀕する日本のモノづくり

◆先端技術で世界牽引  「モノづくり大国」といえば日本を表す言葉であった。大企業のみならず下町の工場で作られた製品が世界の市場を席巻することは珍しいことではない。総務省統計局の報告によると平成24年2月時点でわが国の法人…

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控訴断念は沖縄県の治安維持を破壊

控訴断念は沖縄県の治安維持を破壊

《 沖 縄 時 評 》 那覇地裁の「検問違法」判決、沖縄が暴力革命の標的に ◆公約違反を追及せず  沖縄にとって、この1年は今後の政治状況を占う重要な年である。  保守系の現職市長が惜敗した1月21日の南城市長選を皮切り…

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新聞は日中平和友好条約40年の節目より条約の根本を問うべきでは

◆尖閣問題では平行線  毎日(1月29日社説)が「好機逃さず対話に弾みを」と期待を弾ませれば、朝日(29日・同)も「機運つかみ首脳往来を」と一気に期待を膨らませる。一方、産経(30日主張)は「『平行線』なのに改善とは」と…

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テロ防止策に言及せず防犯カメラに反対する空想的平和主義の朝日論説陣

◆記者は献身的に取材  「赤報隊事件」と題されたNHKドラマが先週、放映された。1987年に朝日新聞阪神支局が襲撃され小尻知博記者が死亡した事件で、赤報隊が犯行声明を出したが、犯人逮捕に至らず、未解決のまま15年前に時効…

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平昌五輪に来る北朝鮮「美女応援団」の謎に迫るも突っ込み不足の新潮

◆いつの間にか主役に  2月9日から韓国で平昌冬季オリンピックが始まる。韓国はもとより日本のメディアもそうだが、五輪の事前報道は「南北統一チーム」や「美女応援団」ばかりで、肝心のスポーツの祭典、記録への期待、などアスリー…

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シリアの混乱増すと米国のクルド人政策を非難する英紙ガーディアン

◆新段階に入った内紛  シリア北部のクルド人をめぐり、隣国トルコと米国との間でさや当てが繰り広げられている。米国が過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦でクルド人を動員し成果を上げた一方で、存在感を増すクルド人に隣国ト…

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米国のリベラルの矛盾 個人の自由、家族崩壊招く

軍の権威は左右ともに認める  昨年、「宗教国家アメリカのふしぎな論理」(NHK出版新書)を出した国際基督教大学学務副学長の森本あんりが「Voice」2月号の「著者に聞く」の中で、米大統領選挙におけるドナルド・トランプの勝…

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18年春闘でそろって企業にデフレ脱却へ賃上げを求めた各紙社説

◆東京さえ成果を期待  17日付読売「デフレ脱却を固める賃上げに」、日経「賃上げでデフレ脱却への決意を示せ」、18日付朝日「試される経営者の見識」、東京「まずはデフレ脱却を」、22日付産経「賃上げも人材への投資だ」――。…

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防犯カメラ設置をめぐる「虚偽報道」にだんまりを決め込む朝日と東京

◆刑法犯が大幅に減少  犯罪が大幅に減っている。そんな吉報が先週、伝えられた。昨年1年間の刑法犯が戦後最少だったという。前年比8%減の約91万5000件で、15年連続の減少。ピーク時の2002年(285万件)の3分の1に…

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図らずも米国の大量消費・廃棄社会の弊に気づかされるNW日本版

◆CO2対策で違和感  ニューズウィーク日本版(1月16日号)「地球を救うビジネスモデル」の記事は異常気象をテーマにした記事だが、それを克服する方策や切り込み方に違和感がある。  「自然資本が枯渇するほど急速な経済成長を…

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トランスジェンダーを主人公にしたNHK「女子的生活」の家庭破壊思想

◆反権力的風潮を反映  NHKがテレビ放送を開始したのは1953年2月。同年8月には、日本テレビが開局している。テレビ界は今年、放送スタートから65年になる。人間で言えば、高齢者の仲間入りだから、円熟味を増してバランスの…

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日中協力説く「公」「自」紙、「一帯一路」に慎重であれ

日中協力説く「公」「自」紙、「一帯一路」に慎重であれ

尖閣狙う中国利する恐れ  尖閣接続水域内に潜水艦。中国軍艦も進入――。尖閣諸島をめぐって11日に新たな衝撃が走った。政府は12日、中国の「商」級攻撃型原潜であることを確認し、「新たな形での一方的な現状変更」だと中国側に抗…

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立憲民主の新年挨拶回り、労組など新年会をはしご

左翼系団体の基軸政党に  「右でもなく左でもなく前へ進む」と立憲民主党の枝野幸男代表は中道をアピールした。「新しい選択肢を掲げたい。一緒に進んでほしい」と衆院選最後の訴えをした昨年10月21日、地元さいたま市でのことだ。…

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「赤旗」に民進議員名簿、希望との会派協議に息巻く

応援記事が一転さらし者  民進党と希望の党の統一会派に向けた協議が大詰めを迎えた15日、一昨年の参院選での「民共共闘」、昨年の衆院選での「市民と野党の共闘」を進めた共産党の小池晃書記局長が記者会見し、これら共闘で当選した…

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尖閣に潜水艦送る習政権の本性見抜き油断ない外交を求めた産経

◆厳重抗議した外務省  中国海軍のフリゲート艦と潜水艦各1隻がこの10、11の両日に沖縄県・尖閣諸島の接続水域に入った。潜水艦は潜航して航行したもので、追尾した海上自衛隊護衛艦が東シナ海の公海上で浮上し中国国旗を掲揚した…

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中国潜水艦の尖閣航行を小さく扱い「サラミ戦術」に手を貸す沖縄2紙

◆徐々に既成事実作る  「サラミ戦術」。ハンガリー共産党のラーコシ書記長の造語として知られるこの言葉が「尖閣に潜水艦 中国の本性を見過ごすな」と題する産経13日付主張に書かれていた。  尖閣諸島(沖縄県)の接続水域に中国…

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主力読者層の高齢化をうかがわせる朝日、文春の健康・医療関連記事

◆最近注目のフレイル  週刊朝日(1月19日号)はトップ記事に「老齢症候群フレイルに負けるな」を掲載した。フレイルとは聞き慣れない言葉だが、「健康と要介護の中間の時期」を指し、「最近注目されている」のだそうだ。一方、週刊…

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訪日外国人客が見いだす「日本」の良さや潜在性を伝えた新春「新報道」

◆SNSが変える流れ  驚きの瞬間や笑える一発芸、干支(えと)の戌(いぬ)年にちなんだ愛犬のかわいい仕草など、お茶の間で視聴するテレビでもネット上にあるような投稿動画の映像が目立つ。ネット時代は情報の流れをいろいろと変え…

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経済社説で今年を課題解決の好機と強調し取り組み訴えた日経、産経

◆就労と年金を再検討  2018年最初の東京株式市場は、日経平均株価(終値)が741円高の2万3506円と26年ぶりの高値を付けるなど、幸先の良いスタートを切った。そんな新年の経済社説で、今年を課題解決の「好機」と捉え、…

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憲法改正論議で俎上に上げるべき家族条項に触れようとしない各紙

◆優しさと力の源泉に  お正月が過ぎると毎年、歌手の中島みゆきさんの『帰省』が心に響いてくる。  ♪遠い国の客には笑われるけれど、押し合わなけりゃ街は 電車にも乗れないまるで人のすべてが敵というように肩を張り肘を張り 押…

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