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毎日だけ「緊急条項の検討」説いた大震災5年めぐる憲法論議の低調

◆実際起きた緊急事態  東日本大震災から5年、緊急事態への対応が改めて問われている。憲法には緊急事態が起きたときに、どうするかという規定が書かれていないからだ。このことについて政治家でこう言った人がいた。  「これは恐る…

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大学評価基準の変質が注目されるサンデー毎日「近大志願者数日本一」

◆志願者日本一の近大  日本の大学の多くは、その深刻度において濃淡はあるが、いずれも少子化の影響で受験者の数が減っていて現状維持に苦心している。そんな中、近畿大学(本部・大阪府東大阪市)は、3年連続で志願者数日本一を達成…

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「トランプ米大統領」をスーパーチューズデーで考え始めた「新報道」

◆「暴言は信念」と警告  米大統領選の民主・共和両党の候補者指名争いがたけなわだが、15日のミニ・スーパーチューズデー(オハイオ、フロリダなど5州)には大勢が決まるかもしれない。特に共和党は、1日のスーパーチューズデー(…

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温暖化対策で原発活用を論じた読売と脱原発の独を持ち上げた毎日

を議論  昨年12月のCОP21(国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議)で採択されたパリ協定は、世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べ「2度を十分に下回る」ことを目指す、とした。条約に加盟する196カ国・地域すべて…

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「赤旗みたい」と共産党員絶賛の朝日・高橋純子氏が“臭い”闘争礼賛

◆「トイレ」云々コラム  かつて朝日に松井やよりという女性記者がいた。  「赤い牧師」として知られた東京山手教会の平山照次牧師の娘で、一家挙げて共産主義に傾倒し、弟は共産党員の反米活動家だった。彼女は同僚の朝日記者から「…

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安倍政権批判の朝日コラムに大御所使って集中砲火を浴びせる新潮

◆文春の「特ダネ」連発  週刊文春の「特ダネ」連発は止まりそうもない。3月10日号では「河井克行補佐官の暴力とパワハラ」を載せている。パワハラは地位権力のある人で自信家ならば、ありがちなことだが、暴力となると話は違ってく…

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オバマ大統領の中東政策の失敗を指摘しリビア介入を訴えるWSJ紙

◆急速なIS勢力拡大  米軍は2月19日にリビア北部サブラタの過激派組織「イスラム国」(IS)の訓練施設を爆撃した。この爆撃で約40人が死亡したとみられている。  オバマ米大統領は、ISの浸透が指摘されるリビアに対する軍…

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G20で安定に行動求めた保守系、緩和依存に決別求めたリベラル紙

◆現状容認と現状批判  世界的に株価が乱高下を繰り返し金融市場の動揺が続く中、その沈静化を目指した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が、動揺の震源地の一つ、中国の上海で開かれた。議長国はもちろん中国である。…

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性差否定するフェミニズム思想の下のLGBT広報に手を貸す産経

◆目を疑う生活面記事  「産経よ、お前もか」。思わずそう言いたくなった。産経らしからぬ記事が26日付生活面に載ったからだ。タイトルには「LGBT支援団体が啓発冊子 医療や福祉を受けやすく」とある。  どんな記事かというと…

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国際情勢を宗教や歴史を含む地政学から読み解くダイヤモンド特集

◆重要性増す「地政学」  シリアをはじめとする中東諸国、アフガニスタンやパキスタンなどの中央・南アジア、ロシアとウクライナの対立、ミサイル実験で世界から非難を浴びる北朝鮮、そして南シナ海の南沙・西沙諸島を軍事拠点化する中…

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社会党“終焉”を扱った「ニッポンの過去問」で見える万年野党の原因

◆20年で民主も新党へ  安保法制廃止を叫び、共産党とも手を組む昨年来の民主党はかつての社会党に似てきた、と考えられるところ「日本社会党“終焉”」というタイトルの番組が目にとまった。11日深夜のTBS「上田晋也のニッポン…

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外務省「慰安婦」国連説明に「遺憾」で議論を深めたくない朝日の本音

◆国際社会に誤報影響  辞書を引けばすぐ分かるとはいうものの、何となく分かったようでいて、実は正確にはよく分からない微妙な表現に「遺憾」という用語がある。広辞苑には「思い通りにいかず心残りなこと。残念。気の毒。」と出てい…

