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袴田事件再審決定の見出しにマルクス主義がにじむ朝日の印象操作
◆14版「国家が陥れた」 静岡県で1966年に一家4人が殺害された「袴田事件」の再審が決定し、死刑が確定した元プロボクサー袴田巌さんが48年ぶりに釈放された。これを報じる新聞にはベタ白抜きの大見出しが躍った 。 驚愕…
大学本来の在り方の追求ほしい毎日、朝日「大学合格者ランキング
◆合格の秘訣を詳しく サンデー毎日、週刊朝日が毎年恒例の「大学合格者高校別ランキング」を掲載している。先週に続いて今週号は、東大や京大などの後期試験の結果、旧帝大、合格発表の早い早慶など私立大学の高校別の合格者数をラン…
クリミア編入問題扱う報道番組でロシア側の理屈も拾った報ステS
◆「G7」が日本の選択 ロシアがウクライナのクリミア自治共和国を編入したことを受けて、23日放送の報道番組はこの問題を多く扱った。ロシアをめぐっては、先月の華やかなソチ冬季五輪の話題が、兵士と装甲車の映像に変わるドラス…
クリミア危機でロシアのウクライナ東部侵略を懸念し警告した朝日
◆急展開を先読みせず ウクライナ危機が深刻の度を一層深めている。ロシアによるウクライナ南部クリミア編入が“悪は急げ”とばかりに一気呵成(かせい)に暴走したからだ。ロシア軍が軍事介入し事実上、掌握したクリミアで3月16日…
竹富町の違法教科書使用、石垣市の革新市長候補を沖縄紙が後押し
◆反育鵬社で違法採用 沖縄県竹富町が法律に違反し勝手に採択した教科書を使っている問題で、下村博文文部科学相が地方自治法に基づいて是正要求を行った。国が市町村に直接発動するのは初めてのことだ。 いったい何が起きているのか…
「STAP細胞」の疑惑でもリケジョ・小保方博士に興味本位の文春
◆正面から捉えた新潮 “夢の細胞”など存在せず、捏造(ねつぞう)論文で日本は世界で恥をかくのか? 世界の科学界を騒がせている「STAP細胞」について、理化学研究所が「中間報告」を発表した。だが、それを見ても、あまりは…
「精子提供」受け“独り妊娠”というネット社会の暗部追った「クロ現」
◆見知らぬ男から入手 ネット社会とは言え、いろんなサイトがあるものだ。ベビーシッター紹介サイトはその一つだが、それを介して男に預けた幼児が遺体で見つかるという事件が起きて、厚生労働省は預ける相手の身元確認をするなど、注…
若田さんISS船長就任に際し日本の有人宇宙の将来懸念する産経
◆日本人初に社説1紙 国際宇宙ステーション(ISS)に、昨年11月から長期滞在している若田光一宇宙飛行士が9日に、第39代のISS船長に就任した。ISS船長は、奥村直樹・宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事長が若田さん…
中国の軍拡を問題にしても批判は米国に向ける朝日のねじれた報道
◆疑問出る紙面審議会 朝日の紙面審議会で、委員をつとめる奥正之氏(三井住友フィナンシャルグループ会長)が特定秘密保護法をめぐる朝日の報道姿勢に疑問を呈している(4日付)。 奥氏によると、朝日は昨年10月までは安保関連…
中国の経済・金融危機の実態を分析するエコノミストの「思想」軽視
◆世界経済に影響危惧 2010年9月、尖閣諸島で起こった中国漁船のわが国巡視船への衝突事件以降、日中両国の間に溝ができ、安倍政権以降も靖国神社参拝、歴史問題などで軋轢(あつれき)が増幅している。折しも10年は中国がGD…
東日本大震災3年に復興はこれから本番と意識付けした「日曜討論」
◆災害に貴重なラジオ 東日本大震災から3年――。死者・行方不明者は1万8000人を超え、26万7000人以上の人々が避難生活を余儀なくされている。マグニチュード9の巨大地震と大津波、原発事故は、豊かになった時代に想像も…
ウクライナ危機、ロシアのクリミア介入に中国意識し警告した産経
