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米軍熊本被災地支援に誤報に基づく反オスプレイ報道する朝日など

◆嘆く元海兵隊関係者  「はあー、情けない、情けない。政治的な主張と、災害対応は分けて考えるべきです。少なくとも今くらいは、意味のない議論はやめなさいと言いたいです」  こんな嘆息を漏らすのは東日本大震災で米軍「トモダチ…

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確執や勢力図を強調し焦点ぼやけるダイヤモンド誌「日本の神社」特集

◆神社界の実態を紹介  世界を揺るがす国際的な事件や経済事象に宗教が大きく絡んでいるとはよく指摘されることである。現在の中東で起こっているIS(「イスラム国」)問題しかりで、イスラム教の教義や歴史、さらに、それらを前提に…

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精子提供で出産するレズビアンの倫理無視に「NO!」と言わない日経

◆現状容認に傾く論調  同性カップルを「結婚に相当する関係」と認めて証明書を発行する、東京都渋谷区のパートナーシップ条例を施行してから4月で1年になる。これに合わせて、過去1カ月間は、いわゆる「LGBT」(性的少数者)に…

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「パナマ文書」でG20に焦点ぼけの構造改革一般論になった各紙社説

◆日経も税逃れに重点  米ワシントンで開かれていた主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が閉幕した。  開幕前、不確実性が増し低成長にあえぐ世界経済をいかに立て直すかがG20会議の大きな焦点だったが、突如、…

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熊本地震の余震が続く中で原発の不安を煽り立てる朝毎などの社説

◆記録的災害続く日本  「地震、雷、火事、親父」。古来、日本人は怖いものの筆頭に地震を挙げてきた。  明治期の『日本災異誌』によれば、允恭(いんぎょう)5(416)年から明治17(1884)年までの間に起こった自然災害の…

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政治資金問題で突っ張る民進・山尾氏に新たな疑惑をぶつける新潮

◆“猟犬”の本能で追及  週刊新潮が執拗(しつよう)(?)に民進党の山尾志桜里(しおり)政調会長を追っ掛けている。「地球5周分のガソリン代」を「秘書が、秘書が」という言い訳だけで逃げ切れるとでも思っているのだろうか。元検…

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選挙モードの政党テレビ討論で争点にされる「アベノミクス」の成否

◆黒塗り印象操作続く  衆院補選が北海道5区・京都3区で告示され、政界は参院選に向け選挙モードになった。国会の駆け引きもメディア向け発言も選挙のうちだ。3月には民主党と維新の党が民進党を結党。慣れない党名にテレビの政治討…

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厳しい国際情勢を共通認識したG7外相会合を角度付きで論じる朝日

◆核廃絶の理想と現実  「原爆がもたらした被害に触れた経験を、核兵器廃絶への歩みを加速する原動力にしてもらいたい」(朝日)、「この会合を、核のない世界に向けた確かな一歩にしたい」(毎日)、「『核なき世界』をめざす大きな一…

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憲法「前文」に国柄書くのは世界の常識と知るべき朝日の自民案批判

◆社会党が嘆いた悪文  現行憲法の前文は「悪文」として知られる。憲法案が審議された第90回帝国議会(1946年)で日本社会党の鈴木義男議員は党を代表して前文に疑問を呈した。  「まことに冗漫であり、切れるかと思えば続き、…

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独白する俳優・坂上忍のエッセイが面白い、新潮連載の「スジ論」

◆玉石混淆のエッセイ  かつて新聞小説が隆盛だったころ、明日の新聞が待ち遠しくてたまらない、と言う主婦や、新聞購読をやめたくてもやめられない、というせわしない人を結構見掛けた。連載小説を読みたいと新聞購読を申し込む女性の…

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3月日銀短観の景況感予想の悪化にも反応が鈍く論評が少ない各紙

◆読売は厳しく問題視  民間経済調査機関の予想通り、3月日銀短観による景況予想は良くなかった。大企業製造業で2期ぶり、大企業非製造業では6期(1年半)ぶりの景況悪化だった。  日本経済はこのところ、国内総生産(GDP)成…

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フェミニズム的国連勧告で最高裁に抗い夫婦別姓導入へ誘導する日経