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慰安婦問題に国連で朝日捏造誤報の政府説明を正確に報じない朝日

◆手のひら返した朝日  「目が点になる」と産経抄(同紙1面コラム=20日付)は言っている。目が点になるとは驚きあきれ、呆然とすることを指すが、産経抄ならずとも目が点になったはずだ。  ジュネーブで16日に開かれた国連の女…

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朝日鼎談で仏の「非嫡出子が半分」を評価する自民・野田氏の不見識

◆“売れる素材”放さず  週刊文春が2月18日号で宮崎謙介衆院議員(当時)の「ゲス不倫」を暴いて、辞職に追い込んだが、それだけで済むとは誰も思っていなかった。会見で宮崎氏は他にも女性問題があったことを認めていたからだ。予…

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「朝日」で憲法に触れず法律つくれば「同性婚」できるとAKBに説く学者

◆若者層をターゲット  今年夏の参院選から選挙権年齢が「18歳以上」になることから、憲法や政治についての若者向け入門書の出版が相次いでいる。中には、アイドルグループ「AKB48」のメンバーと政治家や専門家を対談させて発売…

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内外需の弱さにもかかわらず来春の消費再増税の是非に触れぬ各紙

◆構造改革求める日経  15年10~12月期の国内総生産(GDP)は、実質で前期比0・4%減と2期ぶりのマイナス成長だった。個人消費や輸出が振るわず、日本経済は依然足踏み状態である。  各紙の論評はどうか。社説の見出しは…

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弾道ミサイル実験に北朝鮮の「衛星」を擁護する沖縄タイムスコラム

◆中国さえ「ミサイル」  「号外」が異例のハイペースだという。産経の話だが、同紙の号外(電子版)は今年すでに11枚。ロンドン五輪と衆院選のあった4年前が1年間で63枚だったと言うから、なるほどハイペースだ。長町望・整理部…

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大相撲のグローバル化を日本の伝統から論じたNW日本語版コラム

◆強者が生き残る角界  大相撲初場所で初優勝した大関琴奨菊(31)は、胸筋断裂などけがで泣いた期間が長かった。それでもめげずにコツコツと稽古し、優勝時の会見では「ある程度、根拠も自信もあった」と話している。大したものだ。…

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北ミサイル発射/各紙説く制裁の理由に拉致問題明記を求めた産経

◆中国に制裁決議促す  北朝鮮が7日朝に国際社会の度重なる自制要求を無視し、「衛星」と称して長距離弾道ミサイルを発射した。年初の4回目の核実験強行に対する国際社会の轟々(ごうごう)たる非難が続き、国連安全保障理事会が追加…

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陸自情報収集に「違法性」5人中4人を取り消した二審に朝・読の差

◆「違法」強調する朝日  情報は何事をするにも欠かせない。判断を下したり、行動を起こしたりするための、よりどころとなるからだ。それが安全保障となると、なおさらそうで、より精度の高い情報つまりインテリジェンスが欠かせない。…

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金銭授受の告発者に動機語らせ「悪事の不首尾」を「正義」で切る文春

◆なぜ情報を流したか  「嵌(は)められたのではないか」という声が多い甘利明前経済再生担当大臣への不正献金疑惑。用意周到に金銭授受の記録や面談の録音をしていたことから、そう見られるのも無理はない。これに対して、週刊文春が…

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リビア軍事介入で「説得力のある説明」求め慎重姿勢を示すNYT紙

◆後手に回る米の対応  「アラブの春」で独裁政権が崩壊したリビアの混乱が収まらない。世俗的な民族派とイスラム勢力が東西に分かれて対立、内戦状態にあるからだ。その混乱に乗じて、過激組織「イスラム国」(IS)がリビアへの侵入…

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日銀「マイナス金利」に「決意」「限界」「懸念」などと評価分かれた各紙

◆株価対策に読売理解  日銀が「マイナス金利」の導入を決めた。1年3カ月ぶりの追加緩和策で、2月16日から適用する。  マイナス金利は欧州の一部の国で適用されているが、日本では今回が初めて。金融機関が日銀の当座預金に必要…

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