◆ロシア軍が支配下に 皮肉なことに、平和の祭典であるロシア・ソチ冬季五輪に続いてソチ冬季パラリンピックが開かれている最中に、ソチに近い同じ黒海沿いにあるウクライナ南部のクリミアをロシア軍が軍事介入し事実上、掌握した。欧…
集団的自衛権に戦争イメージ膨らませた誘導質問する朝日世論調査
◆国際常識説く「正論」 「集団的自衛権」。今年に入って随分、この言葉を耳にする。とりわけ3月に入って新聞紙面に載る頻度が高まった。安倍晋三首相の私的諮問機関、安保法制懇が「行使」を認める要件をほぼ固めたからだ。国会で予…
売れる“韓国叩き”ものに頼って記事が上滑り気味になる新潮、文春
◆やられっ放しの日本 「慰安婦」問題は消しようもないほどの勢いで燎原(りょうげん)を焼き進んでいるように見える。しかも「慰安婦」だけでなく「靖国」「竹島」「東海併記」など、韓国が次々に日本に繰り出してくる攻撃の矢は執拗…
子宮頸がんワクチン副反応で「心身反応」決めつけ諫めた「時論公論」
◆究明に努める日テレ 重篤な副反応を訴える子供たちが相次いでいることから、接種奨励が一時中止されている子宮頸(けい)がんワクチンに関する厚生労働省の副反応検討部会の審議が大詰めを迎えている。接種奨励が再開されるか、どう…
降水観測衛星の打ち上げで「環境」の国際貢献を強調した産経と本紙
◆実質的商業打ち上げ 地球全体の雨や雪の降水状況を観測する「降水観測衛星」が2月28日の早朝、鹿児島県の種子島宇宙センターから、H2Aロケット23号機で打ち上げられた。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。 …
女性を家庭の外の仕事にかり出し「マタハラ記事」載せる毎日の矛盾
◆「敵は会社」毎日も? 「マスコミ業界 マタハラの実態」。毎日2月24日付夕刊「特集ワイド」からこんな見出しが目に飛び込んできた。マタハラとは、マタニティーハラスメントのことで、「妊娠、出産はもちろん、広くは育児中の働…
新企業の将来的見通しを言及すべきアエラ「ベンチャーブーム」記事
◆新規株式公開が増加 ベンチャー企業といえば、わが国では野心はあるが経営の先行きが不透明な企業とみる向きがあるが、景気の回復傾向を追い風に、起業を後押しする取り組みが進んでいる。アエラ(3月3日号)は「資金も人材も充実…
集団的自衛権解釈変更問題を石破・前原両氏で聞かせた「時事放談」
◆「立憲国」批判に一石 どこの国でも当たり前の一言で済む話が日本では複雑な物議を醸す。憲法9条と自衛権をめぐる問題は戦後政治の主要な争点となってきた。政府は自衛権を個別的、集団的、さらに両権利の行使と四つの概念に分解し…
“真央ちゃん”賛辞をファン目線で豊かな共感にした読売「編集手帳」
◆名言紡いだ各コラム 雪と氷の上の熱戦17日間。ソチ冬季五輪(ロシア)が23日(日本時間24日未明)に幕を閉じた。日本の獲得メダル数8(金1、銀4、銅3)は、8位までの入賞数28とともに海外開催の五輪では過去最多。国内…
教育委員会制度見直しを批判する朝日が触れぬ左翼教組の政治介入
◆朝、毎、東の戦前合唱 自民党が教育委員会制度の見直し案をまとめ、公明党と詰めの協議を進めている。まだ紆余(うよ)曲折がありそうだが、「形骸化していた教委制度の抜本改革」(下村博文文科相)へ動きだした。見直し案は教育委…
東京、群馬、山梨の大雪孤立地帯に入った新潮が示す冬停電の深刻さ
◆教訓となる雪害現場 “歴史的大雪”に見舞われた日本列島。特に普段大雪の降らない関東甲地方では孤立地区や停電、物流の停滞で、いまだに正常な生活が取り戻せていない所がある。 14日(金曜日)から降り始めたこの冬2度目の…
児童ポルノ法改正で“後進国”の実態浮き彫りにした「深層NEWS」
◆認識不足ある日本人 18歳未満のヌード写真などを規制する法律がなかったわが国で、「児童ポルノ禁止法」が施行したのは1999年11月だから、今年秋でちょうど15年になる。それ以前は子供のヌード写真集が一般の書店の棚に堂…