◆頻繁に不適切な勧告  国連憲章を起草した米外交官アルジャー・ヒスがソ連のスパイだった話は有名だが、創設期の国連で忘れてはならないもう一人の人物がいる。国連人権宣言を起草したエレノア・ルーズベルトだ。  彼女はフランクリ…

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若手議員にスキャンダル続出、タガが緩み”政治の劣化”進む与野党

◆「元愛人」が暴言告発  若手議員のスキャンダルが続いている。「自民一強」が続き、与党のタガが緩んでいるだけでなく、野党からもお粗末な政治資金問題が出てきている。全体に“政治の劣化”が進んでいるのだろうか。  今や「毎週…

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パキスタン・テロの一因に過激派利用する政府挙げるガーディアン

◆「大量虐殺」に危機感  世界各地で過激組織「イスラム国」(IS)の同調者によるテロが頻発している。3月下旬にはパキスタン東部パンジャブ州の州都ラホールで自爆テロが起き、イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動」(TT…

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民進党結党に共産党との関係どうするか路線の明確化を迫った産経

◆各紙とも厳しい論調  衆院議員96人、参院議員60人の合わせて両院156人の勢力。民主党と維新の党による合流新党「民進党」が27日に都内で結党大会を開き、正式に旗揚げした。「国民とともに進む国民政党となる」「野党勢力を…

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教科書検定にマルクス流の「国家は悪者」批判を繰り返す朝、毎、東京

◆領土記述増加に難癖  『疑問だらけの中学教科書』と題する本が出版されたのは、ロナルド・レーガン氏が米国第40代大統領に就任した1981年のことだ。  著者は森本真章氏(筑波大学講師)と滝原俊彦氏(帝京女子短期大学教授)…

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高齢者問題や宗教など社会ネタを特集する東洋経済、エコノミスト

◆社会の変遷読み解く  経済誌といえば、金融やマクロ経済など国内外の経済情勢や動向を分析・予測することを主なテーマとしているが、近年の誌面の趨勢(すうせい)を見るとそうでもないらしい。糖尿病やうつ病といった病気をテーマに…

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緊急条項改憲にヒトラー独裁を持ち出し印象操作が露骨な「報ステ」

◆改憲阻止の放送姿勢  放送法が求める「政治的公平性」を逸脱するような報道姿勢で何かと物議を醸したテレビ朝日「報道ステーション(報ステ)」キャスターの古舘伊知郎氏だったが、3月末をもっていよいよ降板となる。古舘氏の「報ス…

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国際金融経済分析会合に各紙批判の中、建設的な産経、中立的な日経

◆衆院解散勘繰る朝日  政府が5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で、議長として世界経済に関する議論を主導していく上での参考意見を聞く場として、「国際金融経済分析会合」を実施している。  会合ではジョセフ・スティグリ…

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川内原発周辺の放射線量計に事実を理解せず住民の不安を煽る朝日

◆反原発派に偏る朝毎  ノンフィクション作家の門田隆将氏が産経20日付「新聞に喝!」で、「全国紙は福島の復興を望まないのか」と東日本大震災5周年の記事に疑問を突き付けている。全国紙とは毎日と朝日のことだ。  毎日には福島…

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過剰診断の甲状腺がんを「異常に多い」と煽る報ステを特集する新潮

◆“扇動”に近い”主張”  シナリオもあり、打ち合わせもある、言ってみれば“なあなあ”のプロレス中継を生業としていたアナウンサーがニュース番組のキャスター席に座って、「お~っと、これは強烈なキックだー!」と中継すれば、視…

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レズビアンがどう妊娠したのか説明を避けたNHKのLGBT特集

◆子の成長に疑問あり  最近のNHKを見ていると、「同性婚」の法制化に前のめりになっていると強く感じるが、その印象をますます強める番組があった。今月4日放送の「ニュース シブ5時」だ。  「“家族”をつくりたいLGBTの…

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高浜原発差し止め、最高裁判示を無視した決定を批判する読、産

◆仮処分の後の悪影響  今年1~2月に再稼働した関西電力高浜原子力発電所3、4号機(福井県高浜町)に対して、福井県に隣接する滋賀県の住民29人が運転差し止めを求めた仮処分で、大津地裁(山本善彦裁判長)は9日に、関西電力に…

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